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2004年 2月 24日 [ トピックス ]
No.136-1:富山湾岸と砺波平野を「忍者ハットリくん」列車で旅しよう
●子どもたちの人気を集めそう
「忍者ハットリくん」列車が、3月27日(土)からJR氷見線と城端線で運行を始める。氷見市出身の漫画家、藤子不二雄Aさんの原画「忍者ハットリくん 氷見を翔ぶ」、「いきいき富山 夢列車」を基にラッピング塗装したユニークな車両を両線に走らせるもので、夢ある街づくりの起爆剤として期待が高まっている。
氷見線・城端線に「忍者ハットリくん」をはしらせる実行委員会(会長:清水五郎氷見商工会議所会頭)が公共交通の活性化と地域振興を目指し、JR西日本、藤子スタジオと企画調整を図りながら計画を進めてきた。
3月27日には氷見駅で藤子さんを迎えての出発式が行われる。藤子さんの生家、光禅寺住職による安全祈願祭などのあと、12時54分に高岡駅に向けて2 両編成の臨時列車が出発する。27日は氷見線・高岡〜氷見駅間2往復、28日(日)から3両編成の通常ダイヤで1日6往復する予定だ(城端線は便数調整中)。
●春には城端線の車窓からチューリップ畑を
氷見線は全長16.5kmで、高岡駅と氷見駅を30分ほどで結ぶ。雨晴海岸付近では、車窓から富山湾に浮かぶ男岩、女岩、義経岩と立山連峰の雄大な景観を眺めることができる。一方の城端線は全長29.9kmで、高岡駅と城端駅を50分ほどで結ぶ。県内初の鉄道として明治30年に一部区間が開通し、百年以上の歴史を刻んでいる。砺波平野を走る列車からは、春に色とりどりのチューリップ畑が見られるのも魅力といえる。
なお、「忍者ハットリくん」は昭和39年に漫画月刊誌で連載がスタートした作品だ。今夏には香取慎吾さん主演の映画も公開される予定となっている。氷見市内を流れる湊川に架けられた虹の橋では、忍者ハットリくんなど7体のキャラクター・人形が9時から19時までの1時間毎に4分間のファンタジックなショーを繰り広げ、子どもたちの人気となっている。忍者ハットリくんが何かと注目を浴びそうな今年。「忍者ハットリくん」列車で富山を旅してみよう。
問い合わせ
●氷見線・城端線に「忍者ハットリくん」をはしらせる実行委員会(氷見商工会議所内)
TEL.0766-74-1200