●親子で楽しめる「富山県民新世紀計画」マンガ版

　富山県では、２１世紀を担う子どもたちに、ふるさと富山県や県づくりへの関心を深めてもらうため、平成１３年度からスタートした「富山県民新世紀計画」の内容や国内外に誇る富山県の魅力について、漫画でわかりやすく紹介する『怪物くんの元気とやま』を発刊した。Ａ５判・１２８頁。保護者の世代が子どものときにテレビアニメや漫画本で親しんだ“怪物くん”（富山県氷見市出身の漫画家・藤子不二雄氏の代表的なキャラクター）を主人公に起用することで、親子で一緒に楽しみながら計画を理解できるよう構成されている。
　富山県民新世紀計画は、２１世紀初頭の県づくりの指針となるもので、基本目標は「水と緑といのちが輝く　元気とやま」。富山県が持つ豊かな自然環境を活かし、人と地域、産業が調和した、いきいきとした社会を実現するために、「人材立県」「生活立県」「環境立県」「産業立県」「国際立県」の５つの立県構想を掲げている。
　『怪物くんの元気とやま』では、この５つの立県構想を５つの物語で紹介。豊かな自然環境や、県民の元気など優れた宝物（オンリーワン）を奪おうとする宇宙怪物を、怪物くんとその仲間たちが退治し、「水と緑といのちが輝く　元気とやま」を実現していく内容となっている。

●宇宙怪物から富山県の宝物（オンリ−ワン）を守る 　

　漫画の中では、立山黒部アルペンルートや富山湾の海洋深層水、ほたるいかミュージアム、立山カルデラ、とやま健康パーク、水墨美術館など、富山県の宝物（オンリーワン）が盛り込まれており、怪物くんたちと一緒に富山を体感できる点も特徴となっている。
　例えば、プロローグから第１話「対決宇宙怪物　豊かな水を守れ（環境立県）」では、富山湾に宇宙怪物が出現し、ホタルイカ王から怪物ランドへ救助の要請が届く。そこで、富山県にやってきた怪物くんとドラキュラ、オオカミ男、フランケンが、富山湾の深層水や名水を盗もうとする宇宙怪物から富山県の環境を守るというストーリーだ。

●１部３６０円で一般販売 　

　『怪物くんの元気とやま』は、富山県内の小･中学校、高校、児童館、図書館、理美容院、病院、公衆浴場などへ配布。１部３６０円で、富山県刊行物センター（県民会館１Ｆ）で一般にも販売している。郵送も可。

問い合わせ
●富山県総合政策課・政策評価担当
〒930-8501　富山市新総曲輪1-7
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●富山県刊行物センター
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