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2018年 5月 9日 [ イベント ]

No.855:この秋開催!「ねんりんピック富山2018」、県庁カウントダウンボード設置

 2018年11月3日(土・祝)~6日(火)に県内で開催される第31回全国健康福祉祭とやま大会(ねんりんピック富山2018)。カウントダウンボードが県庁正面玄関に設置されるなど、開催気運が高まっている。総合開会式・閉会式や、期間中のイベント概要、富山米の新品種「富富富(ふふふ)」や高志の紅ガニなど県産食材をふんだんに使った昼食弁当などの話題も紹介しよう。

●開催200日前イベントを実施、開催気運が高まる


▲県庁カウントダウンボード
(2018年5月8日現在)

 60歳以上の方々を中心に、あらゆる世代の人たちが集い、楽しみ、交流を深めることができるスポーツと文化、健康と福祉の総合的な祭典「ねんりんピック富山2018」(主催:厚生労働省、富山県、一般財団法人長寿社会開発センター、共催:スポーツ庁)。今大会では、「夢つなぐ 長寿のかがやき 富山から」をテーマに、ねんりんピック史上最多となる27種目が県内全15市町村を会場に開かれる。47都道府県と20政令都市の選手団や応援団、各種イベントの参加者などを含め、延べ約50万人の参加が見込まれている。

 開催に向け、準備が着々と進んでいる。開催200日前イベントとして、「県庁カウントダウンボード点灯式」が4月10日、県庁正面玄関で開かれた。大会開催までの日数を示すカウントダウンボードやパネルが設置され、大会スケジュールや、27種目・15市町村の会場、大会マスコットの「きときと君」などが紹介されている。

●立山やチューリップなどをモチーフにした大会メダル


▲県庁カウントダウンボード
点灯式の様子(左)
▲メダルデザイン受賞者表彰式(中央)
▲金メダル(試作品)(右)

 同日には、各種目の上位入賞者らに贈られる大会メダルの試作品の披露と、メダルデザインの表彰式が行われた。大会メダルは、昨年、県民からデザインを募集したもので、応募総数124点の中から、最優秀賞1点、優秀賞2点を選出。メダルに採用された、最優秀賞に輝いたデザインは、立山三山やチューリップ、ライチョウ、ホタルイカなど富山県を代表するシンボルが描かれ、背景全体に「と、や、ま」の文字が散りばめられている。大会メダルは高岡鋳物製で、金・銀・銅メダル各約1,000個を授与する。

●躍動感あふれる創作舞踊で歓迎

 総合開会式・閉会式や、期間中のイベントの概要も固まった。総合開会式は11月3日(土・祝)、県総合運動公園陸上競技場で開催。越中万葉の朗唱、ライチョウの舞・越中太鼓の披露、「スポレク富山2010」のイメージ体操であるきときと夢体操の“ねんりんピックバージョン”の披露など、式典前アトラクションに続き、選手団入場、開会宣言を行う。その後、炬火が入場。富山県の行事・祭りで採火した火を、炬火走者がリレー方式で引継ぎ、最終走者が炬火台に点火する。

 メインアトラクションでは、富山の「神秘の海」、「清らかな川」、「豊かな里」、「美しい山々」の4つの「景」の映像放映のほか、各景を想起する越中万葉の紹介、創作民謡、創作舞踊などを繰り広げる。フィナーレでは、総勢約1,200人が富山の豊かな自然と、そこに育まれた生命・人々の輝きを躍動感あふれる創作舞踊で表現する。

 総合閉会式は6日(火)、富山市芸術文化ホール(オーバード・ホール)で開催。富山の代表的民謡「越中おわら」を披露する式典前アトラクション、大会メモリアル映像上映、次期開催地である和歌山県への大会旗引継ぎ、声楽家や地域の合唱団が富山の美しい歌を披露するメインアトラクションなどを予定している。

 大会期間中、富山市総合体育館、富岩運河環水公園、富山県民会館など富山市内の5会場で実施する「きときと富山ねんりんフェスタ」も注目イベント。県内外から訪れる老若男女誰もが気軽に楽しめるステージイベントやグルメ・物産の販売コーナーをはじめ、健康づくりや食生活などに関する展示・体験コーナーを設置した「健康フェア」、「健康福祉機器展」、「ふれあいニュースポーツ」、「地域文化伝承館」、「音楽文化祭」、「美術展」などを予定している。

●昼食弁当でおもてなし、富山の食の魅力をアピール


▲高志の国へようこそ おもてなし弁当

 大会参加者に提供される昼食弁当の献立も、このほど決定した。富山の食材をふんだんに使い、毎日異なる献立でおもてなし。全国からの来県者に、富山の食の魅力を発信する。大会初日から順にその献立を紹介しよう。

 3日(土)、総合開会式での昼食弁当は「高志の国へようこそ おもてなし弁当」。ます寿し、シロエビ入りかき揚げ、ホタルイカ生姜煮のせご飯、ブリの照り焼きなど、富山の海の幸や名物を盛り込んだ9品が並ぶ。富山米の新品種「富富富」を使用した、とろろ昆布ご飯も注目を集めそうだ。

 4日(日)の交流大会1日目の「富山の元気 きときと弁当」は、昆布巻き、棒鱈、ブリ大根など、富山の郷土料理を堪能できる献立だ。5日(月)の交流大会2日目は「富山の秋 あじわい弁当」で、「富富富」の白ご飯、県産秋野菜の煮物など、富山の秋の味覚がずらり。6日(火)の総合閉会式には「富山の幸 かがやき弁当」を提供。シロエビ酢漬けのせちらし、高志の紅ガニとワカメときゅうりの酢の物、五箇山豆腐のあんかけ、氷見うどんなど、大会のフィナーレにふさわしい、華やかさや富山らしさをふんだんに盛り込んだ献立だ。

 「ねんりんピック富山2018」実行委員会事務局は、「大会を通じ、自然や伝統・文化、食、人など、富山の魅力を発信し、おもてなしの心で全国からいらっしゃる皆さんをお迎えしたい。ねんりんピックをきっかけとして、富山県の魅力に触れ、リピーターになってほしい。県民のみなさんも気軽に参加でき、楽しめるイベントを多数開催するほか、大会運営を支えていただくボランティアを現在募集中なので、積極的に参加してほしい」と話している。

 ボランティアの活動日は11月2日(金)から6日(火)まで(各日ごとに募集)。富山県総合運動公園をはじめとした各会場で受付や式典・イベントの補助などの活動を行う。募集は2018年6月30日(土)までで、県内在住、在勤または在学している平成15年4月1日以前に生まれた人が対象となっている。詳細(募集要項等)や応募方法は大会ホームページをチェックしよう。

問合せ
「ねんりんピック富山2018」実行委員会事務局
TEL.076-444-2176
FAX.076-444-3203
http://nenrin-toyama2018.jp/


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