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2006年 7月 26日 [ トピックス ]

No.258-1:新たな「とやま名物」アイデアコンテスト、優秀作品決定


 (社)富山県食品産業協会が実施した『新たな「とやま名物」アイデアコンテスト』。このほど審査会が行われ、最優秀賞にあたる知事賞に竹内佳子さん(黒部市)の「昆布うどん」が選ばれたほか、食品産業協会長賞に3作品、審査員特別賞に6作品が選ばれた。優秀作品(または応募作品のアイデア)を生かして商品化に取り組む企業を募集中!

▲昨年度、知事賞を受賞した「昆布豆腐」

●商品化に取り組む企業を募集!

 (社)富山県食品産業協会が実施した『新たな「とやま名物」アイデアコンテスト』。このほど審査会が行われ、最優秀賞にあたる知事賞に竹内佳子さん(黒部市)の「昆布うどん」が選ばれたほか、食品産業協会長賞に「富山ごハン・バーガー」など3作品、審査員特別賞に「ホタルイカ三変化」など6作品が選ばれた。11月11日(土)〜12日(日)に県民公園太閤山ランド(射水市)で開催される「食祭とやま2006in射水」で表彰される。

 同コンテストは、"食のとやまブランド"を推進し、富山県の食品産業の活性化を図るため、"第二のます寿しを目指せ"をフレーズに昨年度からスタートとした取り組み。今年度は4月〜5月の応募期間中に、県内外の10歳から73歳までの男女から186点のアイデアが寄せられた。

 県食品産業協会では、優秀作品(または応募作品のアイデア)を生かして商品化に取り組む企業に対し、100万円を上限に開発費の半分を補助して支援することにしており、産学官による商品開発と併せて、商品化に取り組む企業を募集。8月中旬に審査会を開催し、交付先を決定する。

 なお、昨年度、知事賞を受賞した豆腐風の和生菓子「昆布豆腐」は、考案者の瀧味堂から商品化され、豆乳やペースト状の昆布の風味が好評を得ている。              

●富山の素材、ユニークなアイデアを生かした作品

 今年度、知事賞、食品産業協会長賞、審査員特別賞を受賞した作品をいくつか紹介しよう。知事賞の「昆布うどん」は、小麦粉に昆布を練り込んで製麺することで、昆布の香りと独特の食感が楽しめるうどん。昆布を使った独特の食文化を育んできた富山にありそうでなかった品といえる。

 食品産業協会長賞の「富山ごハン・バーガー」と「昆布に夢中」はネーミングがユニーク。「富山ごハン・バーガー」は、コシヒカリ粉で作ったバンズで県産の名水ポークや野菜を挟んだバーガー。「昆布に夢中」は、昆布と深層水を使った、ゼリーと餅の中間の食感が印象的なお菓子だ。シロエビの粉末を使用したお茶漬け「しろえびのお茶漬け」も同賞を受賞した。

 審査員特別賞の「ホタルイカ三変化」は、富山湾で獲れたホタルイカを油で揚げ、梅味、抹茶塩味、薄塩味に仕上げたスナック。「ゲンゲの干物」は、富山湾の深海魚・ゲンゲにカレー粉をまぶしてカレー風味の干物に。「えびたけまん」は県産のヤマブシタケとシロエビを具材にした中華まんで、ヤマブシタケのやわらかな食感とシロエビの風味が魅力といえる。
 
 富山県農林水産部農産食品課では「優秀作品などのアイデアを生かして商品化に取り組む企業を募集中。新たなとやま名物づくりを一緒に進めてみませんか。また、特産品などの富山ブランドをPRする"とやま特産大使"のコンテストへの参加者も募集しています。特産大使は満18歳の以上の県内在住の方なら既婚・未婚を問いません。どしどしご応募ください」と話している。


▲現在活躍中のとやま特産大使


問い合わせ
●富山県農林水産部農産食品課
TEL.076-444-3271
FAX.076-444-4410
http://www.pref.toyama.jp/cms_sec/1613/

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