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2008年 4月 16日 [ トピックス ]

No.348-2:斬新な企画募集中! とやま若者・地域チャレンジ支援事業


 “若者のパワーで富山を熱くしよう!”をキャッチフレーズに、「青少年育成富山県民会議」では「平成20年度とやま若者・地域チャレンジ支援事業」の企画募集を始めた。「若者チャレンジ部門」、「若者トライ&出会い部門」、「地域チャレンジ部門」の3部門で、5月19日(月)<必着>まで企画を受け付ける。今年度から、応募対象者を富山県出身で県外在住の若者(「地域チャレンジ部門」をのぞく)にも拡大したことが大きな特徴だ。


●県出身で県外在住の若者からの応募も可能

 若者を対象にしたユニークなお見合いパーティーや、外国人と一緒に富山の歴史・文化を学ぶ国際交流イベント‥‥‥。“若者のパワーで富山を熱くしよう!”をキャッチフレーズに、「青少年育成富山県民会議」では「平成20年度とやま若者・地域チャレンジ支援事業」の企画募集を始めた。
 
 同事業は、次代を担う青少年の健全育成を推進している「青少年育成富山県民会議」が、若者主体の地域づくり事業や未婚男女の出会いと交流の場の提供事業、地域の若者が参画する青少年健全育成事業など、若者に関わる事業企画を募集し、チャレンジ精神あふれる企画を支援するもの。若者が企画に参画することで若者の意欲を引き出し、地域の活性化、元気とやまの創造につなげることを目的としている。
 
 募集部門は、「若者チャレンジ部門」、「若者トライ&出会い部門」、「地域チャレンジ部門」の3部門で、5月19日(月)<必着>まで企画を受け付ける。事業自体は平成13年度から始まり、18年度から3部門となったが、今年度から応募対象者を富山県出身で県外在住の若者(「地域チャレンジ部門」をのぞく)にも拡大したことが大きな特徴だ。

 「若者チャレンジ部門」では、若者ならではの斬新な発想による先駆的・独創的な企画で、若者同士が結束しネットワークの形成につながる比較的大規模な事業(原則1点)に最高100万円まで助成する。「若者トライ&出会い部門」の“若者トライ”は、地域の活性化につながるユニークなイベントや活動などで、市町村域内にとどまる小規模な事業が対象。“出会い”は未婚男女の出会いと交流の場を提供する事業が対象となっている。“若者トライ”と“出会い”ともに最高10万円をまで助成する(15点程度)。「若者チャレンジ部門」と「若者トライ&出会い部門」の応募資格は、(1)富山県内在住の若者か、富山県出身で県外在住の若者(18歳〜35歳) であること、(2)県内で活動している青年団体・青年グループ(中心構成メンバーが主として若者であるものに限る)であること のいずれか。ただし、(1)の県出身で県外在住の若者の場合、企画実施に向けて立ち上げる実行委員会の中心構成メンバーに県内在住者が入っていることが必要となる。

 「地域チャレンジ部門」では、若者や青少年を含む地域住民が企画・実施する先駆的な事業や、青少年に地域社会の一員であることの自覚を持たせることなどを目的とする企画(2点程度)に最高30万円まで助成する。応募資格は、地域住民団体やNPO法人、ボランティア団体などの協働・連携グループとなっており、「若者チャレンジ部門」、「若者トライ&出会い部門」と異なり、イベントなどのノウハウをもった年配の方が中心となって、若者らを巻き込んだ企画を提案することもできる。ただし、若者や青少年が実行委員会などのメンバーに参画することなどが条件となっている。

●元気富山の創造、地域活性化に期待

 応募方法を紹介しよう。提出書類は、企画提案書(様式自由:A4用紙1枚程度)と企画説明書(様式自由:枚数自由)。企画提案書には応募部門、企画名、企画概要、提案者名(団体・グループの場合はその名称及び代表者名)、年齢、連絡先(住所、電話番号、E-mail)、この事業を知ったきっかけを、企画説明書には、実施時期、場所、内容、スケジュール、参加人数、収支内訳(概算)を記載し、郵送または電子メールで青少年育成富山県民会議事務局へ(〒930-8501 富山市新総曲輪1-7 TEL.076-444-3136 E-mail:seishonen@esp.pref.toyama.lg.jp)。県厚生部児童青年家庭課のホームページから企画募集要領や応募様式(参考)などがダウンロードできる。また、過去の受賞企画も掲載されているので参考に。提出された企画案は審査委員会で審査され、7月上旬までに受賞者が決定する。企画案の実施は、平成21年2月28日(土)まで。

 なお、これまでの若者チャレンジ部門・最優秀賞には、障害者がモデル出演するファッションショーや、富山大学の学生らが期間限定で企画・運営するアートスクールが選ばれている。また、若者トライ&出会い部門では、プロの紙芝居師による街頭紙芝居の実演や、皿回し・コマ回しなどを親子で楽しむワークショップ、製作した楽器でコンサートを開催する企画、インターネットを使ったバーチャルな出会いとクリスマス前のパーティーなどが優秀賞を受賞。地域チャレンジ部門では、高岡御車山の囃子を小学生が学ぶイベントや神楽教室、越中国守・大伴家持が視察したルートを地元の中学生に追体験してもらう旅の企画などが選ばれている。

 青少年育成富山県民会議事務局では、「今年度から、県出身で県外在住の若者からの企画も受け付ける。たとえば、県外に進学した大学生が夏休みで帰省中に地元の友人とネットワークを組んでイベントを企画してもらってもいい。県外の生活で培った経験やノウハウを活かし、ユニークな視点で企画を提出してほしい」と話している。




問い合わせ
●青少年育成富山県民会議事務局(富山県厚生部児童青年家庭課内)
TEL.076-444-3136 FAX.076-444-3493
http://www.pref.toyama.jp/cms_sec/1201/

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