とやま移住・転職フェア「暮らす働く　富山まるごと相談会」が平成28年12月18日(日)、東京交通会館(東京都千代田区有楽町2-10-1)で開催される。県内全市町村が参加。先輩移住者コーナーや、社会人採用に意欲的な県内企業16社の紹介コーナーなどもある。先着100組に富山のお土産「幸のこわけ」をプレゼント。移住に興味がある方もそうでない方も、どなたでも気軽に参加を。

●先輩移住者12名の生の声を聞く

　富山での暮らし、子育て環境は？　働ける企業は？―とやま移住・転職フェア「暮らす働く　富山まるごと相談会」は県が初めて開催するイベント(主催：「くらしたい国、富山」推進本部、共催：NPOふるさと回帰支援センター)。18日(日)11:00～17:00、東京・有楽町にある東京交通会館・12階のカトレアサロンを会場に開く。富山で暮らし、働く魅力を紹介し、UIJターン就職や富山への移住を促す。今すぐ転職したい方、地方への移住になんとなく興味がある方など、どなたでも気軽に参加できる。入場無料。

　常設ブースの「先輩移住者コーナー」では、UIJターン就職者や起業者、子育て夫婦ら先輩移住者12名の話が聞ける。家族3人で南砺市に移住し、現在地域おこし協力隊として、新たな移住者を呼び込むためのサポートや、地元の食材を生かした食イベントの企画などの活動をしている夫婦、家族4人で上市町に移住し、間伐材から精油を抽出するアロマ事業に取り組む男性、長男の誕生を機に、都会での保育所待機児童の問題や子育て環境に疑問を感じ、上市町に移住した子育て中の女性らから富山での暮らし方、働き方が見えてくるだろう。

　社会人採用に意欲的な県内企業16社が参加する「仕事紹介コーナー」では、企業の人事担当者による企業説明だけではなく、就職面接がその場で受けられる。面接希望者は履歴書と富山県求職登録カード＜※富山まるごと相談会のホームページ(http://toyama-jobsoudan.com/)へアクセス＞を持参しよう。

　「市町村コーナー」では、県内全市町村(15市町村)の魅力や特徴、移住者応援施策などを紹介。自然環境や生活・教育関連施設、移住奨励金、家賃・住宅リフォーム助成などについて調べられる。

　「テーマ別サポートコーナー」では、就農相談・農業体験や、起業を応援する制度、ひとり親家族支援企業、介護人材募集案内、富山県職員採用案内などの情報を発信する。

●富山での実際の暮らしがわかる

　時間制イベントの「セミナー」では、県と市町村の職員や地域おこし協力隊、先輩移住者が富山の魅力や子育て環境、実際の暮らしぶりなどを紹介する。「地域おこし協力隊の“富山ってこんなところ”」「富山で子育てしてみませんか？」「移住したいけど塾」など1テーマで1回約40分、5回実施。

　企業の社員との座談会「しごとカフェ」では、UIJターン就職した先輩社員による体験談や県内企業の人事担当者による仕事内容の紹介が組まれている。予約制で、富山まるごと相談会のホームページ(http://toyama-jobsoudan.com/)へアクセスを。

　先着100組には、富山のお土産「幸のこわけ」をプレゼントするほか、セミナー参加者や各コーナーで相談された方には抽選で富山の特産品のプレゼントもある。富山の味覚なども楽しみに参加してみたい。

　富山県地域振興課では、「富山県や県内全市町村の職員、県内企業16社、先輩移住者らが東京に集結し、富山での就職や移住の相談にのります。お正月、帰省の時期を前に、将来について考えてみませんか」と話している。