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2012年 9月 19日 [ トピックス ]
No.573-2:見て楽しい、乗ってうれしい「ドラえもん電車」と「忍者ハットリくん列車」で夢の旅へ
鉄道・電車や漫画ファンに必見のニュース!高岡市出身の漫画家、故藤子・F・不二雄さんの代表作「ドラえもん」のキャラクターを描いたラッピング電車「ドラえもん電車」(ドラえもんトラム)の運行が、高岡市と射水市を結ぶ路面電車・万葉線で始まった。JR氷見線では氷見市出身の漫画家、藤子不二雄A(Aは○中にA)さんの「忍者ハットリくん」のラッピング列車が走っている。JR氷見線は今年、全線開通100周年。10月31日(水)まで、記念ヘッドマークを先頭車両に、記念ロゴステッカーをドア窓に掲げている。高岡、氷見、射水の旅は、ドラえもん電車と忍者ハットリくん列車でGO!
●万葉線1日フリーキップ販売中
鉄道・電車や漫画ファンに必見のニュース!高岡市出身の漫画家、故藤子・F・不二雄さんの代表作「ドラえもん」のキャラクターを描いたラッピング電車「ドラえもん電車」(ドラえもんトラム)の運行が、高岡市と射水市を結ぶ路面電車・万葉線で始まった。JR氷見線では氷見市出身の漫画家、藤子不二雄A(Aは○中にA)さんの「忍者ハットリくん」のラッピング列車が走っている。JR氷見線は今年、全線開通100周年。10月31日(水)まで、忍者ハットリくんなどをデザインした記念ヘッドマークを先頭車両に、記念ロゴステッカーをドア窓に掲げている。高岡、氷見、射水の旅は、ドラえもん電車と忍者ハットリくん列車でGO!
「ドラえもん電車」は、来年8月31日(土)まで1日約10往復する。ドラえもんの誕生が2112年9月3日とされていることから、誕生100年前を記念して、高岡市、万葉線、高岡商工会議所でつくる実行委員会が企画した。作品の魅力を広め、夢や希望、友情などドラえもんに込められたメッセージを未来に伝えることが目的だ。
低床車両「アイトラム」1編成にドラえもんをイメージした青色のシートが貼られ、首輪をデザインした赤色のラインも走る。フロントガラスやサイドの窓にはドラえもんをはじめ、のび太君、しずかちゃん、ジャイアンらおなじみのキャラクターが白い線で描かれている。ひみつ道具「どこでもドア」を思わせるピンク色の乗降口から乗り込むと、「タケコプター」で空を飛ぶキャラクターが迎えてくれる。つり革にはドラえもん、座席横には「タイムふろしき」などのひみつ道具も描かれている。
万葉線(株)では、ドラえもん電車運行を記念し、ドラえもんをあしらった楽しいデザインの「万葉線1日フリーキップ」(大人800円、小人400円、大人1枚と小人1枚のセット1,000円)を販売中。12月31日(月)まで販売の第1弾の切符はドラえもん電車をデザイン化。第2弾はドラえもん、第3弾はどこでもドアをイメージしたデザインになる予定。見て楽しい、乗ってうれしいドラえもん電車で高岡、射水を観光してみてはいかがだろう。
なお、藤子・F・不二雄さんの本名は藤本弘さん。昭和8年高岡市に生まれ、19年に小学校で転入生の安孫子素雄さんと知り合い、その後、漫画の合作を始める。昭和29年に漫画家を目指し安孫子さんと上京し、トキワ荘の住人となる。安孫子さんとともに“藤子不二雄”のペンネームで「オバケのQ太郎」、「パーマン」などを発表。昭和62年にコンビを解消し、ペンネームを“藤子・F・不二雄”とする。「ドラえもん」は昭和44年に連載がスタート。22世紀から来たネコ型ロボット、ドラえもんが“ひみつ道具”を使って、ドジばかりの小学生・のび太君を助ける日常生活を描く。一方、安孫子素雄さんは昭和9年に氷見市で生まれる。コンビ解消後は“藤子不二雄A”として活動。代表作に「忍者ハットリくん」、「怪物くん」、「プロゴルファー猿」、「笑ゥせぇるすまん」などがある。
●JR氷見線全線開通100周年記念のスタンプラリー
JR氷見線は、海越しに立山連峰が見渡せる風光明媚なシーサイドラインとして有名。「忍者ハットリくん列車」は外観から車内の内装まで、おなじみのキャラクターたちでラッピングされたにぎやかな列車で、立山連峰をバックに富山湾の上空を飛ぶハットリくんやブリ、高岡大仏、世界遺産五箇山合掌造り集落、御車山祭、国宝瑞龍寺、となみチューリップフェアなどが描かれており、列車内ではハットリくんの声で氷見線の案内放送も行われている。忍者ハットリくん列車は3両あるが、運行日や時刻、列車編成は前日昼頃に決定する。JR西日本北陸案内センター(TEL.076-251-5655)で確認しておきたい。
JR氷見線は、大正元年に中越鉄道(当時)が全線開通(高岡~氷見駅)して以来、9月19日(水)で100周年を迎えた。高岡、氷見両市や両商工会議所、JR西日本金沢支社などでつくる記念事業実行委員会では、忍者ハットリくんと雨晴海岸、「おかげさまで100周年 氷見線全線開通」の文字を図案化した記念ヘッドマークと記念ロゴマークを制作。9月15日(土)の高岡と氷見両駅での記念セレモニー、記念列車の運行(ハットリくん列車の初の3両連結)、記念ウオーク、記念トークショー、グルメ・物産市など、これまで多彩な催しを繰り広げてきた。
10月31日(水)まで、スタンプラリーが実施されているので、ぜひ参加してほしい。氷見線のスタンプ対応駅(高岡駅、伏木駅、雨晴駅、氷見駅)のうち、3カ所分のスタンプを各駅などで配布している応募はがきに押印して応募すれば、宿泊券や氷見、高岡の特産品が抽選で当たる。氷見線をのんびり旅しながら、スタンプを押していくのもいいだろう。高岡、伏木、氷見の各駅では、鉄道の日の10月14日(日)まで、氷見線の写真パネル・年表の展示も行われているので見てみよう。
なお、JR西日本から全線開通100周年に合わせ、記念入場券セットが10月31日(水)まで発売されている<問い合わせ:JR西日本富山地域鉄道部 TEL.076-444-8982>。氷見線全8駅の硬券タイプの入場券のセットで、1,120円。高岡、越中中川、伏木、雨晴、氷見の各駅の窓口で販売。忍者ハットリくんが描かれた台紙が付いており、氷見線の旅の思い出を深めてくれそうだ。
問い合わせ
「ドラえもん電車」について
●万葉線株式会社
TEL.0766-22-1196
FAX.0766-25-4119
http://www1.coralnet.or.jp/manyosen/index.html
「氷見線全線開通100周年」について
●氷見線全線開通100周年記念事業実行委員会(高岡市地域安全課内)
TEL.0766-20-1139
FAX.0766-20-1666
http://www.city.takaoka.toyama.jp/