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2009年 3月 18日 [ トピックス ]
No.395-1:「黒部の現場へ」‥‥JR山手線にレトロな車体広告登場
富山県の春の観光キャンペーンが首都圏でスタート!! JR山手線に、立山黒部アルペンルート・黒部ダムや雪の大谷、トロッコ電車、チューリップ、ホタルイカなど、富山の春の観光スポットや味覚を紹介した車体広告が登場し、乗降客の注目を集めている。掲出列車は山手線全52編成のうちの2編成(1編成11両)で、4月23日(木)まで快走する。いきいき富山館では、「黒部の太陽」をテーマにした企画展も開催中。
●昭和30年代をイメージしたデザインで富山の観光をPR
富山県の春の観光キャンペーンが首都圏でスタート!! JR山手線に、立山黒部アルペンルート・黒部ダムや雪の大谷、トロッコ電車、チューリップ、ホタルイカなど、富山の春の観光スポットや味覚を紹介した車体広告が登場し、乗降客の注目を集めている。掲出列車は山手線全52編成のうちの2編成(1編成11両)で、4月23日(木)まで快走する。
山手線車体広告を使った県の観光キャンペーンは、平成19年11月〜12月、20年6月〜7月に続き、今回で3回目。立山黒部アルペンルート全線開通<4月17日(金)>、黒部峡谷鉄道営業運転再開<4月20日(月)宇奈月〜猫又区間運転>、2009となみチューリップフェア<4月23日(木)〜5月6日(休・水)>と、富山ならではの見所いっぱいの春の観光シーズンを前にキャンペーンを始めた。今回は、立山黒部貫光(株)、黒部峡谷鉄道(株)などと協力し、掲出期間を6週間に延長し、首都圏からの誘客につなげる。
車体広告のデザインは、舞台化やテレビドラマ化で再び注目を浴びている映画「黒部の太陽」も意識し、昭和30年代のポスターをイメージしたレトロな雰囲気。当時のファッションに身を包んだ男女が登場し、「黒部の現場へ」、「雪の大谷へ連れてって」、「トロッコ列車で行こう」などと呼びかける。広告下部にデザインされた「続きは、春の富山で。」のコピーも効果的だ。
なお、前回(昨年6月〜7月)の山手線車体広告「富山で休もう。」が、第6回東京屋外広告コンクール(主催:社団法人東京屋外広告協会)の第4部門(車体利用広告)で最高賞の東京都知事賞をこのほど受賞した。富山湾越しの立山連峰や国宝・瑞龍寺、おわら風の盆など、富山を代表する景観、祭りなどの写真を使い、「富山で休もう。」と呼びかけた。過去6回のなかで同賞の受賞は、自治体として初めて。短い時間でも人々の記憶に残るデザインなどが評価されたものだが、今回のデザインも、見た人から、「インパクトがある」「おもしろい」との声が寄せられており、必見だ。
●いきいき富山館で「黒部の太陽」の世界を
立山連峰と後立山連峰の間に美しいアーチを描く巨大ダム「黒部ダム」。「黒部の太陽」は、大自然の中での史上空前の大規模プロジェクト、黒部ダム建設に挑んだ男たちの姿を作家・木本正次が描いた小説で、昭和43年に石原裕次郎、三船敏郎主演で映画化され、大ヒットした。昨年、中村獅童、神田正輝主演で舞台化(梅田芸術劇場)。また、今月21日(土)・22日(日) の二夜連続で、香取慎吾・小林薫主演のドラマがテレビ放映(フジテレビ系)されるほか、4月4日(土)・5日(日)には映画のノーカット版が黒部市国際文化センター・コラーレで上映されるなど、再び脚光を浴びている。
こうしたなか、企画展「21世紀によみがえる“黒部の太陽”の世界〜黒部ダム建設に挑んだ男たちが語る〜」が、4月12日(日)まで東京・有楽町にある県アンテナショップ・いきいき富山館の情報館で開催されているのも話題だ。黒部ダム建設で使用された「削岩機」をはじめ、映画・ドラマにちなんだ貴重な資料などを展示。世紀の難工事に挑んだ男たちのドラマに触れてみたい。
富山県観光・地域振興局観光課では、「車体広告は、黒部ダム建設当時の昭和30年代をイメージしたレトロなデザインに仕上げた。みなさんに見ていただき、そして、続きは春の富山に実際に来て、富山の魅力を体感してほしい。また、いきいき富山館・情報館で黒部の太陽関連の展示も見てほしい」と話している。
問い合わせ
●富山県観光・地域振興局観光課
TEL.076-444-3200
FAX.076-444-4404
・富山県観光ホームページ「とやま観光ナビ」
http://www.info-toyama.com/