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2009年 1月 7日 [ 特産品 ]
No.385-3:富山のおいしい地酒、新酒で今宵一献
新酒がおいしい季節。新年を寿ぎ、今宵一献という方も多いことだろう。「満寿泉」のブランドで知られる桝田酒造店(富山市岩瀬)から“キトキト”の文字を冠した「しぼりたて新酒」(720ml)が登場した話題と、「富山のガラスと新酒フェア」が1月5日から始まった話題をお届けしよう。
●“キトキト”のしぼりたて新酒で初春を
新酒がおいしい季節。新年を寿ぎ、今宵一献という方も多いことだろう。富山には清らかな水、いい米があり、酒づくりに適した寒冷な気候にも恵まれている。淡麗ながら、しっかりとした飲みごたえのあるものが多く、海の幸、山の幸の味わいを引き立ててくれる。富山の地酒に関する話題を2つ紹介しよう。
まず、「満寿泉」のブランドで知られる桝田酒造店(富山市岩瀬)から“キトキト”の文字を商品名に冠した「しぼりたて新酒」(720ml)が登場した。“キトキト”とは、新鮮さや活きのよさをあらわす富山弁で、若々しい香りでフルーティーな新酒にはぴったりのイメージだ。アルコール飲料で「キトキト」の商標を持つ北陸酒販(株)が桝田酒造店に企画提案したことから商品化が実現した。
「キトキト しぼりたて新酒」は熱処理していない生酒で、米麹などによるうすにごりタイプ。香りがよく、口当たりがすっきりとしているものの、旨みがのっているといった印象だ。ラベルには、「キトキト」の赤色文字と、富山県の観光キャッチフレーズ「パノラマ キトキト 富山に来られ」やシンボルマークが記されており、初春のおめでたい席にもよく似合う。
今年の満寿泉の新酒は、特筆できるほど出来がよく、フレッシュ感がありながら、芳醇な味わいが楽しめると評判。旬を迎えたブリなど、海の幸とともに楽しむにはぴったりといえる。
北陸酒販(株)では、富山県の観光キャッチフレーズとシンボルマークに「とやまの地酒」と追記したシールも作製。県内の蔵元が製造する新酒60銘柄に貼り付けて出荷し、富山の地酒を県内外にPRする計画だ。
●ガラスとのコラボレーションでお酒をおいしくいただく
「2009富山のガラスと新酒フェア」<主催:北陸酒販(株)、(財)富山市ガラス工芸センター、富山ガラス工房>が1月5日から始まったニュースもお届けしよう。フェア期間中のイベントをいくつかピックアップすると、まず吹きガラス体験「MYぐいのみをつくろう!」として、富山ガラス工房で3月31日(火)まで吹きガラスのオリジナルぐいのみが制作できる。体験者にはフェア限定醸造として、「大吟醸新酒」(180ml)がプレゼントされるのもうれしい。
また、「フェアオリジナル酒器プレゼントキャンペーン」では、富山の新酒に貼ってある「とやまの地酒」シールを1枚、専用の応募はがき(富山の地酒取扱店舗などに配布)に貼って応募<3月31日(火)まで>すると、抽選で50名に富山ガラス工房所属作家が制作した「逸品! オリジナル酒器」(1個)がプレゼントされる。
「富山の地酒 新酒披露きき酒会」<3月20日(金)・21日(土)、富山国際会議場>では、県内酒造メーカー18社の新酒約60銘柄のきき酒を楽しむことができる。トークショー「富山大好き! 富山の魅力を語る」<3月21日(土)、富山国際会議場>にも注目。レストラン「いな田」(神奈川県川崎市)のオーナー、木村まさ子さんと県アンテナショップ「いきいき富山館」(東京・有楽町)の物産・地酒アドバイザー、大谷洋子さんをゲストに迎えてトークショーを繰り広げる。
「春の宵~新酒を味わう~ 新酒を愉しむパーティー」<3月21日(土)、富山国際会議場>は、一般に流通していない、鑑評会用の新酒など、希少酒が味わえる立食パーティーだ。フェア期間中に富山ガラス工房でぐいのみを制作体験するか、同工房や富山国際会議場アートサロンで指定のぐいのみを購入した方を対象にしている。
北陸酒販(株)商品企画課では、「富山の地酒、新酒を県内外に発信したいと、満寿泉・キトキトラベルの新酒を商品化した。2,000本の出荷を予定しており、今後名古屋や東京で行われる県物産展などでも販売する。また、3月31日まで開催の“富山のガラスと新酒フェア”にぜひ参加を。新酒は口当たりがよく、日本酒党ならずとも胸おどる味わい。富山のおいしい新酒と県内ガラス作家がコラボレーションするフェアで楽しいひとときを」と話している。
問い合わせ
●北陸酒販(株) 商品企画課
TEL.076-442-3316 FAX.076-442-3390
http://www.hokusyu.co.jp/