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2001年 1月 29日 [ トピックス ]
No.072-1:大きな「めでタイ」を、富山から。「富山からのお裾分け(おすそわけ)」に全国から大きな反響
ページをいっぱいに使った赤い鯛が印象的な富山県のイメージアップ広告。成人の日の朝刊あるいは地下鉄大江戸線の中吊で見たという人も多いのでは?「大きな『めでタイ』を、富山から。」のキャッチフレーズとともに紙面に描かれた鯛は富山名産の細工かまぼこ。掲載された大きさ(縦30センチ、横46センチ)は“実物大“で、実物の重さは3キログラム以上ある。大きさもさることながら、鮮やかな色合いと精緻なつくりには目を見張らせるものがある。もちろん海の幸に恵まれた富山だけあって、かまぼことしてもすこぶるつきのおいしさだ。
この細工かまぼこを懸賞に「富山と聞いて思いつくもの」を募集したところ、2週間あまりで1万7千通を超える意見が寄せられた。富山県出身者や富山を訪れたことのある人のほか、「幼少の頃、家に富山の売薬さんが来ていました。兄の結婚祝いに、大きな鯛や鶴亀、松竹梅の篭盛が届き、家族みんなでびっくりしたものです」という東京都在住者など様々。岩手、滋賀、茨城、埼玉、栃木、神奈川県などから「結婚式の引出物に篭盛の蒲鉾を使いたい。どこに注文すればよいか」といった問合せも数多く寄せられている。
富山県内では、結婚披露宴など祝い事の場にしばしば巨大な鯛のカマボコが使われる。引出物として持ち帰ると隣近所や親戚に「おかげさまです」の気持ちや「みなさまにも祝いがありますように」との願いを込めておすそ分けするのが富山のやり方。かつては、尾の部分をもらった家が気を悪くしないように、頭か尾かわからないように身を切り分けられるのが良い嫁とされていたとか。「『蒲鉾のお裾分け』の風習には、人と人とのつながりを大事にする気持ちが表れています。この風習を紹介し、温もりあふれる富山を表現するとともに、新世紀と新成人へのお祝いの気持ちを込めています」と県の担当者は語る。
興味を持ったあなた。ぜひ富山へ来て、その目で確かめて欲しい。鯛のかまぼこ以外にもきっとあなたを驚かせ楽しませてくれるものが見つかることだろう。
<応募締切迫る>
“富山に関するアンケート“の締め切りが迫っています。1月31日(水)までに(当日消印有効です)、「富山」と聞いて思いつくものを3つ書いて郵便で送ると抽せんで、広告と同じサイズの鯛のかまぼこ(10名)、マウスパッド(250名)、テレホンカード(250名)が当たる。富山について知っている人はすぐに、知らない人は調べて送ろう。
あて先は
郵便番号930−8501(専用番号につき住所記載不要)
富山県庁広報課 めでタイ新聞広告係 まで
問い合わせ
●富山県企画部広報課
TEL 076-444-3134
e-mail: koho@pref.toyama.jp