「越中とやま食の王国フェスタ2019～冬の陣～」が2019年2月2日(土)18:00～20:00、魚津市で開催される。「そだてる　つながる　ひろげる」をテーマに、富山の食の魅力を県内外にアピールする毎年恒例のイベント。ここだけでしか味わえない冬の越中料理フルコースや県内酒蔵による振る舞い酒が堪能できる。併せて、1～2月に開催される「myぐい呑で楽しむ　富山3大美酒ツアー」の話題も紹介。冬の富山で思い出づくりを。

●「越中とやま食の王国フェスタ2019～冬の陣～」の越中料理と地酒を楽しむ会へ

　春夏秋冬、海、山、野の食材に恵まれ、各地で豊かな食文化が息づく富山県。「越中とやま食の王国フェスタ2019～冬の陣～　『越中料理と地酒を楽しむ会』」はとやまの冬の味覚を最上の調理で満喫できるとあって、毎冬、県内外から注目を集めるイベントだ。今回は、ホテルグランミラージュ(魚津市吉島)を会場に、富山湾の海の幸や県産野菜、富山の新しいお米「富富富」など、県産食材をふんだんに使ったホテルオリジナルの冬の越中料理フルコースが味わえる。また、県内17酒蔵による地酒の飲み比べも楽しみ。会場では、魚津の郷土芸能などのアトラクション、県産品が当たるうまいもん抽選会もある。

　料理は、先附(炙り帆立と彩り野菜の加積りんごのみぞれ酢和え)、御椀(県産イノシシと県産野菜のしし汁合わせ味噌仕立て)、御造り(越中の誉れ彩り盛り―寒鰤、如月王(きさらぎおう、魚津港で水揚げされる25センチメートル以上のウマヅラハギ)、白海老、富山海老など)、炊合せ(富山の旬彩冶部煮仕立て)、焼物(県産助宗鱈の一干しはじかみ添え)、蒸し物(黒部名水ポークと新川大根の蜃気ロール柚子胡椒風味)、揚物(プチヴェールと新湊産白海老の小さなかき揚げと県産幻魚の唐揚げ)、御食事(富山の新しいお米「富富富」白海老風味の鰹ふりかけ添え)、香の物(季の物盛合せ)、留椀(ズワイ蟹と繊野菜の友禅椀薄葛仕立て)、水物(上市しょうがのプリンと季節のフルーツ盛り)の11種の越中料理。特に加積りんご、如月王、黒部名水ポーク、新川大根など、県東部ならではの幸をこの機会にぜひ味わってみてほしい。

　募集定員は230名で、参加費は一人7,000円(税込み)。事前申し込みが必要。参加希望の方は、1.郵便番号 2.住所 3.氏名 4.年齢 5.電話番号を明記し、はがき＜〒930-8650(住所記載不要)　北日本新聞社営業局「越中料理と地酒を楽しむ会」係＞、またはFAX(076-445-3338)、または越中とやま食の王国ホームページにアクセスし、登録フォームにて申し込みを(グループで申し込みの場合、全員の氏名と年齢を記入)。応募締め切りは1月15日(火)＜必着＞。応募多数の場合は抽選となる。

　越中とやま食の王国フェスタ実行委員会(事務局：富山県農林水産企画課内)では、「冬を迎え、富山湾の魚介がおいしさを増しています。富山の新しいお米“富富富”など県産食材をふんだんに使った冬の越中料理と地酒をお楽しみください。県外の方もぜひご参加ください」と話している。

　また、2月3日(日)には海の駅蜃気楼で「魚津かにの陣」が開かれる。2007年から毎年開催されているイベントで、紅ズワイガニの即売のほか鍋や炭火焼など様々なカニグルメを楽しむことができる。商品は全て完売次第終了。越中とやま食の王国フェスタと併せて訪れてみてはいかがだろう。

●富山3大美酒ツアー、参加者募集！

　2019年1～2月に開催される「myぐい呑で楽しむ　富山3大美酒ツアー」＜旅行企画・実施：加越能バス、共同企画：能作＞の話題も紹介しよう。鋳物メーカー・能作(高岡市オフィスパーク)で工場見学とぐい呑の製作体験を楽しんだ後、酒蔵として100年以上の歴史を持つ若鶴酒造(砺波市三郎丸)の大正蔵、三郎丸蒸留所を見学・試飲、昼食。その後、北陸で最も古いワイナリー・やまふじぶどう園(富山市婦中町みさご谷)を見学・試飲。製作したぐい呑で日本酒、ウイスキー、ワインを味わえる。さらにお土産(若鶴酒蔵 苗加屋 琳青300ml)もついた、お酒好きにはたまらない魅力的なツアーだ。

　能作は、400年余の歴史を持つ高岡鋳物の伝統技術を生かしながら、錫100％を素材にした曲がる片口やぐい呑み、テーブルウェア、真鍮製でデザイン性の高い風鈴など、ヒット商品を生み出している。今回のツアーでは、砂で型を成型する生型鋳造法で世界に一つのオリジナルぐい呑を製作する。若鶴酒造では冬に日本酒を仕込み、夏に敷地内の三郎丸蒸留所でウイスキーを蒸留している。北陸で唯一のウイスキー蒸留所であり、イギリス産のモルトを使ったスモーキーな味わいにファンも多い。やまふじぶどう園は立山連峰を望む小高い丘にあり、ぶどうの栽培からワインの醸造、販売まで行っている。

　開催日は、2019年1月15日(火)、21日(月)、28日(月)、2月4日(月)、12日(火)、18日(月)。行程は、高岡駅南口(瑞龍寺口)9:00－新高岡駅9:10－能作9:30～12:00－若鶴大正蔵・三郎丸蒸留所12:15～14:30－やまふじぶどう園14:50～15:50－新高岡駅16:30－高岡駅南口16:40。定員は各日30名。旅行代金は一人9,800円。申し込みは、かえつのう旅行センター(TEL.0766-21-6980)へ。

　かえつのう旅行センターでは、「富山3大美酒ツアーの開催日前日には富山県・五箇山で世界遺産に登録されている菅沼合掌集落の散策をしたり岐阜県・白川郷でライトアップが楽しめたりするツアーも用意しています。富山と岐阜の広域観光をお楽しみください」と話している。