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2011年 3月 23日 [ トピックス ]

No.499-2:映画「ほしのふるまち」、公開間近!―ほしのふるまちPR紙を応募者全員にプレゼント!―


氷見市を中心とする富山県を舞台とした映画「ほしのふるまち」が、いよいよ3月26日(土)から県内で先行公開、4月2日(土)から東京、大阪で公開される。多くの県民がエキストラなどとして参加・協力。地元の空気や息遣いが随所に感じられる映画に仕上がった。映画は、主人公の苦悩と成長を通して、“人は誰でも輝ける場所がある”といった普遍的なメッセージを伝えている。

▲(c)2011「ほしのふるまち」製作委員会

●高校生たちの優しい“再生”ラブストーリー

 氷見市を中心とする富山県を舞台とした映画「ほしのふるまち」が、いよいよ3月26日(土)から県内で先行公開、4月2日(土)から東京、大阪で公開される。映画は、主人公の苦悩と成長を通して、“人は誰でも輝ける場所がある”といった普遍的なメッセージを伝えている。映画を観たら、ぜひ氷見、富山県へ。氷見の街には、映画のすべてがある。“聖地・氷見”へ来て、より深く、「ほしのふるまち」の世界を体験してみてはいかがだろう。

 「ほしのふるまち」は、漫画家・原秀則さんの同名の人気漫画(小学館ヤングサンデーコミックス)を実写映画化した作品だ。漫画になる前に原さんと小学館の担当者(県出身)が氷見市内を取材して作画。富山湾越しに見える立山連峰や比美乃江大橋などリアルな描写で、漫画連載当初から“富山が舞台になっている”と話題になり、県民から映画化を期待する声が上がっていた。撮影は、昨年4月から約1カ月間にわたり、氷見、高岡、富山市内で行われ、小学生から大学生まで多くの県民がエキストラなどとして参加・協力。地元の空気や息遣いが随所に感じられる映画に仕上がった。

 「ほしのふるまち」は、青春時代に誰もが経験する将来への不安、悩み、そして成長を描いたラブストーリー。あらすじを紹介すると、東京の進学校で留年が決まった堤恒太郎は、世間体を気にする母親の意向で、遠い親戚が暮らす富山県の氷見ヶ丘高校に転校することになった。「俺は一生、輝くことはないんだろう」と落ち込む恒太郎を出迎えたのは、冷たい潮風と、何かと騒がしい居候先の宮本家の家族、そして隣に住む気の強そうな同級生、一ノ瀬渚だった。渚は看護師として家計を支える母親を手伝うため、看護師になる夢を諦めかけていた。クラスメートの栗田美奈子は、ファッション誌の編集者になるために東京の大学を目指し、宮本家の一人息子で大学生の正樹は東京での就職が思うようにいかず苦悩していた。それぞれが将来への不安を抱えながら、自分の輝ける道を探していく……。

 主人公の恒太郎役には、映画「BECK」などに出演した若手俳優のホープ・中村蒼さん、ヒロインの渚役には映画「書道ガールズ!!わたしたちの甲子園」に出演した山下リオさん。そして、県出身の柴田理恵さんをはじめ、羽田美智子さん、手塚理美さんらが若いキャストを支える。川野浩司監督は2001年ゲームソフト「es」で監督デビュー。作品「LOVE MY LIFE」で、2007年カナダ・モントリオール国際LGBT映画祭で「20/20VISION AWARD」を受賞している。

●「ほしのふるまち」を応援!

 氷見では、映画を応援するための取り組みが始まっている。氷見商工会議所では、このほど「氷見ロケ地MAP」を作成した。恒太郎、渚が通う氷見高校や坂の通学路などを映画の写真と各場面の説明とともに紹介。映画に登場する街なかの喫茶店や居酒屋なども掲載した。主なロケ地となった薮田地区などもクローズアップしており、映画のワンシーンを思い浮かべながら巡ることができる。カレーによるまちおこしを進めている氷見カレー学会では、市内のレストランなど加盟全21店で「ほしふるフェア」を開催中。映画のストーリーや星にちなんだオリジナルメニューを作り、提供している。

 また、県では、漫画雑誌「ビックコミックスペリオール3月号(3月25日発売号)」、に、漫画「ほしのふるまち」と県の観光PRをタイアップさせた広告を掲出するなど、映画の上映と連動した県のPRに取り組んでいる。

 “幻のフリーペーパー”「富山美少女図鑑」とのコラボ冊子「ほしのふるまち×富山美少女図鑑」(TOPYARD)にも注目。富山から映画に出演した女子高生を映画ロケ地で撮影した写真集で、若者の間で大きな話題に。東京での公開を前に、上映館の「池袋シネマ・ロサ」や新宿「ルミネtheよしもと」などでも配布されている。

 「ほしのふるまち」製作委員会の北日本新聞社では、県内先行公開を前に、映画の魅力を紹介したPR紙(タブロイド版8P:無料配布)を発行。漫画家・原秀則さんや川野浩司監督、射水市出身の須藤晃プロデューサーの映画への思い、出演した中村蒼さん、山下リオさん、柴田理恵さん、羽田美智子さんらのメッセージを掲載している。柴田さんの「富山の人の温かさ、豊かな自然がよく表れている映画」、羽田さんの「氷見の街はのんびりして穏やかで、心が洗われた」などの言葉が印象的だ。このほか、氷見市内の氷見駅や薮田バス停、氷見漁港をはじめ、富山市中心部を走る路面電車の環状線・セントラム、高岡駅前バス停など、県内各地のロケ地の情報も盛り込んだ。

 「ほしのふるまち」が、第3回沖縄国際映画祭の「地域発信型映画」部門の上映作品にも選ばれ、3月23日(水)~27日(日)、宜野湾市の沖縄コンベンションセンターで上映されることも話題だ。「地域発信型映画」部門は、国内の魅力的な場所、街、風景やその土地に住む人々の素晴らしさを伝える作品が対象となっている。県外の人に、富山の街や自然の風景がどのように映るか楽しみだ。会場では、富山県のブースが出展されており、県の観光PRを行っているので、来場の際にはぜひ足を運んでみよう。

 「ほしのふるまち」は、県内では3月26日(土)からTOHOシネマズ高岡、TOHOシネマズファボーレ富山、富山シアター大都会の3館で公開。26日(土)には、氷見市民会館で特別上映会が行われる。3館と氷見市民会館では、川野浩司監督、中村蒼さん、山下リオさんの初日舞台あいさつも予定されている。県外では、4月2日(土)から池袋シネマ・ロサ(東京)、敷島シネポップ(大阪)で公開されるほか、全国で順次公開。

 ほしのふるまちPR紙(タブロイド版)を応募者全員にプレゼントします。プレゼント応募フォームに、プレゼント内容「ほしのふるまちPR紙」・氏名・郵便番号・住所・メールアドレス・電話番号・記事を読んでのご感想をご記入のうえ、お送りください。<3月27日(日)締切り>


▲(c)2011「ほしのふるまち」製作委員会


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●北日本新聞社営業局営業部
TEL.076-445-3320
FAX.076-445-3338
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