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2005年 11月 30日 [ 特産品 ]

No.224-1:富山湾の海洋深層水や富山産米などを使った特産品の開発−プレゼントも!−


 富山県立大学の環日本海機能水バイオ研究会と、太陽産業(株)は、富山のブランド米「てんたかく」、シロエビ、アルカリイオン深層水などをセットにした「焼きしろえびの炊き込みご飯セット」を共同開発した。また、富山県内で「やわらかとんかつ かつ兵衛」などを展開する(有)はなと では、黒部産有機米コシヒカリと黒部名水ポーク、海洋深層水を使った押し寿し「かつ兵衛のポーク寿し」を開発。

●焼きしろえびの香ばしさを十分に引き出す
 富山県立大学の環日本海機能水バイオ研究会と、アルカリイオン深層水「深海遊夢」などを販売する太陽産業(株)は、富山の水、富山の米、富山特産のシロエビをセットにした「焼きしろえびの炊き込みご飯セット」を共同開発した。

 水はアルカリイオン深層水「深海遊夢」(県立大と富山化学工業(株)の共同開発商品)を使用。黒部の天然水に富山湾の海洋深層水をブレンドし、電気分解したもので140の硬度を持っている。米は、富山県が開発したブランド米「てんたかく」。ヌカがきれいに取れて、うまみ層の残るBG無洗米で、精米後の鮮度維持のために窒素充填してある。洗う手間が省け、ヌカを川や海などに流さないため環境にやさしい。具材は海洋深層水と同じくらいの深度(約300m)に生息するシロエビ。“富山湾の宝石”と呼ばれるこのシロエビを素干しにしたあと塩焼きし、香ばしさを増した。だしは、いわしなどの魚醤やかつお節などを熟成させた“いしる”だしで、焼きしろえびのだしと相まって海鮮しょうゆ風味のご飯が香ばしく炊き上がる。

 調理法はいたって簡単。米を炊飯器に入れ、「深海遊夢」を米が浸かるくらいに注ぎ、30〜40分おいてからいしるだしを入れてよくかき混ぜる。そして、「焼きしろえび」を加え、残っていた「深海遊夢」を2合目盛りに合わせて入れて炊くだけ。アルカリイオン深層水の強い抽出力が焼きしろえびの香ばしさを十分に引き出し、また米の芯まで水分を行き渡らせ、ふっくらと炊きあげる点も魅力だ。

 米2合(2〜3人前)、深海遊夢500ml1本、焼きしろえび7g、いしるだし70gの1箱セットで1,260円。富山駅前CiCビルのいきいきKANや富山ステーションデパートで販売されているほか、東京・有楽町のいきいき富山館や首都圏の百貨店でも販売予定。

 なお、太陽産業(株)から「焼きしろえびの炊き込みご飯セット」を5名様にプレゼント。電子メールに、郵便番号・住所・氏名・電話番号、記事を読んでのご感想をご記入のうえ、表題を「焼きしろえびの炊き込みご飯セット」と明記してkoho1@pref.toyama.lg.jpへお送りください。<12月4日(日) 締切り。発表は発送をもって代えさせていただきます。>

●豚肉のやわらかな食感とうま味が印象的な「ポーク寿し」
 清流・黒部川が流れる黒部市からは、黒部産有機米コシヒカリとおいしい豚肉を使った押し寿し誕生の話題を紹介しよう。富山県内で「やわらかとんかつ かつ兵衛」などを展開する(有)はなとでは、黒部名水ポークを使った押し寿し「かつ兵衛のポーク寿し」を開発。黒部市観光協会の「黒部ブランド」の商品に認定された。

 黒部名水ポークは、黒部市内の4戸の養豚農家が手間暇かけて生産する高品質の豚肉。4戸合わせて出荷される豚は年間約8,000頭に上るが、このブランド名が冠されるのは約1割。その特徴は、「うまみを逃さない肉」、「適度な脂肪でジューシー」、「やわらかな食感」、「肉の臭みがほとんどない」などで、まさに厳選された豚肉だ。

 ポーク寿しは、黒部名水ポークのバラ肉を醤油だれでやわらかく煮込み、厚さ5〜6mmほどにスライスして寿し飯の上に乗せたシンプルな押し寿し。寿し飯に使われる米は、黒部川の伏流水を使って栽培された黒部産の有機コシヒカリ。口に入れると、ポークのうま味と白ごまの風味、コシヒカリのうま味がじわりと広がる。これに研究を重ねた醤油だれ、仕込み水の富山湾の海洋深層水が調和し、絶妙な味を醸し出す。

 (有)はなとの花當準一調理部長は「ポーク寿しは現在、かつ兵衛黒部店で1日限定10本ほどのテイクアウト商品(1箱800円)ですが、将来は駅弁として、また空港、高速道路のサービスエリアなどでも販売したいと思っています」と話している。




問い合わせ
<「焼きしろえびの炊き込みご飯セット」について>
●太陽産業(株)
TEL.076-433-5373
FAX.076-433-5378
http://www.taiyosangyo-japan.co.jp/

<「かつ兵衛のポーク寿し」について>
●(有)はなと
TEL.0765-54-0753
FAX.0765-54-0619
http://www.ni-po.ne.jp/~hanato/

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