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2008年 2月 27日 [ トピックス ]
No.341-1:ほたるいか海上観光、3月3日(月)予約受付開始!
夜明け前の滑川沖に、幻想的にきらめく不思議な光の群れ‥‥。「ほたるいか海上観光」の予約受付が3月3日(月)に始まる。富山湾に春の訪れを告げるホタルイカの幻想的な光を観光遊覧船から観覧するもので、4月12日(土)〜5月6日(火・休)に開催される。
●早朝のホタルイカ漁で神秘的な光を観賞
夜明け前の滑川沖に、幻想的にきらめく不思議な光の群れ‥‥。「ほたるいか海上観光」が4月12日(土)〜5月6日(火・休)に開催される。富山湾に春の訪れを告げるホタルイカ漁を「はまゆう」、「若潮」の2隻の観光遊覧船(定員合わせて120名)から観覧するもので、3月3日(月)に予約受付が始まる。
ホタルイカは体長4〜7cmの小型のイカで、体に1,000個余りの発光器を持つ。春の産卵期を富山湾沿岸で迎え、日中は深い海に生息しているが、夜になると浮上し岸近くに寄り、夜明けまでに産卵を終えて沖合の深い海へ戻る行動を繰り返すとされている。山陰沖などでも捕獲されるが、岸近くまで大群をなして集まるのは富山湾だけで、「ホタルイカ群遊海面」(常願寺川の河口左岸から魚津港に至る約15Kmの沿岸域)は国の特別天然記念物に指定されている。
観覧スケジュールは、早朝3:00(集合:ほたるいかミュージアム2:30〜2:50)に滑川漁港を出港し、沖合1.5kmほどの定置網ホタルイカ漁を見学したあと、4:30ごろに帰港となっている。定置網に触れて青白く発光するホタルイカの様子はまさに神秘的で、竜宮城のファンタジックなショーを見ているようだ。
海上観光は事前予約が必要で、滑川市観光協会(TEL.076-475-0100:10:00〜16:00)に申込む。3月3日(月)〜31日(月)は月曜から金曜、4月1日(火)〜5月5日(月・祝)は毎日受付が可能だ。観覧料金は、Aコース<観覧のみ>大人3,000円・小中学生2,000円。Bコース<観覧+ほたるいかミュ−ジアムお土産買物券付(2,000円相当)>大人4,500円・小中学生3,500円、Cコース<観覧+市民交流プラザ利用券(展望風呂とほたるいか御膳(要予約)のセット)>大人のみ4,800円※<Cコースは4月26日(土)〜5月6日(火・休)のみ>。乗船前に記念写真の無料サービスがあるのもうれしい。なお、天候不順などにより、やむをえず欠航する場合があるので、ご了解を。
●富山湾の旬の味覚に舌鼓!
ほたるいかミュージアムで、「発光ライブシアター」が3月20日(木・祝)〜5月下旬に催されるのも話題だ。富山湾海洋深層水の入った特殊な飼育水槽に放たれたホタルイカの発光の様子を観賞できる参加型シアターで、間近にきらめく青白い光に誰もが魅了されるだろう。館内には、ホタルイカの生態を紹介する「ほたるいかの不思議」、映像によるミュージカルショー「深海銀河劇場」、滑川沖水深333mより取水された深層水が湧き出る泉「深海不思議の泉」などのコーナーもあり、ホタルイカの世界にどっぷりと浸かれる。
ほたるいか観光のあとは、滑川市内の「市民交流プラザ」でひと休みするのもいいだろう。特に4月26日(土)〜5月6日(火・休)<ただし、休館日の30日を除く>は5:00〜8:00に5階展望風呂「あいらぶ湯」と休憩室が利用できるので、富山湾や北アルプスを眺めながら湯に浸かり、心身ともにリフレッシュしよう。プラザ内のレストラン「かじやばし」では6:30からほたるいか御膳などの食事が楽しめる。このほか、滑川市内の旅館や料理店、すし店、居酒屋などでも酢味噌和え、刺身といったホタルイカ料理が味わえる。ほたるいかの旬の味わいに観光の思い出もより深まるだろう。
滑川市観光協会では「海上観光でホタルイカの神秘的な発光をぜひ体感ください。期間中の土曜・日曜は希望が多いので、早めのご予約を。ほたるいか観光のあとは、ホタルイカの料理を満喫ください」と話している。
問い合わせ
●滑川市観光協会
TEL&FAX.076-475-0100
http://www.city.namerikawa.toyama.jp/