●中沖前知事が任期満了で退任〜6期24年にわたって富山県の発展に尽くす

　これまで6期24年にわたって富山県の発展に尽くした中沖豊知事が、任期満了に伴い11月8日に退任した。中沖前知事は退任会見で、「在任中には県民の皆様の協力を得て、富山県が全国トップクラスの豊かで住みよい県としてランクされるようになるなど、数多くの事業が実現して県政は概ね順調に進展してきた」とし、「ふるさとのために全身全霊を捧げて働き、県民の皆様の役に立つことができ、大変うれしく思っている。いわば男子の本懐を遂げることができた。知事として本当に幸せであった」と思いを語った。


●石井新知事による県政がスタート〜世界に羽ばたく「元気とやま」を創造

　11月9日に、10月17日の選挙で当選した石井隆一氏※が新知事として就任した。石井新知事は、富山市出身で58歳。初登庁後の会見で「責任の重さに身が引き締まる。県民の幸せのため、全身全霊を捧げたい」と意気込みを語った。県政の最大の課題として県内経済の活性化を挙げるとともに、「活力」「未来」「安心」の3つを柱に、マニフェストに掲げた、世界に羽ばたく「元気とやま」の創造に向け、新しい県政の舵を取る。
知事は就任後、早速、中小企業経営者との緊急対話を1月末までに行うことを決定したほか、県民参加によるオープンで分かりやすい形成の具現化を図るため、今年中にタウンミーティングを開催し、予算編成、財政健全化に反映させていく方針を示した。
　タウンミーティングは現在、2会場での開催が決定している。富山市では11/27(土)午後2〜4時に富山県民会館8階のキャッスルで、定員は250名。高岡市では12/4(土) 午後2〜4時に高岡商工ビル2階大ホールで、定員は300名となっている。事前申込みなどは不要なので、当日ぜひ会場に足を運んでいただき、対話に参加してほしい。また、今後、魚津地区や砺波地区での開催も予定している。

※「たかかず」の「たか」の漢字は、正しくは「隆」の「生」の上に「一」が入った字体です。
　　ホームページでは、この字体を表示できないため、「隆」を用いています。






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