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2002年 8月 21日 [ イベント ]

No.100-2:日本海学シンポジウムを東京で開催


●環日本海文明の可能性を考える「日本海学」

 21世紀文明の最大の課題ともいえる地球環境問題への対応について、文明の固有性を尊重しながら、英知と対話による文明と環境との調和を図ることが求められている。今回の日本海学シンポジウムでは、循環・共生・海の視点から、森に支えられた環日本海文明について考察を加え、21世紀の地球文明が直面する課題や危機を回避するための環日本海文明の可能性と役割を見つめることにしている。同シンポジウムは、これまで13年3月に富山市で、13年12月に大阪市で開催されており、今回、「環日本海文明〜森と文明パラダイム〜」をテーマに初めて東京で開催されることになった。


●日本海を「平和と発展の海」に  

 「日本海学」は、日本海および環日本海地域の人間と自然、人間と人間のかかわりなどを総合学として研究しようとするもの。日本海沿岸の中心に位置する富山県は、古くから中国、韓国、ロシアなどとの対岸諸国との交易、交流の歴史があり、「日本海学」を全国に向けて提唱している。今後、環日本海地域諸国が手を取り合って、日本海を「平和と発展の海」として守り育てていくことが期待される。今回のシンポジウムに参加して、環日本海の自然環境などについて考えてみるのもいい。入場は無料だが、入場整理券が必要となる。概要は次のとおり。

■日時 9月22日(日)13:00〜16:00
■会場 日本科学未来館「みらいCANホール」(東京都江東区青梅2‐41)
■内容 基調講演「宇宙と森との邂逅」 毛利 衛氏(日本科学未来館長、宇宙飛行士)
■パネルディスカッション「環日本海文明〜森の文明パラダイムの可能性〜」
■コーディネーター 小出五郎氏(NHK解説委員)
■パネリスト
木崎さと子氏(作家)、平野秀樹氏(林野庁国有林野部監査室長)、毛利 衛氏、安田喜憲氏(国際日本文化研究センター教授)、安成哲三氏(筑波大学教授・気象学)
■入場整理券の申込方法
郵便番号、住所、氏名、電話番号を記入し、ハガキ、FAX、E-mailのいずれかの方法で応募。
急ぎの場合は電話での申込みも可。定員は350人で、先着順。
■申込み・問合せ先
〒930‐8501 富山市新総曲輪1-7 富山県国際・日本海政策課 日本海学班
TEL 076-444-3339 FAX 076-432-5648  
E‐mail:kokusainihonkai4@pref.toyama.jp

問い合わせ
●富山県国際・日本海政策課 日本海学班
〒930‐8501 富山市新総曲輪1-7
TEL 076-444-3339 FAX 076-432-5648
E‐mail:kokusainihonkai4@pref.toyama.jp

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