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2014年 5月 14日 [ イベント ]
No.657:黒部の自然体験メニュー・“ボートクルーズ”、“ラフティング”に挑戦!
●パドルを漕いでうなづき湖を周遊
「新緑のうなづき湖ボートクルーズ」は、黒部川の宇奈月ダム上流に広がる「うなづき湖」を手漕ぎボートで周遊するアクティビティ。湖畔に建つ尾の沼体験交流施設「とちの湯」の近くからボートに乗り込み、サル専用の吊橋付近までの往復約1.5kmのボートクルーズが楽しめる。環境に配慮し、ボートは定員11名の手漕ぎのカヌー型など。パドルを漕ぎながら、エメラルドグリーンの湖面をゆっくりと進むと、新緑の季節を迎えた山々が眼前に迫る。猫又山や清水岳などの奥黒部の山々も雄大。新緑と青空、山々が織り成すパノラマに誰もが感動するに違いない。黒部峡谷鉄道・トロッコ電車の警笛がこだまするなか、運が良ければ、この辺りに生息するニホンザルなどの野生動物たちの姿も眺められる。
所要時間は、乗船時の注意やパドルの使い方などの説明も含めて約1時間。ボートにはガイドが必ず同乗する。うなづき湖をゆっくり周遊するため、転覆の危険はほとんどない。万一転覆してもライフジャケットを着用しているから安心だ。
「新緑のうなづき湖ボートクルーズ」は5月31日(土)まで毎日開催。午前の部10:00~と午後の部13:00~がある。集合場所は、宇奈月温泉から車で10分ほどの尾の沼体験交流施設「とちの湯」の駐車場。事前予約が必要(空きがあれば当日申し込みも可)。体験料金は一般3,500円、小学生以下2,500円(ガイド料、ライフジャケットなどの装備レンタル代、保険代を含む)。5歳以上が参加できる。募集は各回16名(最少催行人員4名)。支払いは現地払いが基本。天候が悪い場合、ボートクルーズを中止することもある。
ボートクルーズを楽しんだあとは、「とちの湯」に浸かるのもおすすめ。宇奈月温泉と同様に黒部川上流の黒薙から引かれた湯は、無色透明で肌にやさしいアルカリ性単純温泉。筋肉痛や神経痛、関節痛などに効能がある。巨石を組んだ露天風呂に浸かり、穏やかな湖面を眺めていると、心身の疲れも癒されていくようだ。
●黒部川を流れ下る醍醐味
「黒部川ラフティング」の“ラフティング”とはいかだ下りのこと。ラフティングは、近年全国で注目のリバースポーツだ。水しぶきを浴びながら激流を漕ぎ下ることから“天然のジェットコースター”とも呼ばれている。日本有数の急流河川・黒部川はラフティングのフィールドにぴったり。特殊素材で作られた丈夫なゴムボートに乗り、急流を下る醍醐味、スリル感、チームで流れ下ったあとの達成感……自然の魅力に溢れた黒部川を満喫できること請け合いだ。
黒部川に架かる赤いアーチの愛本橋付近をスタート地点とするコースなど、黒部川の水量により、3つのコースをガイドする。愛本橋は黒部川扇状地の扇の要にあたり、ここからは流れの速いポイントや緩やかなポイント、渓流など約4~15kmを下る。激流用に作られた浮力の高いライフジャケットを着用するため、泳ぎの苦手な人でも安心。もし川に落ちてもレスキュースキルを備えたインストラクターがすぐにボートへ引き上げてくれる。
「黒部川ラフティング」は10月26日(日)まで開催。午前の部9:00~と、午後の部13:00~がある。所要時間は約3.5時間、そのうちボート搭乗は約1.5時間。集合は、各15分前に宇奈月温泉・宇奈月スノーパーク内の中島スキーセンターへ。受付、着替え後に、専用バスでスタート地点へ。川辺まで徒歩で移動したあと、セーフティートーク(ラフティングの際の注意事項)、パドルトーク(チームごとにパドルの持ち方、ボートの漕ぎ方や救助ロープのつかまり方などを練習)といった講習がある。しっかり練習したあと、ラフトボートで黒部川を下る。
ウェットスーツ、ライフジャケット、ヘルメット、日差し・風よけになるスプレージャケットなど、水に濡れてもよい装備となる。ウェットスーツの中では水着を着用する。装備は体験料金に含まれている。体験料金は一般8,000円、中学生以下6,500円(ガイド料、ライフジャケットなどの装備レンタル代、保険代を含む。※ウェットブーツレンタルは別料金で200円)。小学生以上が参加できる。18歳未満は保護者の同伴が必要。「新緑のうなづき湖ボートクルーズ」、「黒部川ラフティング」ともに実施主体は、黒部・宇奈月などをフィールドにしたアクティビティを提案するJ-WETアドベンチャーズ、(有)マックス。ベテランのインストラクターがレクチャー、ガイドするため、初めての方でも安心だ。
豊かな自然に恵まれた黒部市は、自然の息吹をダイレクトに感じられるアクティビティが盛りだくさん。新緑の季節、黒部川の雄大な自然をフィールドに、グループ、ファミリーでアウトドアスポーツを満喫したい。
- 問い合わせ
- ●(一社)黒部・宇奈月温泉観光局
TEL.0765-65-0022
FAX.0765-65-0012
http://www.kurobe-unazuki.jp/