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2004年 6月 23日 [ イベント ]

No.149-2:自然の宝庫・富山を舞台に高校生が語り、交流を深める「第3回国際サマースクールIN立山・黒部・有峰」開催


●宇宙、地球、自然に思いを馳せて

 「第3回国際サマースクールIN立山・黒部・有峰」が8月10日(火)〜13日(金)、立山や黒部峡谷などを会場に開催される。このサマースクールは、「国際立県」「人材立県」などを政策の柱に掲げる富山県を交流の舞台に、国際社会に貢献する人材の育成を目指して開かれる教育プロジェクト。県内外の高校生と海外からの留学生が集い、大自然とのふれあいや、各界で活躍する講師陣の講演、仲間との語らいを通して未来を考え、次代へのメッセージ「立山アピール」を世界に発信する。国際山岳年の2002年夏に開校し、今年が3回目の開催。これまでの修了生がこのスクールを契機に新たな国際交流プログラムに参加し、ネットワークを広げているなど、大きな成果を上げている。
 今年のサマースクールは、宇宙、地球、自然、生命、文化など幅広いテーマで開催され、初日の富山国際会議場での特別講演や分科会には、特別講師に毛利衛氏(宇宙飛行士)、海部宣男氏(国立天文台)、講師に沢松奈生子氏(プロテニスプレーヤー)を迎える。2002年の第1回には元国連事務次長の明石康氏、岩手県立大学長の西澤潤一氏、2003年の第2回には、ニュートリノ天体物理学を生み出したノーベル物理学賞受賞者の小柴昌俊氏、国際基督教大学大学院教授の村上陽一郎氏を迎えており、世界の英知ともいえる講師陣の特別講演が毎回高校生に大きな刺激を与えている。


●海抜0mから3,000mまで、富山の雄大な自然をフィールドに

 今年のサマースクールには、県内外の高校生、中国・韓国・アメリカ・ドイツなどから留学中の高校生など、合わせて約250名が参加。そのうち、ナイス・サポーターとして県内の高校生約25名がボランティアで5月から活動を始め、期間中のプログラムの企画・進行、通訳、壁新聞の制作、キャンプファイヤーの企画・準備など、スクール運営を支える。
 今年の開催は、富山が誇る自然の宝庫、立山・黒部峡谷・有峰のほか、氷見市の虻が島や新湊市の海王丸パーク、滑川市のほたるいかミュージアムといった富山湾岸のエリアなどでも野外セミナーを行うことが特徴。海抜0mから3,000mまで、雄大な自然をフィールドに富山の自然、文化を学び、新しい友情を育み、国際交流を深める機会となるだろう。また、ナチュラリストや各地のガイド、富山商船高等学校(海洋研修クルーズ)、富山国際大学茶道部(野点)などが、ホスピタリティーを発揮してスクールに協力するのも話題の一つだ。
 未来を担う高校生が、国内外で活躍する講師に学び、富山の自然や文化にふれ、世界の未来と自らの夢を語る4日間。どんな交流が生まれるか楽しみだ。
 なお、現在、8月10日(火)の富山国際会議場(富山市大手町)での特別講演の聴講者(高校生)を募集中。はがきに郵便番号、住所、名前、性別、生年月日、電話番号、学校名を記入し、7月12日(月)消印有効で申し込む。事務局からの受付はがきが発送されるので、当日はこのはがきを会場へ持参してほしい。




問い合わせ
●富山県高校生国際サマースクール
実行委員会(北日本新聞事業局内)
TEL.076-445-3355
FAX.076-431-1924
E-mail : jigyo@ma.kitanippon.co.jp
http://www.kitanippon.co.jp

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