No.336-2:カターレ富山、いよいよ始動！　チームのエンブレムなど決定

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No.336-2:カターレ富山、いよいよ始動！　チームのエンブレムなど決定

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2008年 1月 23日 [ トピックス ]

　Jリーグディビジョン2(J2)昇格を目指し、2008年シーズンから日本フットボールリーグ(JFL)に参戦する「カターレ富山」のチームカラーとロゴマーク、エンブレムが決定。このほか、チームマスコットのデザインも近く発表される予定だ。

●エンブレムは、チューリップをモチーフに

　Jリーグディビジョン2(J2)昇格を目指し、2008年シーズンから日本フットボールリーグ(JFL)に参戦する「カターレ富山」のチームカラーとロゴマーク、エンブレムが決定。このほか、チームマスコットのデザインも近く発表される予定だ。
　
　チームカラーは、富山の清らかな水や富山湾などをイメージした青色。カターレ富山の母体となるYKK APサッカー部が水色、北陸電力サッカー部・アローズ北陸が青色だったことにも考慮した。ロゴマークは英文字で「KATALLER TOYAMA」。“LL”の部分を勝利をあらわす“VICTORY”の頭文字の“V”に見立て、赤色で元気な富山をアピールしている。エンブレムは、チューリップを全体のモチーフに、内部に立山連峰、下部は富山湾の波をイメージさせたデザインとなっている。また、チームマスコットの愛称については公募により決定する予定だ。
　
　ファンクラブ・個人会員の募集が2月1日(金)から始まるのも話題だ。会員(ゴールド・一般・小中高生)には、ポイントカード付きの会員証や招待券(試合チケット)、会報誌、グッズなどがもらえる特典がある。

●3月16日(日)、ホームで開幕戦

　JFL'08シーズンには18チームが参戦。3月16日(日)の開幕戦では、ホームの富山県内でニューウェーブ北九州(福岡県)と、3月20日(木・祝)の第2節はJリーグ準加盟クラブのファジアーノ岡山(岡山県)と敵地で対戦する。
　
　シーズン開幕に向け、カターレ富山ではチームづくりが進められている。初代監督には楚輪博氏が就任。楚輪氏は、前YKK APサッカー部監督。現役時代はヤンマーディーゼルに所属し、MFとして活躍。1981年にリーグ優勝を果たし、アシスト王に輝いた。'90年に現役引退後、セレッソ大阪、サガン鳥栖などの監督を務め、2004年からYKK APサッカー部監督に就任。'05年にはJFLで2位の成績を残している。現役から現在まで、日本サッカー界のトップレベルで活動し、サッカーに対する高い見識と情熱を持っていることや、YKK APサッカー部をJFL上位チームとして定着させたこと、カターレ富山の母体であるYKK APサッカー部と北陸電力サッカー部アローズ北陸の選手を把握しており、富山のサッカー事情にも明るいことなどから、カターレ富山の初代監督として最もふさわしいと評価された。

　チームメンバーには、母体となる2チームの主力として活躍した23人の選手が決まり、このほかチーム外から5〜6人ほどを増強する計画で選手と交渉を進めている。1月末には新チームが始動する予定だ。

　JFL'08シーズンで上位4位以内に入れば、最短で'09年にJ2への昇格が可能となる。チームを運営する(株)カターレ富山は、Jリーグ昇格に必要な条件となる準加盟申請書類を1月10日(木)にJリーグ事務局に提出した。Jリーグでは、現地調査などを行ったうえで、2月19日(火)の理事会で準加盟の可否を審議する予定。

　(株)カターレ富山では「3月16日(日)の開幕戦に向け、チームづくりを進めている。ホームグラウンドで1万人の観客動員を達成し、弾みをつけたい。県内外からの応援を期待している。できれば1年でJリーグ昇格を目指したい」と話している。