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2006年 10月 4日 [ トピックス ]
No.268-1:とやま子育て応援団、10月15日にスタート
少子化対策として、子育て家庭を社会全体で支える制度に取り組む自治体が全国で増えるなか、富山県は10月15日(日)から、「とやま子育て応援団」(とやま子育て家庭応援優待制度)をスタートさせる。家族のふれあいやコミュニケーションを深める機会を増やし、地域社会全体で子育て家庭を応援することが目的。
●協賛店・企業は1,559店舗
少子化対策として、子育て家庭を社会全体で支える制度に取り組む自治体が全国で増えるなか、富山県は10月15日(日)から、「とやま子育て応援団」(とやま子育て家庭応援優待制度)をスタートさせる。家族のふれあいやコミュニケーションを深める機会を増やし、地域社会全体で子育て家庭を応援することが目的だ。
制度では、毎月、「とやま県民家庭の日」(第3日曜日)から始まる1週間を「とやま家族ふれあいウィーク」として設定。この期間を中心として、18歳未満(高校などの在学者含む)の子ども連れの家族が県内の協賛店を利用した場合、協賛店が事前に設定している割引や特典などの各種サービスを受けられる。県内では約10万8,000世帯が優待の対象となる。
県内の協賛店・企業はこれまでに1,559店舗にのぼり、同じような制度を計画・実施する全国16県のなかでトップクラスの参加数となる。同様の子育て支援制度は奈良県、石川県、静岡県など6県で導入されており、10月には富山県のほか、山梨県、九州5県も実施する。全国の優待制度の対象をみてみると、「18歳未満の子ども連れ家庭」、「18歳未満の子どもを3人以上養育する家庭」、「就学前の子どもを持つ家庭」、「妊娠中の方および小学生の児童を持つ家庭」などに大別できる。申請後にカードやパスポートを交付する県もあるが、富山県では「18歳未満の子ども連れ家庭」(県外在住者も可)を対象とし、カードやパスポートを申請する必要もない。
●家族と一緒に過ごす時間を
優待サービスを利用するには、県広報誌やホームページ、PRチラシ、新聞の県広報などから「優待券」を切り取るか、コピーをして協賛店に持参する必要がある。各協賛店の入り口には、「とやま子育て応援団」のステッカーが掲示されており、サービス実施期間中は県産杉材を使ったポップスタンドがレジ付近に置かれることになっている。協賛店名や優待サービスの内容は、ホームページや、制度開始前に保育所・幼稚園、小中学校を通じて配布されるリーフレットなどで確認することができる。
協賛店・企業は、理美容店(424店舗)、自動車関連(ガソリンスタンドなど362店舗)、飲食店(206店舗)、浴場(80店舗)、ホテル・宿泊(26店舗)、クリーニング店(73店舗)など多岐にわたる。社会貢献や誘客につなげたいと、県の呼び掛けに応じた店舗が多い。
優待サービスの一例を紹介すると、理容院の「子どものシャンプーを無料」、ガソリンスタンドの「洗車及びオイル交換料金1割引き」、花屋の「お子様に小さな花束プレゼント」、ホテルの「お子様の宿泊料金無料」、写真店の「証明写真10%OFF」、スーパーマーケットの「精肉3割引き」、中華料理店の「ギョウザを半額」など。サービスの提供期間や、優待サービスの内容は協賛店ごとに異なる。
富山県知事政策室では、「とやま子育て応援団として参加する協賛店・企業は全国有数の規模となった。家族で優待サービスを利用し、家族一緒に過ごす時間を増やしてほしい」と話している。
問い合わせ
●富山県知事政策室
TEL.076-444-4069
FAX.076-444-3473
http://www.pref.toyama.jp/cms_sec/1002/