■夏の立山連峰、花火、海の幸を一度に満喫
クルージングに使われるのは、豪華客船「モンブラン」（総トン数650トン）。７月30日（日）と８月６日（日）にそれぞれ「昼のランチバイキングクルーズ」、「夜のディナーバイキングクルーズ」が予定されている。コースは富山港を出航し、黒部沖を経て富山湾を周遊するもので、夜のコースでは海辺の花火大会も楽しむことができる。周遊時間はそれぞれ約２時間。富山湾で取れる新鮮な魚を食材にした海の幸いっぱいの料理を甲板で楽しむなど、潮の香りを体いっぱいに感じながら、夏の情趣を心ゆくまで味わえることができる。

■ヨーロッパの伝統を感じさせる豪華クルージング
　この「モンブラン」は、旅客定員３００人の海中展望型クルーズ客船。船内に一歩足を踏み入れると、ヨーロッパの豪華客船を思わせるゴージャスな雰囲気のエントランスホールが迎えてくれる。メインダイニングではグランドピアノでの生演奏も予定されていて、落ち着いた雰囲気で食事を満喫できるほか、バーラウンジでは海上の景色を眺めながらカクテルを楽しむなど、普段は味わえない贅沢な時間が過ごせる。また、船底には、特殊強化ガラスの窓から海中を見渡せる海中展望ラウンジもあり、潜水艦に乗り込んだかのような神秘的な世界を体験できる。

■北前船の中継地がウォーターフロントとして再生
　富山港のある富山市岩瀬地区は、かつて北前船の中継地として栄えていたところ。近年は、ウォーターフロントとしての整備が進み、海や運河といった「水のみち」を利用した施設が充実してきている。「雄大な立山、富山湾の美しさ、海の幸。自然に恵まれた富山を、あらためて満喫し実感してほしい。そして、このクルージングが、北前船で知られる岩瀬の発展に少しでも役立てば嬉しい」と主催する岩瀬カナル会館の谷崎康夫さんは話している。

問い合わせ
●（財）岩瀬カナル会館
富山市岩瀬天神町48
TEL　076-438-8446