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2010年 1月 27日 [ トピックス ]

No.439-2:「富山新港・内川遊覧と昼競り見学ツアー」参加者募集!


 粉雪舞う冬の港町の情緒を楽しんだり、ベニズワイガニなど魚介が並ぶ魚市場を見学したり‥‥。射水市新湊地区を流れる内川や富山湾の水辺空間の魅力に触れられると好評なのが、このほどスタートした「富山新港・内川遊覧と昼競り見学ツアー」。3月22日(月・休)までに計8日間行われる。参加者募集中!

●観光船に乗って、水辺空間を満喫

 粉雪舞う冬の港町の情緒を楽しんだり、ベニズワイガニなど魚介が並ぶ魚市場を見学したり‥‥。射水市新湊地区を流れる内川や富山湾の水辺空間の魅力に触れられると好評なのが、このほどスタートしたモニターツアー「富山新港・内川遊覧と昼競り見学ツアー」(射水市、市観光協会主催)。3月22日(月・休)までに計8間行われる(2月2日、11日、18日、23日、3月4日、9日、16日、22日に実施)。参加者募集中!

 ツアーは冬の誘客につなげることを目的に実施。富山県の「水辺のまちづくり推進事業」の支援を受けている。モニターとして参加者から拾った声、アンケートを参考に、今後旅行業者らに冬の新湊観光を旅行商品に組み込んでもらえるように働きかける。
 
 ツアーは2コースあり、Aコースは、“海の貴婦人”帆船海王丸が係留された海王丸パークから観光船に乗り、冨山新港・内川遊覧を楽しんだ後、川の駅新湊で下船。近くの寺社を見学した後、新湊漁港で昼競り、海王丸パークで帆船海王丸を見学するというもの。Bコースは、海王丸を見学し、観光船に乗り、川の駅新湊で下船。昼競り見学の後、新湊博物館を見学というスケジュールが組まれている。ただし、海王丸船体整備期間中はどちらのコースも、海王丸見学の替わりに新湊大橋の建設について状況説明が行われる。

 いずれのコースも海王丸パークに10:00集合、14:30解散。募集定員は毎回45名まで。参加費は無料(現地までの交通費、昼食代などは各自負担)。申込みは、射水市観光協会へTEL(0766-84-4649)、FAX(0766-84-2151)にて。必要事項(代表者の住所、氏名、年齢、電話番号、希望日、参加人数)を書き、参加希望日の1週間前までに申込み。後日案内通知が送付される。

 射水市産業経済部観光・ブランド課では「海上から眺める富山新港や帆船海王丸、大きな貨物船、建設中の新湊大橋などの風景は陸からとは趣が異なり、新鮮に見えることでしょう。また内川の遊覧では、人々の暮らしぶり、港町の歴史、風情を間近で感じることができます。市内外からお一人でもグループでも大歓迎。ぜひ参加ください」と話している。

●内川の魅力を再発見する冬のひととき

 富山新港と庄川を結ぶ、長さ2.6kmの内川。両岸には漁船が連なり、川沿いに建つ倉庫や土蔵と相まって独特の風情を漂わせている。そんな内川の水辺空間は「日本のベニス」と呼ばれる。
 
 ユニークなのが、近距離に大小13の橋が架かることだ。いくつか紹介すると、切妻屋根を持つ「東橋」はスペインの建築家が設計した歩行者専用の橋で、両岸にはベンチを設けた休憩所も設けられている。屋根には太陽と月をあらわす風向器があり、異国のような情緒を漂わせている。「山王橋」は安土桃山時代に初めて架けられた橋で、内川で最も歴史がある。「夢・愛・人・心」をテーマにした4基の手の彫刻が設けられており、アートの世界を演出する。“ステンドグラスの橋”として親しまれているのが「神楽橋」。欄干にはめ込まれたステンドグラスが光を通して、川面に鮮やかな色彩を映す。

 内川の魅力を発信する観光・交流拠点となっているのが、平成21年4月に誕生した「川の駅新湊」だ。神楽橋のそばに建ち、海王丸パークを起点に運航する観光船も乗り入れている。施設内には、観光案内コーナーやうまいもんショップ、ビューテラスがあるほか、10月1日の新湊曳山まつりで町中を曳き回される曳山13基のうち、紺屋町の花山と中町の提灯山の2基が展示されている。絢爛豪華な造りを間近で見学してみよう。

 「富山新港・内川遊覧と昼競り見学ツアー」は遊覧船とバスを使ったモニターツアーとなる。これを機会に後日、思い思いにゆっくりと内川沿いを散策してみるのもいいだろう。



問い合わせ
●射水市観光協会
TEL.0766-84-4649
FAX.0766-84-2151
http://www3.canet.ne.jp/%7Ekankou/

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