トピックス

アーカイブ

2001年 12月 20日 [ トピックス ]

No.085-3:公衆トイレがメルヘンの世界に


●海中で用を足しているような気分

 「道の駅・ウェーブパークなめりかわ」の公衆トイレに、富山湾の魚を描いた壁画がお目見え。海中を泳ぐ、ホタルイカやブリ、ヒメアイゴなど20種類の魚がファンタジックに描かれており、訪れる観光客の目を楽しませている。
 制作に取り組んだのは、トイレ壁画デザイナーの松永はつ子さん(横浜市在住)で、地元のイラストレーターなどの協力を得ながらトイレをメルヘンの空間に仕上げた。松永さんは、これまでにニューヨーク水族館のトイレの壁画などを手掛けている。
 青色を基調にした壁画が、男性用・女性用・身障者用の入り口から洗面台、個室の壁、仕切りにいたるまで描かれており、眺めていると海中で用を足しているような気分にもなれる。いきいきと泳ぐ魚や海草のほかに、チューリップや鳩なども登場し、そのユーモラスな表情に心も和む。
 公衆トイレは天窓などを設けたモダンな設計で、平成10年度、富山県のグッドトイレコンテストでさわやか賞を受賞。眼前には富山湾が広がり、併設の休憩施設には展望台も設けられている。

●心とからだのリラクゼーションを  

 「道の駅・ウェーブパークなめりかわ」には、ホタルイカの生態を紹介した「ほたるいかミュージアム」、水深321mから取水される海洋深層水を利用した健康増進施設「タラソピア」、眼前に富山湾を眺めながら食事が楽しめるレストランなどがあり、富山湾の不思議を体感できるスポットとして親しまれている。
 特に「タラソピア」は、ストレスの解消や自然治癒力を促進するタラソテラピー(海洋療法)が気軽に体験できる施設として、県外からの利用者も多い。クアハウス感覚で浸かれるバブルホール、ヒーリングゾーンでのアルゴパックなど、海洋深層水の特性を生かした体験メニューがあり、心とからだをやさしく癒してくれる。海と魚の壁画で心を和ませ、海洋深層水でリラクゼーションの心地よさを味わってみたい。




問い合わせ
●WAVE(ウェーブ)滑川
TEL(076)476-9300

コメント

その他のトピックス

ページの先頭へもどる↑