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2005年 5月 18日 [ イベント ]

No.196-1:愛・地球博「富山県の日」に伝統芸能や自然、味覚をPR〜愛・地球博の招待引換券(6月3日のみ有効)プレゼント!!


●おわらやこきりこの調べに酔いしれて

 国際博覧会「愛知万博(愛・地球博)」には、都道府県の日があり、郷土色豊かなイベントが繰り広げられている。「富山県の日」は6月3日(金)。会場となるEXPOドーム(大催事場:固定席2,000席、入場無料)には、県花チューリップで埋め尽くされた特設ステージがお目見えし、“世界に羽ばたく「元気とやま」〜今 ときめきの旅”をキャッチフレーズに、おわらやむぎや、こきりこなど富山が誇る伝統芸能の披露をはじめ、300インチスクリーンによる立山連峰や黒部峡谷などの雄大な自然、おいしい味覚、伝統文化の映像紹介や特産品の販売などが行われる。
 イベントを紹介しよう。富山県PRステージ(第1部11:30〜12:55、第2部14:10〜15:30)には、県民謡おわら保存会、越中五箇山麦屋節保存会、越中五箇山筑子(こきりこ)唄保存会、福光もちつき太鼓保存会、スキヤキ・スティール・オーケストラ、チンドンが出演し、伝統芸能を披露する。哀調を帯びた胡弓の音色が美しい「おわら」は、編笠に浴衣、法被姿の男女の優雅な手ぶりが見もの。平家の落人が農耕生活の合間に都を偲んで唄い始めたのが起こりとされる「むぎや」は、紋付袴に白たすき、腰に刀をさした男たちが、手に菅笠を持ち、きびきびとした所作で踊る姿が勇ましい。烏帽子・狩衣の独特の衣装で踊る「こきりこ」は、108枚のヒノキの板を紐で結わえて作った楽器・ささらの「ザザッ」という音が心に響く。「福光もちつき太鼓」は、源平の倶利伽羅の合戦で源氏に加わり大勝利をおさめた福光城主石黒氏が、足拍子や笛、和太鼓の音に合わせて威勢よく餅をつき、勝利を祝ったのが始まりで、和太鼓を打ち、もちをつく様子は迫力満点。「スキヤキ・スティール・オーケストラ」は、カリブのスティールドラムを使った演奏でワールドミュージックを届ける。鉦(どら)や太鼓、クラリネットの軽妙な音色に心も踊る「チンドン」では、口上やパフォーマンスを堪能したい。

●狂言の和泉流が富山県を応援

 記念アトラクション(13:40〜14:00)では、狂言和泉流のミニステージが必見。和泉元彌さんや和泉淳子さん、三宅藤九郎さんが出演し、狂言の世界を見せてくれる。このほか、来場者がおわらや太鼓打ちを体験できるふれあいステージもあるので、ぜひ参加してみたい。
 会場では、ます寿しや地酒、干物、和菓子、和紙製品などの特産品の販売や観光PRコーナーも設けられるので、富山の味覚や観光パンフレットをお土産に。富山県観光課では、「富山県の日では、伝統芸能や特産品、雄大な自然など、富山の魅力を万博に訪れた国内外の観光客の皆さんに元気にPRしたいと思います。富山の旅宿泊券などが当たるプレゼント抽選会もありますのでEXPOドームにぜひお集まりください。そしてこの機会に富山の魅力に触れ、興味を持たれたならば、ぜひ実際に観光にいらしてください。お待ちしています」と話している。
 「富山県の日」以外のイベントでは、富山県など中部9県が共同運営する「中部千年共生村」で6月3日(金)〜7日(火)に「彫る・削る・漉(す)く とやまの匠体験」も催される。伝統的工芸品に指定されている井波彫刻、庄川挽物木地、越中和紙の製作体験や作品展示があるので訪れてほしい。
 なお、愛知万博の招待引換券(6月3日「富山県の日」当日のみ有効)をペア3組にプレゼントします。電子メールに、郵便番号・住所・氏名・電話番号、記事を読んでのご感想をご記入のうえ、表題を「愛知万博・招待引換券・富山県の日」と明記してkoho1@pref.toyama.lg.jpへお送りください。<締切りは2005年5月24日(火)>(発表は発送をもって代えさせていただきます。)




問い合わせ
●富山県商工労働部観光課
TEL.076-444-3200
FAX.076-444-4404
http://www.pref.toyama.jp/cms_sec/1302/kj00001890.html

●富山県観光ナビゲーター
http://kanko.toyamaken.jp

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