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2004年 10月 20日 [ トピックス ]

No.166-1:砺波地域の食文化を体感!「食祭とやま2004in砺波」開催


●富山の大地の味覚を堪能できる

 10月23日(土)・24日(日)、富山県西部体育センター(砺波総合運動公園内)で、県内最大の食の祭典「食祭とやま2004in砺波」が開催される。会場となる砺波地域は、庄川の伏流水と肥沃な大地に恵まれ、水稲やチューリップの球根、野菜などが数多く栽培されている。また散居村で全国的に知られ、今年度の県イメージアップキャンペーン「水の恵みの、富山から。」のポスターでも水田地帯に点在する屋敷林がビジュアルに使われた。
 「食祭とやま2004in砺波」のキャッチフレーズは、“水と緑の恵み 食のふるさと となみ野”で、砺波地域の豊かな食文化、恵みをもたらした先人の知恵と農業、地産地消、食育活動などが紹介される。県内全市町村の特産品を一堂に集めた「特産王国とやまふれあい市」、砺波地域の郷土料理を実演する「食の伝承コーナー」、料理人・森野熊八氏を迎えた「とやま食文化フォーラム」など、富山、そして砺波地域の特産や食にふれられる企画が満載だ。砺波地域在住の「食の伝承人」12名による郷土料理の実演と試食では、干なすの炒め煮、里芋おはぎ、ゆずごはん、かぶら寿しなど、砺波地域の素朴な料理がピックアップされるので試食を楽しみにしたい。


●チューリップ染め体験でハンカチ制作

 食と農の体験イベントが充実しているのも「食祭とやま」の大きな魅力。砺波地域ならではの特色といえるのが、「チューリップ染め体験」と「里芋団子つくり体験」だ。チューリップ染め体験では、花びらから作った染料で自分だけのオリジナルハンカチが制作できる。赤や黄色とどんな色柄に仕上がるか楽しみだ。里芋団子つくり体験は、福野町や井波町などで盛んに栽培されている里芋を使って団子を作り、「ぜんざい」や「あべかわ」にして味わってみようという試み。里芋の粘りをどのようにいかして団子に活かすか腕試しといきたい。このほか、昔ばなしを聞きながらの「わらじ作り体験」、富山産のそば粉を使った「そば打ち体験」、木の実や小枝を活用した「木工クラフト作り体験」と楽しい体験が揃っている。いずれも無料となっているので、奮って参加を。当日、参加希望を受け付ける(先着順)。
 ステージでは、五箇山のこきりこ、城端の麦屋節、福光もちつき太鼓、福野のスティ−ルドラム演奏などが食の祭典を盛り上げる。来場者アンケートに答えると、先着800名にチューリップ球根がプレゼントされるのでぜひご来場のうえ、答えてみよう。




問い合わせ
●富山県庁食料政策課
TEL.076-444-3271
FAX.076-444-4410
http://www.pref.toyama.jp/sections/1613/syoku2004/index.html

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