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2018年 9月 26日 [ トピックス ]
No.875:富山米の新品種「富富富」、10月11日本格デビュー
●首都圏で「富富富」デビューをPR
美味しさに思わず「ふふふ」と微笑みがこぼれる富山の新しいお米「富富富」。木村文乃さんが出演するCMやポスターを見て、食べてみたいと思われた方も多いのでは。
これまで本サイト(No.801、No.846、No.869)でも紹介してきた「富富富」の本格デビューが迫ってきた。10月11日(木)、東京の日本橋三越本店での記者会見のあと、石井知事やJA富山中央会会長、全農とやま運営委員会会長によるトップセールスが行われる。また同時に「富山の食の魅力発信フェア」がスタート<16日(火)まで>。「富富富」の店頭販売のほか、レストランなどで「富富富」を使ったメニューの提供がある。
また、銀座三越でも、10日(水)~16日(火)に、「富山フェア」を開催し、11日(木)から「富富富」を販売する。なお、平成30年産の「富富富」の販売は、多くの人に味わってもらいたいと、2kgと2合(300g)小分けサイズの2種類が用意される。
日本橋とやま館では、9日(火)から「富富富」デビューフェアを実施<28日(日)まで>。特別ディスプレイやパネルの展示、試食販売、ワークショップなどを予定している。和食レストラン「はま作」、バーラウンジ「トヤマバー」では「富富富」を使った特別メニューが提供されるので、味わってみてはいかが。
料理界からの注目度も高い。料理人・中村孝明氏の日本料理店「貴賓館」などでは、11月1日(木)から1カ月程度、「富富富」や県産食材を使ったオリジナルメニューを提供する。
さらに、日本橋・銀座エリアの約20のレストランでは、「富富富」フェアとして、特別メニューを提供する。「富富富」の香り、甘み、旨みを活かし、各店、どんなメニューが登場するか楽しみだ。10月31日(水)まで。
このほか首都圏の食イベント、「Sante(サンテ)!Tokyo in Futakotamagawa2018」<21日(日)、二子玉川ライズ>、「dancyu 読者パーティ」<29日(月)、ANAインターコンチネンタルホテル>、「ジャパンハーベスト」<11月3日(土・祝)・4日(日)、丸の内仲通り・御幸通り>に出展するので、ブースをのぞいてみよう。
●富山の各種イベントにも「富富富」登場
県内では、10月7日(日)10時から富山市・総曲輪通りのグランドプラザで「先行販売会」を開催する。数量限定の先行販売、おにぎりの試食などがある。
イベントでのPRにも力を入れる。「越中とやま食の王国フェスタ」<27日(土)・28日(日)、テクノホール>では、新米の販売、ブースの出展、オリジナルメニューの販売などを行う。「富山マラソン」<28日(日)、高岡市~富山市>では、ブースの出展、エイドメニューでの提供、「ねんりんピック富山2018」<11月3日(土)~6日(火)、県内全域>では、参加選手・役員らの昼食弁当に「富富富」を使用する。
●順調に生育
「富富富」は、富山県が約15年かけて開発した富山米の新品種。「コシヒカリ」よりも高温に強く、猛暑でも品質低下につながる米粒の白濁が少なく高品質で、草丈が短く、倒伏しにくいといった点が大きな特長。安全・安心な米づくりを追求するため、生産者を限定し、徹底した栽培管理を行ってきた。
実際、今夏の記録的な猛暑や9月の台風21号の影響を受けず、順調に生育した。刈り取られた「富富富」は品質低下がほとんどなく、優れた栽培特性が実証されそうだ。今年は469の経営体により518haの圃場で作付け。約2,500tの収穫が見込まれる。
富山県農林水産企画課では、「猛暑や台風の影響をほとんど受けず生育し、刈り取りも無事終わりました。あとはデビューを待つばかり。多くの人から愛され、選ばれ続ける“お米のトップブランド”を目指します。」と話している。
- 問合せ
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●富山県農林水産部農林水産企画課
TEL.076-444-3271
FAX.076-444-4407
http://www.pref.toyama.jp/cms_sec/1600/
○「富富富」ホームページ
https://fu-fu-fu.jp/
○「富富富」Facebookページ
https://www.facebook.com/fufufu.toyama