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2012年 7月 25日 [ トピックス ]

No.566-1:いよいよロンドン五輪が開幕、日本・富山を元気に!富山県関係出場選手の活躍に期待

7月27日(金)に開幕するロンドン五輪。富山県関係の選手が5競技6種目に出場する。カヌースプリント女子の北本忍選手(富山県体育協会)、陸上男子マラソンの藤原新選手(ミキハウス)、陸上50キロ競歩の山﨑勇喜選手(自衛隊体育学校)と谷井孝行選手(佐川急便)、ホッケー女子の村上藍選手(ソニーイーエムシーエス)、柔道女子70キロ級の田知本遥選手(東海大学)、バドミントン男子の佐々木翔選手(トナミ運輸)の7人。夢の舞台で存分に実力を発揮し、日本、富山を元気にしてほしい。


●夏のスポーツの祭典、目指せ ゴールドメダル

 7月27日(金)に開幕するロンドン五輪。富山県関係の選手が5競技6種目に出場する。カヌースプリント女子の北本忍選手(富山県体育協会)、陸上男子マラソンの藤原新選手(ミキハウス)、陸上50キロ競歩の山﨑勇喜選手(自衛隊体育学校)と谷井孝行選手(佐川急便)、ホッケー女子の村上藍選手(ソニーイーエムシーエス)、柔道女子70キロ級の田知本遥選手(東海大学)、バドミントン男子の佐々木翔選手(トナミ運輸)の7人。夢の舞台で存分に実力を発揮し、日本、富山を元気にしてほしい。

 7月21日(金)に、日本選手団の結団式と壮行会が東京・国立代々木競技場などで行われたが、それに先立ち、16日(月・祝)、富山県関係出場選手の激励会が富山市内で開かれ、北本忍選手が五輪用の赤のブレザー姿で出席し、五輪での活躍を誓った。

 まず、石井知事が「世界の檜舞台、オリンピックへの出場は大変明るいニュース。県民を代表して心からお喜びを申し上げたい。県では、スポーツの振興を通して、富山をもっともっと元気にしようと、4月に元気とやまスポーツプランを策定しました。世界の強豪と競い合う姿は県民に勇気と元気を与え、子どもたちに夢と希望を与えてくれます。体調に気をつけて頑張ってください」とあいさつ。県スポーツアドバイザーを務める福田富昭JOC副会長(富山県滑川市出身)は「7名の選手は全員がメダルに絡んでいける世界トップクラスの技術を持っています。あとは精神力です。北本選手はすごいパワー、スピードがあります。いつものコンディションを保ち、練習でやっていることをそのまま試合で発揮すれば、必ずメダルに結びつきます」と激励した。

 北本選手は「競技に専念できるのも富山県民スポーツ応援団をはじめ、みなさまからの支援のおかげだと心から感謝しています。子どもたちやたくさんの方々からの期待と応援を感じています。オリンピックまでわずかとなりましたが、精一杯努力して、完璧に準備して本番に臨み、いいレースをしたい。そして、みなさんに喜んでいただけるよう、ベストな記録を残したいと思います」と抱負を述べた。

 北本選手は兵庫県出身で、現在、富山県体育協会に所属。カヤックシングル200m、同ペア500mの2種目に出場する。初めて五輪に正式種目として採用された200mはスタートダッシュが勝敗を分ける。正確なパドルさばきによる鋭い加速が持ち味の北本選手にメダルへの期待も高まる。

●栄光のゴールを目指して、頑張れニッポン

 藤原選手は2月の東京マラソンで日本人トップの2位でゴールし、五輪出場を決めた。優勝タイムは2時間7分48秒。日本人では4年3カ月ぶりの7分台の好タイムだった。妻子が住む富山市に住民登録し、県総合体育センターや神通川の河原などでも練習を重ねてきた。五輪の最終日に行われる男子マラソン。日本のエースとして、栄光のゴールを目指して力走してほしい。

 山﨑選手と谷井選手はアテネ、北京に続く3大会連続出場となる。スタミナとスピードが武器の山﨑選手は、北京で日本人初の7位に入賞。ロンドンではベテランならではのレース運びでさらに上位を狙ってほしい。山﨑選手の好敵手である谷井選手は4月の日本選手権で自己ベストタイムで準優勝した。持ち味である、レース終盤の粘りで入賞を期待したい。

 村上選手は女子ホッケー「さくらジャパン」のDFとして五輪に初出場する。ホッケーが盛んな小矢部市で小学生の頃からプレーし、才能を開花させた。強烈な浮き球シュート「ドラッグシュート」が武器。ペナルティーコーナーのシューターとして、相手ゴールにシュートを決めてほしい。

 田知本選手は柔道の名門・小杉高校1・2年でインターハイ団体連覇、3年で個人優勝を果たし、東海大へ。今年2月に行われたグランドスラム・パリ大会で世界女王を破って優勝し、一躍脚光を浴びた。5月の全日本選抜体重別選手権で優勝し、五輪への切符を手にした。柔道で県関係選手が出場するのは初めて。得意技は大内刈り。“柔道ニッポン”の代表として、金メダル獲得への期待も大きい。

 実業団・トナミ運輸のシングルスのエースとして活躍する佐々木選手は、サウスポーから繰り出すジャンプスマッシュが武器。世界ランキング6位は、日本人最高位。夢の舞台で、その実力を発揮してほしい。

 2010年のバンクーバー冬季五輪では、県内企業(ダイチ)所属の田畑真紀選手、穗積雅子選手がスピードスケート女子団体追い抜き(チームパシュート)で銀メダルを獲得し、日本中を沸かせた。あの感動をふたたび。ロンドン五輪出場選手たちの活躍に大いに期待したい。

▲7月16日激励会での北本選手(富山市内)


問い合わせ
●富山県教育委員会スポーツ・保健課
TEL.076-444-3458
FAX.076-444-4439
http://www.pref.toyama.jp/cms_sec/3005/

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