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2003年 3月 12日 [ トピックス ]
No.113-2:県職員による政策情報誌『でるくい』発行
●政策実施の「知恵と汗」を掲載
富山県庁の職員による政策情報誌『でるくい』第17号が発行された。本誌は、富山県のユニークで優れた政策を紹介する場、また県職員の情報共有、政策論議の場を提供することを目的に平成8年度に創刊。富山県が実施してきた政策の「知恵と汗」、県職員の生の声を紹介する情報誌として、県職員はもちろん、県内外の人々に反響を呼んでいる。
今号の特集テーマは「とやまに足りないもの」。県職員をはじめ、日本政策投資銀行・岩崎正敏富山事務所長らが、富山に足りないものは何なのか、それを補うためにはどうしたらよいのか、さまざまな視点から自らのアイデアを寄せている。県のイメージアップ戦略を紹介する「富山県の知吊度を高める秘策! “トヤマケンV”」、富山県内の高校が甲子園で勝ち進み日本一になるための強化策について熱く語る「富山の高校野球に提言」、全国各地の街づくり事例をまとめた「にぎわいのある市街地―先例から学ぶ」、全国各地に移り住んだ筆者が目ざとく富山のお宝を発掘し、その活かし方を提案した「“旅の人”兼“立山大使” からみた富山のお宝―あるもの、あればよいもの」などが紹介されている。読み進んでいくと、富山には足りないものがある反面、大きな魅力や良いところがたくさんあることを再発見させられる。
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●富山の元気を考える
連載頁の「日本の元気は富山から」では、富山県の総合計画がめざす「水と緑といのちが輝く 元気とやま」の“元気”をキーワードに、“富山は元気なのか?”を考えている。富山社会人大樂塾塾長や富山市市民のまちづくりの会世話人、県職員らが参加し座談会を開催。町を元気にしたイベントの事例、祭りへの思い、都会と比較した場合の富山の良さ、元気の源である子どもたちへの教育の大切さ、県民から行政への提言などが紹介されている。
このほか、「チューリップの新品種開発にかける夢」、「富岩運河活用検討調査」などが掲載されており、富山県の発展のために試行錯誤する県職員の地道な活動を垣間見ることができる。
なお、誌吊の「でるくい」には、出るくいを叩くのではなく、伸ばすことの意が込められている。発行は、年2回(3月、10月)で、富山県内の主要書店や県民会館刊行物センターのほか、今号から東京・有楽町の「いきいき富山館」でも販売予定(1冊600円)。バックナンバーは、県のホームページからも見ることができる。
問い合わせ
●富山県総合政策課
TEL076-444-9608
http://www.pref.toyama.jp/sections/1111/derukui/derukuihome.html