近年、色、カラーに特徴のある食べ物が注目されている。色は美味しさを感じさせる大きな要素。視覚的にも食欲を刺激する。富山ブラックなど県内の“カラーラーメン”をご存知の方も多いだろう。このほか、高岡コロッケのブラック＆ホワイトコロッケ、富山ブラックカレー、大豆のキーマカレー、富山ブラックサイダーなど、個性的な食品や飲料をピックアップ。富山で味めぐりの旅を楽しんでみてはいかが。
今回紹介する「富山ブラックカレー」を3名様、「大豆のキーマカレー」を3名様に抽選でプレゼント！応募は記事本文最後のプレゼント応募フォームから＜10月27日（日）締切り＞。

●ホウレンソウの緑が食欲を刺激

　全国にその名をとどろかせる“富山ブラック”ラーメン。ネーミングの由来となった真っ黒いスープは、だしの旨みが冴える濃厚な醤油スープによるものだ。戦後、労働者のご飯のおかずになるように、塩分を濃い目にしたことから誕生した。“富山ブラック”の人気をきっかけに、県内では近年、入善町の「入善ブラウンラーメン」＆「入善レッドラーメン」、小矢部市の「おやべホワイトラーメン」(トヤマ・ジャスト・ナウ2012年2月29日配信記事参照)と、色にこだわったご当地ラーメンが続々と誕生している。

　そして、食欲の秋、注目は高岡商工会議所青年部・高岡観光ビジネス研究会が開発した「高岡グリーンラーメン」。“高岡産ホウレンソウを使用していること”、“見た目に緑であること”、“名前を「高岡グリーンラーメン」とすること”を三カ条に、普及を目指している。今夏、1号店の認定を受けた高岡商工レストラン「ベルビュー」(高岡市)では、ペースト状のホウレンソウと豚骨スープ、赤茶色の辛味噌を合わせている。コクのある味わいが印象的だ。認定2号店の「道の駅 万葉の里高岡」(高岡市)の高岡グリーンラーメンは塩味であっさりとした鶏ガラスープ。ホウレンソウの風味が冴える。高岡商工会議所青年部・高岡観光ビジネス研究会では、10月26日(土)・27日(日)、富山テクノホール(富山市)で開催される「越中とやま食の王国フェスタ2013～秋の陣～」の越中ラーメン村に出店し、高岡グリーンラーメンをPRする。県内のカラーラーメン、屋台ラーメンなども大集合するから、食べ比べしてみよう。

　高岡のご当地コロッケにも色にこだわった新作がこのほど登場した。高岡コロッケ実行委員会と道の駅 万葉の里高岡が開発した「ブラックコロッケ」と「ホワイトコロッケ」だ。ブラックコロッケは“富山ブラック”ラーメンをイメージし、ジャガイモを醤油や黒胡椒、チャーシューで味付け。また、イカ墨を練り込んでブラックを強調した。スティック状で持ちやすいのも特徴。ホワイトコロッケは食べやすい球状で、昆布の消費量が日本一の富山ならではの白いとろろ昆布とジャガイモを組み合わせた。昆布のいい香り、とろみ感、塩味が印象的だ。

　「ブラックコロッケ」と「ホワイトコロッケ」は、道の駅 万葉の里高岡で好評発売中。また、11月3日(日・祝)、茨城県龍ケ崎市で催される「第1回全国コロッケフェスティバルin龍ケ崎」に高岡コロッケとしてエントリーし、グランプリを目指す。高岡コロッケの味わいを楽しんでほしい。

●27種のスパイスと6種類の和漢素材をカレーに

　“くすりの富山”を代表する製薬メーカー・廣貫堂(富山市)のレトルトパウチ食品「富山ブラックカレー」は、その名のとおり、色がブラック。植物性タンパク質やミネラル、ビタミンなどをバランスよく含む「黒豆」、アミノ酸を含む「イカスミ」、ピリッとした辛みをもつ「黒胡椒」、豚肉の旨味を引き出す「赤ワイン」などが漆黒を生み出した。口に入れると、スパイシー(中辛)な美味しさ、ホクホクとした黒豆、国産ポークの食感がたまらない。カレーのベースは、パプリカ、コリアンダーシード、クミン、カルダモンなど27種類のスパイスと、ウコン、ショウガ、ハッカ、フェンネルなど6種類の和漢素材。やくぜんカレーシリーズ第3弾として、コクと旨味のあるまろやかなカレーに仕上がっている。

　ヘルシー派には、植物性素材で仕上げた「大豆のキーマカレー」もおすすめしたい。国産大豆は挽き肉にそっくりな食感で、食べ応えがある。色は食欲をそそるカレー色。「富山ブラックカレー」と同様に27種類のスパイスと6種類の和漢素材を使用した風味豊かなカレーだ。「富山ブラックカレー」、「大豆のキーマカレー」いずれも富山のお土産にぴったり。また、オンラインショップhttp://www.rakuten.co.jp/koukandou/からも購入できる。

●富山の素材にこだわった、色鮮やかなマカロン

　カラフルなスイーツといえば、フランス菓子のマカロンが思い浮かぶ。Osteria食堂ふらいぱん(富山市)のマカロンのユニークな点は富山の素材を使っていること。たとえば、イエローのマカロンは呉羽梨、レッドは富山市池多産のリンゴ、パープルは大沢野産のイチジクをそれぞれガナッシュに混ぜたもの。ブラックはイカスミ、赤茶色はシロエビの粉末を生地に。色鮮やかなブルーのマカロンは、滑川沖の海洋深層水から採れた塩を生地にのせ、キャラメルをサンド。ガナッシュに八角を混ぜた茶色のマカロン、生地にそば粉を混ぜ、わさびチョコをサンドした白色のマカロンは、ご当地グルメ「富山やくぜん」にも認定されている。「う・まかろん・とやま」というネーミングも可愛らしい。上品な味わいを愉しんでみよう。店舗もしくはオンラインショップhttp://www.47club.jp/24M-000050icf/goods/detail/10026306/から購入できる。

　喉が渇いたときの1本に「富山ブラックサイダー」＜(株)トンボ飲料、ボトル240ml＞はいかがだろう。“富山ブラック”ラーメンのやみつき感をイメージして商品開発。カラメル色素に香辛料抽出物(ブラックペッパー・唐辛子)などで醬油の風味、胡椒のスパイシーさを表現した。醬油、胡椒のフレーバーはアルコールとも相性がよく、ウイスキー、焼酎、ビールと組み合わせた「黒割」も美味。バニラアイスをのせればブラックフロートにもなる。スパイシーなフレーバーを楽しんでみよう。トンボ飲料WEBショップhttp://tombo.shops.net/で購入できる。

　今回紹介したのはほんの一部。これ以外にも富山にはカラーに特徴のある食べ物がたくさんある。目にも美味しい富山の食を味わってみてほしい。

　「富山ブラックカレー」を3名様、「大豆のキーマカレー」を3名様に抽選でプレゼントします。プレゼント応募フォームに、プレゼント内容「富山ブラックカレー」、「大豆のキーマカレー」のいずれかの名称・氏名・郵便番号・住所・メールアドレス・電話番号・記事を読んでのご感想をご記入のうえ、お送りください。＜10月27日(日)締切り。発表は発送をもって代えさせていただきます。＞

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