●冬は、海越しの立山連峰から昇る朝日が観賞できる季節

　氷見市商工観光課と観光協会では、市内で朝日を見たと申し出た人に日付入りの「朝日感動証明書」を発行するサービスをスタートさせた。発行窓口は氷見フィッシャーマンズワ−フ「海鮮館」。同館が休館の水曜日には氷見駅観光センターと氷見市商工観光課で発行する。
　証明書は9cm四方の正方形で、2枚セット。立山連峰から昇る朝日が虻が島を照らす写真と、阿尾城跡を浮かび上がらせる「だるま型の朝日」の写真が使われている。コースターとしても使えるように厚紙でできている点も特徴だ。
　氷見市は、海越しの立山連峰から昇る朝日や、水平線から昇る「だるま型の朝日」が眺められる場所として知られ、NPO法人・日本列島朝日と夕陽の郷づくり協会から今年6月に「日本の朝日百選」に選定されている。
　氷見市から観賞できる朝日を紹介すると、4月下旬から夏にかけては水平線から朝日が昇る。だるま型の朝日が見られるのもちょうどこの頃で、5月下旬から 1〜2週間ほどがシャッターチャンス。観光ポスターなどに登場する3,000m級の立山連峰から昇る朝日は、秋から春にかけてのシーズンに眺められる。

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●朝日観賞とおいしい味覚で、冬の氷見を満喫

　氷見に宿泊して新鮮な魚に舌鼓を打ち、翌朝朝日観賞というのがおすすめの観光プラン。氷見といえば、全国にその名を知られているのがブリをはじめとする新鮮な魚介類で、魚がますますおいしくなる冬は味覚探訪に最適な季節といえる。ブリに関しては10月下旬から獲れはじめており、今は5kg前後に成長したブリが本数は少ないながら市場で取引きされている。雪が舞いはじめるこれからの季節がブリ漁のスタート。12月、１月に入ると、10kgを超える巨体の登場に市場はどっと活気づく。脂ののったブリの刺身や照焼き、ブリ大根など、おいしい料理を目当てに冬の富山・氷見にいらっしゃい。

問い合わせ
●氷見市商工観光課
TEL.0766-74-8106
http://www.city.himi.toyama.jp/