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2018年 3月 22日 [ トピックス ]
No.849:学習まんが『富山県のひみつ』で富山を知ろう!楽しもう!
●「忍者ハットリくん」と「怪物くん」が目印
『富山県のひみつ』はA5判変形(218×152㎜)サイズで、ハードカバー、口絵8頁+本編128頁、一部カラー。表紙には氷見市出身の漫画家、藤子不二雄A(〇にA)さんの「忍者ハットリくん」、裏表紙には「怪物くん」に登場するおなじみのキャラクターが描かれている。本編のまんがは、『小説・名探偵コナン』シリーズ(小学館)などの著書がある谷豊さんが担当している。
全国の小学校と公立図書館に約2万6,000部のほか、県内では小中学校、高校や公立図書館、放課後児童クラブ、児童館などに約4,000部を配布する。都道府県をテーマとした「ひみつシリーズ」の制作は、3県目だが、県内に加えて、県外の小学校・図書館へも配布するのは富山県が初めてとなる。県外に向けて、富山県の自然、歴史、文化、産業などの魅力をわかりやすく紹介することで本県に対する認知度の向上やイメージアップを図るとともに、県内の子どもたちへのふるさと教育に役立てるのがねらいだ。
3月中には学研のWEBページ「学研キッズネット」で、電子書籍版が無料で公開される。自宅で家族一緒に富山について学んでみてはいかがだろう。
●タクヤやアイリと見つける「富山県のひみつ」
ストーリーを紹介しよう。東京に住むタクヤ(主人公)は鉄道好きの小学5年生。ある日、クラスに富山県からアイリという女の子が転校してくる。富山県のことを何も知らなかったタクヤだが、富山県が「鉄軌道王国」と呼ばれるほどいろいろ鉄道があることを知って、興味を持つ。そして夏休みに父と一緒に富山県を訪れる。アイリらと一緒に「富山の鉄道乗りつくしの旅」をしながら、自然や歴史、文化、産業などについてのさまざまな「富山県のひみつ」を発見する。
富山県には13路線の鉄軌道がある。本書は、第1章「富山県からの転校生」、第2章「北陸新幹線、あいの風とやま鉄道、黒部峡谷鉄道の旅」、第3章「富山地方鉄道、立山黒部アルペンルートの旅」、第4章「富山市内電車、富山ライトレール、JR高山本線の旅」、第5章「JR氷見線、万葉線、JR城端線の旅」、第6章「もう一度、富山へ!」の構成で、鉄軌道の魅力を紹介する。また、ほたるいかミュージアムや称名滝、富岩運河環水公園、富山県美術館、海王丸パークなどの文化施設、観光スポットもクローズアップ。読むと、主人公らと鉄軌道王国・富山を旅しているような気分になれる。
まんがの合間のコラムでは、富山県の医薬品、アルミ産業や、農林水産物、お土産などを詳しく取り上げている。ページの欄外には、「北陸新幹線の車両(E7/W7)は『北陸の青い空と伝統工芸』をモチーフに、『“和”の未来』を表現している」など、富山県に関する「まめちしき」を掲載しており、読み進めていくだけで、子どもも大人も“富山博士”になれること間違いなし!
県企画調整室では、「県内の小学生には、ふるさと富山について学ぶことで郷土への誇りや愛着を持ってもらいたいです。県外の小学生には、タクヤのように家族で旅行に来てもらい、ちょっと欲張りかもしれませんが、大きくなって富山の大学や会社選び、移住のきっかけになるとうれしいですね」と話している。
- 問合せ
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●富山県総合政策局 企画調整室
TEL.076-444-4069
FAX.076-444-8694
http://www.pref.toyama.jp/cms_sec/1002/