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2009年 9月 2日 [ イベント ]
No.419-2:400年前の高岡城入城を再現!高岡開町まつり
「高岡開町まつり」が9月12日(土)・13日(日)、高岡市中心市街地・古城公園周辺で開催される。加賀藩二代藩主前田利長公が高岡城に入城して400年。記念式典や前田利長公入城大行進、高岡御車山特別巡行、伏木けんか山“かっちゃ”など、イベントが盛大に行われる。歴史ファンには魅力いっぱいのまつりとなりそうだ。
●総勢約2,500人が勝鬨を上げる感動のフィナーレ
「高岡開町まつり」が9月12日(土)・13日(日)、高岡市中心市街地・古城公園周辺で開催される。加賀藩二代藩主前田利長公が高岡城に入城して13日でちょうど400年。まつりは、歴史的な節目を盛大に祝い、次なる飛躍に向けた新たな意気込みを示すもので、記念式典や前田利長公入城大行進、高岡御車山特別巡行、伏木けんか山“かっちゃ”など、イベントが盛大に行われる。歴史ファンには魅力いっぱいのまつりとなりそうだ。
まつりのメーン行事となる大行進(13日)では、400年前の慶長14年(1609)9月13日の入城を再現。利長役は俳優の勝野洋さん、正室永姫役は女優の浅野ゆう子さんが務め、勝野さんは甲冑姿で馬に、浅野さんは華麗な着物姿で輿に乗り、パレードに参加する。大行進は3部構成で、第1部は槍隊、鉄砲隊、足軽隊、兵糧隊、永姫一行ら約200人の前田利長公入城行列。それに続く、第2部は高岡歴史絵巻として、世界的化学者の高峰譲吉(アドレナリンの発見者)、漫画家の藤子・F・不二雄(ドラえもんの作者)ら高岡の偉人に扮した約40人、第3部は祝賀行列隊として、音楽隊(マーチングバンド・鼓笛隊・バトントワリング隊など)、市民祝賀隊(企業・団体・グループの市民隊)、こども隊(保育園児など)の約2,300人が行進を繰り広げる。
コースは約2.2km。本丸会館前を出発し、片原町交差点、御旅屋通り、大仏前、博物館、射水神社を経て、高岡古城公園・本丸広場に入る。本丸会館前での出発セレモニー(13:10頃~)では、入城大行進の開幕を告げる越中福岡源多良太鼓の勇壮な響きと利長公の出発宣言、永姫のあいさつが見どころ。片原町交差点では、利長公がこの日特別に勢揃いした高岡御車山を観覧(14:10頃~)。鉄砲隊による火縄銃模擬射撃、奴隊の挟箱を使った勇壮な演技が披露される。高岡古城公園・本丸広場での入城祝セレモニー(16:30頃~)では、大行進出場者約2,500人による勝鬨が見どころだ。
●必見! 高岡御車山特別巡行と伏木けんか山“かっちゃ”
高岡御車山と伏木曳山が高岡開町まつりに合わせて特別に登場するのも話題だ。御車山は、前田利長公の父、利家が豊臣秀吉から譲り受け、利長公が高岡町民に与えたとされる豪華絢爛な7基。毎年5月1日の高岡御車山祭(国重要有形・無形民俗文化財)でしか巡行しないが、開町まつりで特別に披露され、先述のように片原町交差点で勢揃いして、利長公の行列を出迎える。毎年5月15日の伏木曳山祭で山車が激しくぶつかり合う「かっちゃ」がJR高岡駅前で披露されるのも見どころだ。時間は1回目が19:30~、2回目が20:00~で、高岡市伏木の寶路町と中町の2台の山車が出場する。
前日の12日には、「開町400年記念式典」をはじめ、東海・飛騨・北陸地域と県内各地の食や特産品を販売する「楽市~ひと・もの・食のふれあい城下町~」(古城公園・本丸広場)、「高岡御車山宵祭り」(山町各山宿)、勇壮な獅子舞を披露する「獅子舞」(市内各所)、大道芸やよさこいなどを披露する「高岡開町賑わい広場」(JR高岡駅前ほか)、市内在住の外国人と市民が交流する「たかおか国際交流フェスタ」(ウイング・ウイング高岡)などが行われる。「楽市」では、高岡銅器などの伝統産業のものづくり体験ブース、ライトアップなどもある。
高岡開町400年記念イベント実行委員会では「新しく城を築き、各地から人を呼び寄せて高岡のまちを開いた前田利長公。甲冑姿の利長公ほか、高岡城入城の様子を市民参加で再現する。総勢約2,500人の大行進と勝鬨の様子をぜひ見てほしい。また、絢爛豪華な高岡御車山の巡行、伏木けんか山の勇壮なかっちゃもお楽しみに」と話している。
問い合わせ
●高岡開町400年記念イベント実行委員会(高岡市役所開町400年記念事業推進室)
TEL.0766-20-1688
FAX.0766-20-1399
http://www.takaoka400th.com/