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2007年 2月 7日 [ 特産品 ]
No.286-1:寒い夜に氷見のかぶす汁で心身を温める-「かぶす汁セット」を2名様にプレゼント!-
カワハギ、カマスなどを使った魚の味噌汁が美味しそうな湯気を立てて出来上がる! 氷見市の水産加工会社・柿太水産が商品開発した「頑固親父のかぶす汁セット」が、家庭で手軽に“魚都”氷見の味を楽しめるとあって好評だ。氷見沖で獲れたばかりのカワハギ、カマスなど、旬魚のぶつ切りを真空パックして冷凍したもの。鍋に素材を入れて、自家製の糀味噌を溶き入れ、仕上げにネギを散らして出来上がり。
●「頑固親父のかぶす汁セット」を商品化
カワハギ、カマスなどを使った魚の味噌汁が美味しそうな湯気を立てて出来上がる!氷見市の水産加工会社・柿太水産が商品開発した「頑固親父のかぶす汁セット」が、家庭で手軽に“魚都”氷見の味を楽しめるとあって好評だ。氷見沖で獲れたばかりのカワハギ、カマス、フグと富山湾産の甘エビを下処理し、新鮮なままに真空パックして冷凍。これに自家製の糀味噌と氷見産のネギ(薬味)をセットにしている。4人前が保冷パックに入っており、価格は1,000円。
かぶす汁とは、漁の後に獲ったばかりの魚をぶつ切りにして、船上の鍋に放り込み、ぐつぐつと豪快に煮て仕上げる味噌汁のこと。氷見の漁師が船上で作って味わう朝食メニューとして昔から伝わっている。ちなみに「かぶす」とは、「漁の分け前」という意で、獲れたての魚を漁師に現物支給した名残りといわれる。また、「かぶせる」の意もあり、蓋をかぶせて隠しながら食べるほどの旨さというのが由来ともされる。
柿太水産では昼食時に、柿谷正成社長が自家製の糀味噌を使って自ら腕をふるい、水産加工を終えた従業員らに食堂でかぶす汁を出している。家業を手伝う柿谷政希子さんは、父の自慢の味をなんとか商品化できないかと知恵を絞り、東京・有楽町にある富山県のアンテナショップ・いきいき富山館のスタッフからのアドバイスも受けながら「頑固親父のかぶす汁セット」の商品化にこぎつけた。昨年12月1日にリニューアルしたいきいき富山館のオープニングイベントで限定100食を用意したところ好評で、その後も順調に売れている。また、1月に行われた日本海高岡なべ祭り(高岡市)でもかぶす汁の実演・販売が人気を呼び、調理が追いつかないほどだったという。
●いきいき富山館でも販売中! 手軽にふるさとの味を
「頑固親父のかぶす汁セット」は調理がいたって簡単な点が魅力だ。まず、解凍した魚を軽く水洗いし、沸騰した鍋(1Lほど)に入れる。魚に火が通ったら、味噌を溶き入れ、仕上げにネギを散らして出来上がり。いただくと、白身魚のやわらかな食感と風味がたまらない。ハクサイやミズナなどの野菜を好みで入れても美味しい。添えられた自家製の糀味噌は、氷見産大豆を富山湾の海洋深層水で仕込んだもので素朴で懐かしい味。生きた糀の美味しさをそのまま堪能してほしいと、糀の粒を"こして"ないが、好みでこしてもよい。
柿谷政希子さんは、「核家族に対応した分量で調理も手軽です。具材の魚は季節によって変わり、イワシやサバなども取り入れていく予定。氷見産の旬の魚を鮮度のいいままに冷凍していますから、その美味しさを味わってほしい。寒い夜にあたたかいかぶす汁を肴に一献傾けるのもいいですね」と話している。
「頑固親父のかぶす汁セット」は、いきいき富山館、氷見の民宿のほか、柿太水産のホームページでも販売中。柿太水産では、氷見産のカタクチイワシを糠と白糀、海洋深層水で仕込んだ「氷見ぬかいわし」や、カタクチイワシの生干し、氷見・稲積梅の梅酢たれなどをセットにした「田作り」など、氷見産の素材を活用した特産品の開発にも力を入れているので味わってみたい。
なお、柿太水産から「頑固親父のかぶす汁セット」を抽選で2名様にプレゼントします。プレゼント応募フォームに、プレゼント内容「頑固親父のかぶす汁セット」・氏名・郵便番号・住所・メールアドレス・電話番号、記事を読んでのご感想をご記入のうえ、お送りください。<2月11日(日・祝)締切り。発表は発送をもって代えさせていただきます。>
問い合わせ
●(有)柿太水産
TEL.0766-74-0025
FAX.0766-74-3485
http://kakita-himi.net/