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2004年 6月 16日 [ トピックス ]
No.148-2:富山の食文化をめぐる激論と爆笑バトル「えっ富山ちゃ そーなんけ!? パート3 食文化編」VHS・DVD発売〜1名様にプレゼント!
●食文化:お雑煮は「おすまし系」、「ごった煮系」?
KNB(北日本放送)のアナウンサー15名が集合し、富山の文化について激論を交わす新年会の模様を収録した「えっ富山ちゃそーなんけ!?」がDVD107分:2,480円、VHS87分:2,980円で発売された。「方言編」1&2に続き、シリーズパート3となる今回のテーマは「食文化」。県内出身アナと県外出身アナが爆笑バトルを繰り広げながら、豊かな自然に恵まれた富山ならではの食材や料理を取り上げ、富山の食文化の奥の深さを体感するという趣向。
まず、家庭のお雑煮の種類で分かれて席替え。お雑煮をお餅のほかにほとんど具が入らない「おすまし系」(西日本)、鶏肉や甘エビ、ニンジン、ゴボウなど具たくさんの「ごった煮系」(東日本)で分けると、富山県西部の出身アナは西日本出身アナと同じ「おすまし系」、県東部の出身アナは東日本出身アナと同じ「ごった煮系」といった傾向がはっきり。東西文化の境界線上に位置する富山県のお雑煮事情はまさに日本の縮図を見るようだった。そしてお雑煮からお餅の話題に移り、富山県人の異常(!?)なほどのお餅好きが判明。富山県で多く栽培されている餅米・新大正餅ののびのよさや、福光町の餅つき太鼓などが紹介される。
●“おめでたい”をおすそ分けする鯛のかまぼこ
新年会では、食にちなんだ日本一が登場。例えば、富山は「昆布の消費量日本一」。年配の女性の必携が昆布、といった話や、黒とろろ、おぼろ、白とろろの違いを昆布の削り出しの現場で納得する体験ルポなどが挿入されている。「コロッケの消費量日本一」(当時)の解説では、富山県人は大の魚好きで、メインディッシュに魚料理、サブにはコロッケを好む傾向があるためと分析。魚料理とコロッケの意外な組合せが明らかとなる。
県外出身アナが驚嘆するのが、結婚式の引出物に使われる大きな鯛のかまぼこ。“おめでたい”をおすそ分けしようと、包丁で切って隣近所に配る風習や、かまぼこ作りでフードマイスターの称号を持つ職人の熟練のテクニックが紹介されている。全国に知られる氷見の寒ブリにちなんでブリ歳暮の風習もクローズアップ。実家から嫁ぎ先へ贈られる重さ10kgほどのブリに県外出身アナが唖然となる姿もおもしろい。激論の末、「富山は海の幸が豊か。それを支えるのが自然の山々、そして山の栄養分を運ぶ川があるから魚が育つ」という締めの言葉で新年会はお開きとなる。
「えっ富山ちゃそーなんけ!?」をPRする宮入アナ(写真右)は「海のない長野県出身ですから、富山の魚のおいしさには感動しました。昆布を持ち歩いている年配の女性がいらっしゃることにも驚きでした。富山に来て初めて昆布〆を知りましたが、初めはどうやって食べていいのかわからなくて(笑)」。岩手県出身の中里アナ (写真左)は、「富山のかまぼこに板がないのが不思議です。また、富山のお好み焼き屋さんには、イカ、タコ、ブタ玉などと並んで昆布とありますが、県外出身者にとってこれも驚き。富山の方の昆布好きがわかります。とろろ昆布のおにぎりは微妙なしっとり感があって、おいしいなと思えるようになりました」と富山の食について話す。
富山の食文化の不思議が満載の「えっ富山ちゃ そーなんけ!?」は、富山を知りたい方にとって、格好の入門編といえる。なお、パート1と2を合わせた「方言編」も発売中。(DVD111分:2,480円、VHS96分:2,980円)
今回、このパート3の発売を記念し、DVDをパート1&2とセットで1名様にプレゼントします。電子メールに、郵便番号・住所・氏名・電話番号、記事を読んでのご感想をご記入のうえ、表題を「えっ富山ちゃ そーなんけ!?」と明記してkoho1@pref.toyama.lg.jpへお送りください。締切りは6月20日(日)。(発表は発送をもって代えさせていただきます。)
問い合わせ
●北日本放送報道制作局
TEL.076-432-5555
FAX.076-433-8539
http://www.knb.ne.jp/
※ 販売に関することは
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http://www.knb.ne.jp/knbe/