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1999年 11月 9日 [ トピックス ]
No.049-1:元気だせ、富山、地域再発見マガジン『およよ富山』創刊!
■富山の魅力を再発見し、みんなで「およよ!」と感動してみよう
富山の魅力を再発見し、富山をもっと楽しんでみよう---そんな思いをこめたミニコミ誌が9月に創刊。タイトルは「およよ富山」。何ともユーモラスなこの名前は、感動や驚きから発想した言葉とか。
発行人である古里律子さんと編集人の塚原徹さんは、それぞれにグラフィックデザイナー、イラストレーターの肩書きを持ち、各種印刷物やホームページ制作の分野でも活躍中。そんな二人の「何かおもしろいことやろうぜ」という試みに仲間のライターやデザイナーたちも協力スタッフとして“楽しみながら”誌面づくりに参加している。
■ほのぼのタッチのイラストと愉快なおしゃべりで富山を紹介
創刊号はB5判で36ページ。食の神様であるキャラクター「食神ちゃん」が自分の好きな食べ物を紹介する「食神ちゃんがゆく」、マニアックな手料理を紹介する「料理の食人」、富山の地酒やビールを取り上げた「寝酒の園」のほか、「ハ○(ハマル)」と題したコーナーでは、ついつい夢中にになってしまう世界をクローズアップしている。第1回目は「バイクにハマル」をテーマとして7月に開催されたセイフティーサマーツーリングの参加体験記を掲載。「真夏のツーリングなんて、暑いしダヤイし、ホントにたくさん集まるのかなあ」と、ぼやきながら(?)の参加が、「山の緑がすごくキレイだった」という感動に変わるまでをホンネでルポしているのが面白い。
このほか「ドラえもん学」を提唱している富山大学教育学部横山教授へのインタビューや県内の裏方ビジネスにスポットをあてる「ウラビジ」も意外な富山を発見できるコーナー。「富山はこんなに元気で、スゴイ人がいるんですよ」と言う塚原さんの言葉を象徴しているコーナーだ。県内の観光地を訪ねる「再発見トヤマ!ウソオ!」では、悪城の壁と称名滝へ。おしゃべりを楽しみながらの珍道中ぶりは既存の観光ガイドとは全く違う切り口。塚原さんのユーモラスなイラストと会話形式の紹介文で富山を再発見させてくれる。
■東京都出身の視点で見ると、「富山はサイコ−!」なのでありました。
塚原徹さんは、実は東京都の出身。かつては漫画家を志し、赤塚賞に入賞した経歴もある。しかし、「海と山があり、豊かな自然のある所に住みたい」「自然の中で遊ぶことが大好き」という思いが強く「探していたのは、まさにここだ」とたどり着いたのが富山であり、その熱い思いを託したのが「およよ」なのである。第2号は、11月15日に発刊。
「次号が楽しみ」という反応も多く、「およよの発刊を通じて、少しでも富山が元気になれば」という塚原さんたちの思いは、少しずつ具現化してきているようだ。 『およよ富山』は隔月刊で150円(税込み)。県内のコンビニエンスストア(一部)、書店、喫茶店などで発売中。
問い合わせ
●WIN PROJECT およよ編集部
富山県富山市黒瀬142ヴァンベール黒瀬101
076-491-8356