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2006年 12月 27日 [ イベント ]

No.280-1:スキー&スノボを楽しんだ後は温泉に直行!


 白い妖精が舞い降りる冬。待望の季節到来でスキー&スノボファンはスキー場の積雪状況が気になっていることだろう。県内には雄大な自然に抱かれた12のスキー場・エリアがあるが、現在本格的な冬将軍の到来を待っている状態。立山連峰を眺めながら豪快に滑走したり、アフタースキーに温泉に浸かったりと、各スキー場の魅力や楽しみ方はいろいろ。いくつかのスキー場を紹介しよう。

●雪のカーニバルやかまくら祭りも楽しみ

 白い妖精が舞い降りる冬。待望の季節到来でスキー&スノボファンはスキー場の積雪状況が気になっていることだろう。県内には雄大な自然に抱かれた12のスキー場・エリアがあるが、暖冬傾向で現在牛岳温泉スキー場の人工雪ゲレンデのみが滑走可能。他は雪待ちの状態だが、今後の寒波次第で滑走可能となるから楽しみにしてほしい。立山連峰から富山湾までの景色を見ながら豪快に滑走したり、アフタースキーに温泉に浸かったりと、各スキー場の魅力や楽しみ方はいろいろ。いくつかのスキー場を紹介しよう。
 
 県東部にある「宇奈月温泉スキー場」(黒部市)は、県内随一の規模を誇る温泉郷・宇奈月温泉を眼下に見ながら、豪快にシュプールを描ける。その後は、温泉宿の湯舟に直行。湯量豊富な弱アルカリ性単純泉に浸かって心身ともにリフレッシュし、夕食は富山湾の味覚に舌鼓といきたい。名物イベントは、雪像コンテスト、タイマツ滑降、花火大会などがある「雪のカーニバル」<2007年2月3日(土)>や山間に華麗な花火が打ち上がる「雪上花火大会」<2月10日(土)、17日(土)、24日(土)>。澄んだ冬の夜空に大輪の花を咲かせる花火が、心を七色に染めあげてくれる。

 「立山山麓スキー場」(富山市大山地区)の「極楽坂エリア」は、ファミリーゲレンデ横に新設されたキッズパークや、上部のジャイアントコースまで一気に運んでくれるフード付クワッドリフトに注目。アフタースキーは美人の湯として知られる立山山麓温泉へ。「らいちょうバレーエリア」では、ゴンドラリフトで一気に1,188mの山頂へ。視界360度のパノラマビューを楽しみながら滑走できる。

 立山山麓スキー場の最東部にある「あわすのスキー場」は、NPOが運営する全国で初めてのスキー場。リフトに慣れない子どもやスノボ初心者が安全に利用できるベルトコンベア式登坂装置を利用してゲレンデに立ってみよう。立山山麓スキー場では2月10日(土)〜18日(日)に「かまくら祭り」が開催される。ミニかまくら100基にろうそくが灯るキャンドルイルミネーションなど、雪原に幻想的な世界が展開する。

●『富山 冬のきときとNEWS』で富山へアクセス

 富山県のほぼ中央、北陸自動車道・富山西ICから約30分の近距離にある「牛岳温泉スキー場」(富山市山田地区)は、巨大な一枚バーンのセントラルゲレンデが特徴で、全長2,000mのダウンヒルと全面ナイタースキーが楽しめる。牛岳ユースハイランドなど、ゲレンデ周辺の宿泊施設には温泉が引湯されており、一泊料金、リフト2日券、ナイター券をセットにした特別パック(大人9,500円)も設定されているので利用してみたい。

 富山県の南西部、南砺市には「IOX-AROSA(イオックスアローザ)」、「たいらスキー場」、「タカンボースキー場」、「スノーバレー利賀」、「閑乗寺スキー場」の5つのスキー場が点在しており、上級者からビギナーまで心ゆくまでスキー&スノボを満喫できる。標高939mの医王山(いおうぜん)に広がるIOX-AROSA。スイス南東部・グラウビュンデン州にあるアローザ村と友好提携していることから、欧風リゾートの雰囲気が感じられる。県内初の6人乗りゴンドラ、アローザ資料館、レストラン・ワイスホルン、ホテル「IOXクルム」などを利用してウインターリゾートを楽しもう。

 スキー場の山頂が1,330mと北陸一の標高で、最長滑走距離5,000mというスケールの大きさが自慢の「スノーバレー利賀」。標高の高さがもたらすパウダースノーと、豊富なコースバリエーションで滑走技術のレベルアップに。天竺温泉の郷での一泊料金とリフト1日券をセットにした宿泊パック(平日8,000円ほか)にも注目。天竺温泉の郷は金剛堂山の麓、1,100mの深さから湧出した温泉で、檜風呂や岩風呂、露天風呂が設けられている。
 
 県内のスキー場情報を網羅したのが、(社)富山県観光連盟からこのほど発行された『富山 冬のきときとNEWS』。A4版32頁の中に、県内12のスキー場・エリアの概要や各スキー場周辺の立ち寄りスポット(温泉、道の駅、観光ポイント、イベントなど)をはじめ、ブリやベニズワイガニ、甘エビ、バイ貝といった富山湾の冬の味覚、3月末までのイベント情報など冬の富山をエンジョイするための情報が満載されている。

 『富山 冬のきときとNEWS』は、大都市圏の主要旅行代理店をはじめ、東京、名古屋、大阪の富山県事務所、東京・有楽町の「いきいき富山館」、県内市町村の観光窓口、観光案内所、道の駅、富山駅などで配付。冬の富山へのスキー&スノボ、観光をプランしている方への郵送にも応じている。
 
 (社)富山県観光連盟では、「県内観光施設で入場料金の割引などの特典が受けられるジョイフルカード、宇奈月温泉謝恩号の無料乗車券引換券などが付いているのも特徴。ご利用ください。」と話している。



問い合わせ
●(社)富山県観光連盟
TEL.076-441-7722
FAX.076-431-4193
http://www.kanko-toyama.or.jp/

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