- HOME : Toyama Just Now
- トピックス
- No.016-3:いつでも富山湾の神秘に出会える「ほたるいかミュージアム」誕生
1998年 2月 13日 [ トピックス ]
No.016-3:いつでも富山湾の神秘に出会える「ほたるいかミュージアム」誕生
春の富山湾に青白く幻想的な光を放つホタルイカが市のシンボルとなっている富山県滑川市に、「ほたるいかミュージアム」が3月27日にオープンする。ホタルイカをテーマとした、世界でただひとつのミュージアムの誕生だ。
目玉は、光のファンタジー「海の銀河伝説」を上演するイリュージョンシアター。ハイビジョン映像、コンピュータグラフィックス、イルミネーションなどを駆使して、ホタルイカの神秘的な光の魅力を表現した約15分の映像ショーが繰り広げられる。7m×7mの半楕円形シースルースクリーンには、裏からも光が放射されるようになっており、これまでにない視覚効果をたっぷりと盛り込んだ幻想的な光の世界が楽しめる。制作は照明デザイナーの海藤春樹氏、音楽は堀井勝美氏、そしてナレーションは滑川市出身の女優室井滋さんが担当した。
もちろんホタルイカ漁のシーズン中(3月下旬〜5月末)には、実際にホタルイカが発光する様子も見ることができる。発光ライブシアターの円形水槽(直径3.6m)に富山湾の深層水を満たし、約2500匹のホタルイカを放流。ホタルイカは刺激を与えることで鮮やかに発光するので、来館者も参加する形で発光ショーを行う。たも網ですくうなど、その方法は現在検討中だが、自分でホタルイカを光らせることができるというのも楽しみだ。
このほかにも、謎の多いホタルイカの生態を、光センサーや光ファイバーなどを使ってゲーム感覚で楽しめるような展示方法でも紹介する“ほたるいかの不思議”コーナー、ホタルイカが棲む富山湾の深海に誘うファンタジックな空間演出やミニシアターなど、その魅力にさまざまな角度から接することができる展示コーナーが設けられている。また2Fレストランでは、ホタルイカを使った料理も味わえる。
■開館時間
3/20〜8/31は午前10:00〜午後8:00
9/1〜3/19は午前10:00〜午後6:00
■休館日
9/1〜3/19の毎週火曜日(火曜日祝日のときは、その翌日)
■入館料
期間によって
大人(高校生以上)1,100円〜600円
小人(3歳〜中学生)700円〜300円
* 問い合わせ
●ほたるいかミュージアム
〒936-0021 富山県滑川市中川原410
TEL 0764-76-9300
http://www.micnet.or.jp/hotaru-n/museum/
E-mail:hotaru-n@micnet.or.jp