イベント

アーカイブ

2011年 4月 6日 [ イベント ]

No.501-1:春風に誘われて、となみチューリップフェアへ


国内最多500品種、100万本のチューリップを観賞できる花の祭典「第60回記念 2011となみチューリップフェア」が4月22日(金)~5月5日(木・祝)、砺波チューリップ公園をメーン会場に開催される。60回の節目となる今年のフェアでは、サテライト会場、オランダ風花壇の設置、小惑星探査機「はやぶさ」帰還カプセルの展示など、記念イベントが行われる。

▲昨年の大花壇の様子(蝶の地上絵)

●「はやぶさ」の帰還カプセル、フェアで展示

 国内最多500品種、100万本のチューリップを観賞できる花の祭典「第60回記念 2011となみチューリップフェア」が4月22日(金)~5月5日(木・祝)、砺波チューリップ公園をメーン会場に開催される。60回の節目となる今年のフェアのテーマは、「チューリップでつなぐ未来への架け橋」。大花壇には、チューリップでつくられた虹の地上絵に可愛らしい“ハート”、“60”の文字が浮かび上がる。チューリップタワーからぜひ眺めてみたい。

 サテライト会場やオランダ風花壇の設置、小惑星探査機「はやぶさ」帰還カプセルの特別展示など60回を記念したイベントも楽しみだ。庄下、高波の2地区のチューリップ生産農家の圃場を会場にしたサテライト会場では、球根産地ならではのチューリップ畑を見ることができる。その面積は合わせて約7haと広大で、色とりどりに咲くチューリップの長い畝が圧巻。眺めていると、心が春色に染まるだろう。4月22日(金)~30日(土)には、サテライト会場周遊バスがチューリップ公園から1日4便(9:00~、10:30~、13:00~、14:30~)運行する。1時間15分ほどで1周するからぜひ乗車を。料金は大人200円、小学生以下100円。

 オランダ風花壇は、世界最大級の花の公園、オランダ・リッセ市のキューケンホフ公園をイメージした花壇。砺波市とリッセ市が姉妹都市交流を続けていることから実現したもので、富山県で開発された「紫水晶」など15種類のチューリップとムスカリのコラボレーションが楽しめる。

 小惑星探査機「はやぶさ」帰還カプセルは、4月22日(金)~25日(月)、砺波市美術館で展示される。宇宙航空研究開発機構(JAXA)が、宇宙から帰還したカプセルの実物など、プロジェクトの成果を広く周知するために実施するもので、インスツルメントモジュール、搭載電子機器部、パラシュート、背面ヒートシールドといった宇宙から帰還した実物をはじめ、はやぶさ1/5模型、前面ヒートシールドのレプリカ模型、写真パネル10枚などを展示予定。打ち上げから小惑星・イトカワ着陸を経て、地球帰還まで、7年の歳月をかけ、約60億kmを旅した「はやぶさ」の世界初の偉業を間近で感じてみたい。

●体験コーナーやご当地スイーツも登場

 会場内のチューリップ四季彩館では、「チューリップの宝石箱」をテーマに、フェア60回と四季彩館15周年のダブルの輝きをチューリップで演出するほか、「黒部の太陽」など皇室献上品種5品種を展示する「ロイヤルコレクション」、古くから強い憧れを持って品種改良されてきた“黒いチューリップ”の新品種や人気の品種の季節展示「四季を彩る~ラ・チューリップ・ノアール」、チューリップが縁で砺波市と交流のある国にちなんだチューリップを展示する「チューリップでめぐる世界交流の旅」を企画している。

 ステージイベントでは、4月23日(土)のプリンセスチューリップ表彰式に初代プリンセスチューリップの千葉はなさん(アコースティックデュオ「羊毛とおはな」ヴォーカル)がゲストとして登場するのも話題。また、26日(火)のCBCラジオ「ごごイチ」&KNBラジオ「ご近所ラジオKNB」公開生放送では、俳優の沢村一樹さんを迎え、トークを繰り広げる。このほか、アカペラグループ「Q.T.Honey」、「Honey Grace」、「TOYAMAグラン・ソレイユ」などのコンサートも開かれる。

 会場には体験コーナーも開設される。チューリップの花かご作りや花びら染めハンカチ作り、押し花のしおり作り、チューリップジェルキャンドル作り、チューリップの浮き出るアート作りなど、チューリップに関係したものづくりでフェアの思い出を深めてみてはいかがだろう。

 散策に疲れたら、“となみのご当地スイーツ”で癒しの時間を。無農薬栽培のチューリップの花びらのジャムを生クリームに入れたロールケーキ・となみちゅーりっぷ生ロール、お花模様の上生菓子、チューリップソフト、七彩のとなみ・チューリップ焼きなどが、チューリップ四季彩館で販売されるから味わってみたい。

 (財)砺波市花と緑の財団では、「フリンジ咲き、ユリ咲きなど様々な形をしたチューリップや砺波生まれの新品種など500品種、100万本のチューリップをお楽しみください。500品種花壇には、展望スペースを新設し、咲いている様子を見渡せるようにします。このほか、水栽培のチューリップで彩る水上花壇、北門タワー前の豪快なチューリップディスプレイなど、見どころいっぱいです」と話している。


▲水上花壇(左) チューリップとスイセンのコラボ(右)


問い合わせ
●(財)砺波市花と緑の財団
TEL.0763-33-7716
FAX.0763-33-0090
http://www.tulipfair.or.jp/

コメント

その他のイベント

ページの先頭へもどる↑