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2006年 12月 20日 [ トピックス ]

No.279-2:平成19年度の花時計用花壇デザイン、募集中


 置県百年を記念し、また花と緑に満ちた県土づくり運動の拠点として、昭和58年4月に県庁前公園に設置された花時計。富山県では、多くの人に親しまれ、愛される「とやまの花時計」に育てるため、花時計用の花壇デザインを毎年一般公募しており、現在平成19年度用の花壇デザインを募集している。

●季節の花で富山を表現

 置県百年を記念し、また花と緑に満ちた県土づくり運動の拠点として、昭和58年4月に県庁前公園に設置された花時計。富山県では、多くの人に親しまれ、愛される「とやまの花時計」に育てるため、昭和59年度より花時計用の花壇デザインを毎年一般公募しており、現在平成19年度用の花壇デザインを募集している。
 
 富山市の中心部にある県庁前公園は、県庁舎や放送局、オフィスビルなどに囲まれた広さ1.2haの公園。時を刻む花時計や水の王国富山を象徴する大噴水、芝生広場があり、街なかのオアシスとして県民の憩いのスポットとなっている。

 時計は公園の南西側コーナーにあり、毎年4月1日から12月の降雪時まで稼働(降雪のない時は12月25日まで)。時計本体は直径6m、3針(秒・分・時)を持つ埋設式で、フレームには、立山(富山県マーク)と北アルプスの山並みを常緑樹(イヌツゲの刈り込み)で表現。定時にはミュージックチャイムが流れ、平成18年度では、午前8時に「鐘のイメージによる時報」、10時に「越中おわら節」、午後0時に「せりこみ蝶六」、3時に「こきりこ」、6時に「あかね色の空」、8時に「未知との遭遇」のシンセサイザーのメロディーが使われてきた。

 毎年度3月、5月、7月、9月、11月の各中旬に花の植え替えが行われ、1年で5回の花壇デザインが楽しめる。パンジーやコリウス、ベゴニア、マリーゴールド、ハボタンなど、季節の草花が可憐な姿形を見せてくれる。

●春風に乗せて、4月1日には花時計の始動式

 花時計用の花壇デザインの応募要領を紹介しよう。富山県在住者、または県にゆかりのある方ならば年齢に関係なく、どなたでも応募できる(点数は1人3点以内)。テーマは自由。たとえば、富山の四季や富山らしさを表現するもの、ユニークなデザインを表現するもの。花壇デザインに適した単純で理解のしやすいものが望ましい。用紙はB5版ケント紙または画用紙を使用し、所定のサイズで描く 
(http://www.pref.toyama.jp/cms_sec/1506/kj00004507.htmlから関連ファイル「応募要領(裏)」をダウンロード。印刷する場合は、B4サイズで)。応募作品の裏面に簡単な作為意図、住所、氏名(ふりがな)、年齢、電話番号、職業(児童、生徒の場合は学校名、学年)を明記し、平成19年1月31日(水)まで[必着]に、〒930-0137 富山県富山市呉羽本町2447-6 株式会社 大井仙樹園宛へ。(県庁前公園の指定管理者は、風と緑と水の会で、(株)ホクタテと(株)大井仙樹園の共同体です。)

 賞は、最優秀賞1点、優秀賞1点、佳作7点以内。最優秀作品と優秀作品は平成19年の花時計花壇デザインに採用され、また入賞者には賞状と記念品が贈られる。審査結果は2月下旬に公表し、入賞者に通知される。

 富山県土木部都市計画課では「花壇デザインは季節が感じられる富山の顔ともいえます。どしどしご応募ください。平成19年4月1日には花時計始動式を開催します。この始動式では、花時計の始動のほか、花壇デザインの表彰式を行います。また、草花の苗の無料配布なども予定しています。ぜひ参加ください。」と話している。



問い合わせ
●富山県土木部都市計画課
TEL.076-444-3348
FAX.076-444-4421
http://www.pref.toyama.jp/cms_sec/1506/

●株式会社大井仙樹園
TEL.076-436-0545

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