富山県はじめ北陸の企業が東京、名古屋、大阪で一堂に会する「インターンシップフェス北陸」が5、6月に開催される。また、富山県ではウェブサイト「インターンシップナビとやま」を開設し、県内企業へのインターンシップを希望する学生の支援を行っている。この機会に採用やインターンシップなどに関する情報を収集しよう。

●東京会場に46社参加、インターンシップ(就業体験)情報を確認！

　「インターンシップフェス北陸」は昨年度に続き、今年度も開催。富山県へのUターン、Iターン就職を志望する学生や、企業とのマッチングを考えている方はぜひ参加したい。

　当日は、個別ブースで企業概要やインターンシップの内容を聞くことができる。対象者は、2020年3月卒業予定の大学、短大、高専、専修学校生など(全学部、全学科対象)。入退場は自由だが、IDパス発行のため、事前に参加申込みが必要。参加申込みフォームにアクセスし、①氏名(ふりがな)②大学名③学部・学科④卒業(予定)年度⑤電話番号⑥メールアドレス⑦希望会場を入力する。

　東京会場は5月25日(土)、パソナ本部JOB HUB SQUARE(東京都千代田区大手町2-6-2パソナグループ本部ビル2F)。富山、石川、福井の46社が参加する予定。

　名古屋会場は6月2日(日)、愛知学院大学・名城公園キャンパスAGALSホール(愛知県名古屋市北区名城3-1-1)で、30社が参加する予定。大阪会場は6月16日(日)、立命館大学・いばらきフューチャープラザ(大阪府茨木市岩倉町2-150)で、45社が参加する予定。3会場とも13時から16時30分までの開催となる。

●学生と企業のマッチングに便利！「インターンシップナビとやま」

　県は県内企業への就職をバックアップするため、ウェブサイト「インターンシップナビとやま」を開設している。インターンシップを募集している企業や実施月、実習日数、内容などの情報を見ることができる。インターンシップの対象学年は原則として大学3年生、大学院修士課程1年生、短大1年生、高専4年生、高専専攻科1年生。対象学生は、富山大学、富山県立大学、富山国際大学、高岡法科大学、富山短期大学、 富山高等専門学校に在籍する学生、または富山県出身で県外の学校に在籍する学生。ただし企業・団体によっては、I・Jターンを希望する県外出身の学生を受け入れているところもある。

　インターンシップまでの流れとして、まず、学生は「インターンシップナビとやま」でインターンシップ先をチェックし、エントリーする。学生のエントリーがあった際は、企業に通知が送られる。エントリー状況は各企業・団体のマイページにて確認できる。企業側で選考後、インターンシップ受け入れ可否の通知が学生に届けられる。企業がマイページに受け入れ可否の結果を入力すると、自動的にメールで学生に通知されることとなる。

　富山県労働政策課では、「『インターンシップナビとやま』は学生と企業のマッチング機能も備えています。学校が窓口となることも多いインターンシップの申し込みが、学生個人からでも可能です。ぜひ登録してご利用ください」と話している。