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2013年 11月 13日 [ 特産品 ]
No.632-2:とやまのおいしい朝ごはん、召し上がれ
●とことん地元にこだわった朝ごはん
海から山までダイナミックな地形に恵まれた富山県。肥沃な大地と名水はおいしいお米と野菜を育み、天然の生け簀と呼ばれる富山湾からは四季折々の新鮮な魚が水揚げされる。「とやまのおいしい朝ごはん」は、富山のあたりまえのおいしい食を味わってほしいと、県と県ホテル・旅館生活衛生同業組合が初めて企画。2015年春の北陸新幹線開業を見据え、観光誘客につなげるのが目的だ。一日の活力は朝食から。たくさん食べて地元食材から元気をもらい、県内各地へ観光に出かけよう。
「とやまのおいしい朝ごはん」の条件は、以下の3つ。
①富山県産米を使用し、富山のおいしい水で研いだ、朝炊きのごはんを提供します。
②富山県産食材を使用した地域ならではの朝ごはんを提供します。
③朝ごはんと一緒に、富山のおいしい水を提供します。※
※一部ご当地ならではの飲み物を提供する場合もあります。
これらに加えて、県内7エリアで季節ごとの共通メニュー1品を提供することも企画のPRポイント。現在、秋メニューが各施設で提供されているから味わってほしい。
県西部から「とやまのおいしい朝ごはん」の旅に出発しよう!氷見温泉郷エリアの秋メニューは「秋のととぼち汁」。氷見沖で水揚げされた新鮮な小魚をすり身にした漁師料理で、魚の旨味とすり身団子のふんわりとした食感が楽しめる。このほか地魚を使った干物や、氷見で栽培されたハトムギを使った、はとむぎ茶も出されている。
高岡・射水エリアは「かぶらと昆布のやちゃら」。かぶら、人参、キュウリ、長芋、角麩、糸寒天、キクラゲ、昆布などを使った酢の物のことで、彩り豊かで食感も多彩。食材の味が絡み合って奥深い味を醸し出す。キクラゲの代わりに昆布を使用しているのが今回のポイント。味に深みが増していく。
となみ野・五箇山エリアは「大根葉のよごし」。「よごし」とは、茹でた野菜や炒めた野菜を味噌で和えたソウルフード。炊きたての白いごはんの上にのせて味わえば、素朴な味が口の中に広がる。材料の組み合わせや味付けのアレンジは各宿それぞれ。自慢の味、となみ野の食文化を体感してみよう。
庄川温泉郷エリアの一品は「小松菜ときのこの煮びたし ゆずを添えて」。県産の小松菜やきのこは煮汁を含んだ油あげとも相性がよく、素朴な味わいが印象的。その素朴な味わいに上品なアクセントを与えているのがゆず。庄川特産のゆずの豊かな風味がより一層味わいを引き立て、庄川の秋の目覚めに爽やかな余韻を残す。
●懐かしい味から温泉宿の定番の味まで
「とやまのおいしい朝ごはん」の旅は県東部へ。富山市エリアの「ばあちゃんのんまいもん あんばやし」は、薄く切られた三角形の白こんにゃくを竹串に刺して茹で、味噌だれをかけたもの。生姜の効いた甘い味噌だれも病みつきに。あんばやしは富山市の縁日でお馴染みの味。舌に記憶された懐かしい味でもある。
新川エリアの「新川風 里芋の煮たもん」は、新川の甘口醤油で煮込んだ里芋の煮物。煮たもんとは煮物のことだ。新川の秋の味覚の代表格・里芋は中までよく味が染み、柔らかな食感と粘りが白いごはんにもよく合う。
宇奈月温泉エリアでは、「つべつべ美肌湯 温泉卵」が朝ごはんの一品。宇奈月温泉の湯は無色透明の弱アルカリ性単純泉。美肌の湯の成分を含んだ温泉卵で「つべつべ」の美肌に近づけそうだ。
日に日に寒さが増す季節。これからのおいしいものの代表格といえば、やっぱり富山湾の味覚。富山県内の宿に泊まって旬の海の幸も満喫したい。初冬の雷鳴とともに氷見沖にやってくるブリは産卵前で、最も脂がのった状態。刺身や塩焼き、ブリ大根でいただくと、深い味わいが口いっぱいに広がる。ベニズワイガニは紅色の甲羅が食欲をそそる。身は上品な甘さで、甲羅の中の濃厚なミソも記憶に残る。甘エビはとろけるような身が絶品。青緑色の卵はプチプチとした食感がたまらない。
富山県観光課では、「富山は海、野、山の幸の宝庫。地元にこだわった“とやまのおいしい朝ごはん”にきっとご満足いただけると思います。食は旅の思い出をより深めてくれます。ぜひリピーターになってください」と話している。
- 問い合わせ
- ●富山県観光・地域振興局観光課
TEL.076-444-3200
FAX.076-444-4404
「とやまのおいしい朝ごはん」公式サイト
http://yado-toyama.jp/asagohan/
富山県観光公式サイト「とやま観光ナビ」
http://www.info-toyama.com/