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2008年 9月 24日 [ トピックス ]
No.371-2:「駅から観タクン 富山」で高岡エリアを観光
JR西日本金沢支社は、高岡駅発のタクシー観光プラン「駅から観タクン 富山」を10月1日(水)からスタートさせる。駅前から小型タクシーを利用し、高岡、南砺市の観光スポット(4コースを設定)を2時間で巡るプランで、料金は1台6,200円。高岡駅をはじめ、JR西日本・北陸エリアの主要駅のみどりの窓口でタクシー券を販売する。
●国宝・瑞龍寺など4コースを設定
JR西日本金沢支社は、高岡駅発のタクシー観光プラン「駅から観タクン 富山」を10月1日(水)からスタートさせる。駅前から小型タクシーを利用し、高岡、南砺市の観光スポット(4コースを設定)を2時間で巡るプランで、料金は1台6,200円(コース中の入館料などは利用者負担)。高岡駅をはじめ、JR西日本・北陸エリアの主な駅のみどりの窓口でタクシー券を販売する。利用は平成21年3月31日(火)まで。「駅から観タクン」はJR西日本が昨年から国内の観光地4カ所で実施し、好評なことから、秋の行楽シーズンに合わせて富山県でも運用を始めることになった。
利用の際の予約は不要で、購入当日でも利用できる(9:00~15:00の間の2時間)。高岡駅の正面口・南口に停車中の小型タクシー(全タクシー会社の利用可能)にタクシー券を渡し、観光コースを選び出発。観光コースは、「瑞龍寺と高岡大仏コース」(国宝・瑞龍寺や高岡大仏、山町筋巡りなど)、「万葉の里コース」(勝興寺、高岡市万葉歴史館、二上山万葉ライン、雨晴海岸巡り)、「万葉の歴史堪能コース」(万葉歌碑巡り、勝興寺、高岡市万葉歴史館巡り)の高岡市内3コースと、南砺市井波の「井波彫刻のお誂えコース」(井波彫刻総合会館または瑞泉寺)の計4つのコースが設定されている。高岡駅でタクシー券を購入すると、駅観光案内所で特製のコースガイドがもらえる。また、観光施設の入場料割引などの特典もある。
高岡市は、奈良時代、万葉の歌人・大伴家持が越中国守として赴任し、220余首もの歌を詠んだ万葉の故地。伏木地区や二上山、雨晴海岸など市内各地で万葉人の息遣いを感じることができる。江戸時代に入ると、加賀藩二代藩主・前田利長が高岡城を築城し、開町。市内には利長が町衆に与えた御車山を守り伝える山町筋や、利長の菩提を弔うために三代藩主・利常が建立した瑞龍寺など、高岡の歴史を物語る名所・旧跡が点在している。また、南砺市井波は600年余の歴史を誇る名刹、瑞泉寺の門前町。信仰の町、伝統の技を守り続ける木彫りの里として知られ、通りのあちこちから職人たちの振るう木槌の音が聞こえてくる。タクシーで巡る高岡、井波の旅で、深まる秋を楽しむのもいいだろう。
●瑞龍寺や伏木周辺を歩いて巡る
JR西日本金沢支社が、高岡市観光協会と高岡エリアのボランティアガイド(あいの風、比奈の会)と連携し、9月から始めたハイキングコース「DISCOVER WESTハイキング」も紹介しよう。予約不要の無料ガイド付きハイキングで、「瑞龍の道をめぐる散策コース」と「万葉の里をめぐる散策コース」の2コースが設定されており、両コースともに平成21年3月29日(日)までの毎週日曜(1月4日を除く)に実施される。予約不要で1名からでも行われるので気軽に参加できる。
「瑞龍の道をめぐる散策コース」はJR高岡駅(南口)に13:30に集合し、瑞龍寺、八丁道(瑞龍寺と前田利長公墓所を結ぶ参道)、繁久寺(前田利長公の廟守供養のために建立)を巡ってJR高岡駅(南口)で解散。「万葉の里をめぐる散策コース」は、13:00にJR伏木駅に集合し、高岡市万葉歴史館、勝興寺を巡って再び解散場所のJR伏木駅へ。いずれのコースも散策距離は約2.5km、所要時間は約2時間。参加費は無料だが、コース中の入館料などは利用者負担となる。
JR西日本金沢支社営業課では、「<駅から観タクン 富山>は、手軽でお得なタクシー観光プラン。1台あたり1名から4名まで乗車できて、グループ旅行などに適しています。<DISCOVER WESTハイキング>は現地ボランティアガイドが案内してくれますので、名所・旧跡についての知識が深められます。普段の旅行と違った新たな発見があるかもしれません」と話している。
問い合わせ
●JR西日本金沢支社営業課
TEL.076-253-5223
FAX.076-253-5225
http://www.westjr.co.jp/