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2008年 11月 5日 [ トピックス ]
No.377-2:富山産せんべいの産業観光へ-5名様にプレゼントも!!-
米どころ・富山のお米を使って、あられやせんべい、かきもちを製造・販売する「日の出屋製菓産業」(南砺市)は、立山連峰を一望できる立山町沢端に新工場となる立山工場と、直売店「ささら屋立山本店」を開設した。北陸自動車道・立山ICに近く、工場見学の受け入れなど産業観光の拠点としての役割も担う。
●日の出屋製菓産業、立山工場と直売店を新設
米どころ・富山のお米を使って、あられやせんべい、かきもちを製造・販売する「日の出屋製菓産業」(南砺市)は、立山連峰を一望できる立山町沢端に新工場となる立山工場と、直売店「ささら屋立山本店」を新設した。
立山工場では、立山連峰を源とする地下水と地元産のうるち米を使い、安全・安心なおいしいせんべいづくりに取り組む。富山湾のシロエビを使った主力商品「しろえびせんべい」を中心に製造。また、北陸自動車道・立山ICに近く、工場見学の受け入れなど産業観光の拠点としての役割も担う。
工場上部の見学フロアー(見学自由)からは、洗米機や粉砕機、蒸し機、バンド乾燥機などの生産ラインや、しろえびせんべいの焙焼(乾燥した生地を焼くこと)、味付けなどの生産ラインを見学することができる。印象的なのが、生地を乾燥させるバンド乾燥機。全長85m、幅2mの大型乾燥機で、新幹線の車両「2階建てMAXとき」の2両分の大きさがある。機械の中は9段の層になっており、型抜きされたせんべいの生地を4往復半、2~3時間かけて乾燥させる。生地の外側と内側の水分量を均等にするもので、この後の焙焼工程の仕上がりを大きく左右する重要な工程となるようだ。
しろえびせんべいの焙焼工程では、ベルトコンベヤー状の上下2段の網がせんべい生地をはさみ、ゆっくりと進み、バーナーで裏面・表面が焼かれる様子を見ることができる。現場では、裏面・表面の焼き目が均一になるように、朝一番に試し焼きし、その後もベストな状態を維持できるように社員が目を光らせるという。
●手焼き体験工房で香ばしいせんべいを
工場の見学フロアーから1階に下りると、せんべいの焼ける香ばしいかおりが漂う。手焼き体験工房があり、大きな網の上で「しろえびせんべい」(8枚200円)を自分の手で焼ける仕組みだ。せんべいが焼き上がるまでの楽しみと、焼きたての香ばしさをその場で味わうことができるとあって、家族連れなどに人気となっている。せんべいファンはぜひ体験してみてはいかがだろう。
ささら屋立山本店では、オープン記念として「立山日記」を特別販売しており、好評を得ている。さっぱりとした塩味せんべい「しろえびせんべい」、1つの袋に薄こんぶを巻いたスティックあられ・こんぶ巻、梅肉とざらめを組み合わせた、ざら大角など7種類のあられを詰め合わせた「こきりこ」、昆布を使ったサラダ味のあられ「北前やきもち」、桜エビのせんべい「えび恋し」、醤油あられ「千枚あられ」の5品目を詰め合わせたもので、立山を描いた掛け紙も印象的だ。
日の出屋製菓産業では、「富山のおいしい米、水を使った、おいしいせんべい・かきもちを全国の方に味わっていただきたいですね。展望デッキからは立山連峰を仰ぎ見ることができます。北陸道・立山ICから立山黒部アルペンルートの玄関口・立山駅へ向かう道沿いにあります。アルペンルート探勝の折などにぜひお立ち寄りください。工場見学では案内も行っています(要予約)」と話している。
なお、日の出屋製菓産業から「立山日記」を抽選で5名様にプレゼントします。プレゼント応募フォームに、プレゼント内容「立山日記」・氏名・郵便番号・住所・メールアドレス・電話番号、記事を読んでのご感想をご記入のうえ、お送りください。<11月9日(日)締切り。発表は発送をもって代えさせていただきます。>
問い合わせ
●日の出屋製菓産業(株)広報企画課
TEL.0763-52-3011
FAX.0763-52-2153
http://www.hinodeya-seika.com/
●ささら屋立山本店
TEL.076-463-6011
FAX.076-463-6681
http://www.sasaraya-kakibei.com/