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2011年 3月 16日 [ トピックス ]

No.498-2:ホタルイカの神秘の光に心も染まる春


 富山湾に春到来を告げるホタルイカ漁。3月1 日に解禁となり、4月9日(土)~5月5日(木・祝)には「滑川ほたるいか海上観光」が開催される。3月19日(土)からは、ほたるいかミュージアムで「ほたるいか発光ショー」も始まる。暗闇に青白い光を放つホタルイカが演出するファンタジーを富山で体感してみてはいかがだろう。

▲滑川ほたるいか海上観光(左)/
ほたるいか発光ショー(右)

●ホタルイカと海洋深層水のまち、滑川へ

 富山湾に春到来を告げるホタルイカ漁。3月1日に解禁となり、4月9日(土)~5月5日(木・祝)には「滑川ほたるいか海上観光」が開催される。3月19日(土)からは、ほたるいかミュージアムで「ほたるいか発光ショー」も始まる。暗闇に青白い光を放つホタルイカが演出するファンタジーを富山で体感してみてはいかがだろう。

 ホタルイカは体長4~6cmの小型のイカで、体(胴、頭、腕)に1,000個余りの発光器を持ち、幻想的な光を放つ。山陰沖などでも捕獲されるが、岸近くまで大群をなして集まるのは富山湾だけで、「ホタルイカ群遊海面」(常願寺川の河口左岸から魚津港に至る約15kmの沿岸域)は、国の特別天然記念物に指定されている。

 海上観光では、早朝3:00(乗船受付:ほたるいかミュージアム2:30~2:50)に滑川漁港を出港し、沖合約1.5kmの定置網でホタルイカ漁を観光船から見学する。網の引き上げ時に、ホタルイカが網に触れることで刺激を受けて発光し、海面を神秘的な色に染める。帰途、海上から見る立山連峰の朝焼けも感動的。観光の思い出を深めてくれるだろう。

 早朝の出港のため、県外からの観光客には、滑川市内の旅館・ホテルでの宿泊をおすすめしたい。海老源・海遊亭(TEL:076-475-5656、1泊2食付13,650円~)、海老よし(TEL:076-475-0356、1泊2食付12,600円~)、ホテルサンルート滑川(TEL:076-475-8833、宿泊のみで6,930円~)が市内にあり、各施設でも海上観光の予約ができるので、宿泊予約時に確認してみよう。

 3月19日(土)~5月下旬、ほたるいかミュージアムで開催される「ほたるいか発光ショー」もほたるいか観光の目玉。特殊飼育水槽内に設けられた網を引くと、生きたホタルイカが美しく光る。間近で発光の様子が見られるとあって、家族連れに人気だ。滑川沖の水深333mより取水された富山湾海洋深層水が湧き出る深海不思議の泉では、深海に棲息するホタルイカや深海魚に触れることもできる。

 滑川市観光協会では「この春、ホタルイカの神秘的な光に会いに滑川へ。海上観光については、例年よりも動きが早く、土曜・日曜はすでに予約で埋まり、キャンセル待ちの状態です。平日は、旅館・ホテルの指定枠で調整中。一度ご連絡を」と話している。

問い合わせ
●滑川市観光協会(ほたるいか海上観光部)
TEL.076-475-0100
FAX.076-476-9301
http://www.namerikawashikankou.com/

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