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2012年 8月 1日 [ イベント ]
No.567-1:高校生の熱い夏!「全国高総文祭とやま2012」、8月8日開幕!
開幕が間近に迫ってきた第36回全国高等学校総合文化祭「全国高総文祭とやま2012」<8月8日(水)~12日(日)>。大会を運営する生徒実行委員会のメンバーを含む約4,700人の高校生が夏の暑さにも負けず、本番に向けて準備を進めている。大会の企画、運営に携わる生徒実行委員会の中の、総務、総合開会式、パレード、広報デザイン、国際交流の5つの委員会の各委員長から大会に参加する全国の高校生に向けた熱いメッセージを紹介しよう。
●県内高校生のもてなしで素敵な思い出づくりを
開幕が間近に迫ってきた第36回全国高等学校総合文化祭「全国高総文祭とやま2012」<8月8日(水)~12日(日)>。大会の企画、運営に携わる生徒実行委員会のメンバーを含む約4,700人の高校生が夏の暑さにも負けず、本番に向けて準備を進めている。
全国高総文祭は、芸術文化活動に取り組む全国の高校生が、日頃の活動の成果を発表し、技を競い、交流を深める国内最大規模の文化の祭典で、“文化部のインターハイ”とも呼ばれている。今年は、全国から約3,000校、約20,500人と、大会史上3番目に多い高校生が富山県に集結し、演劇、合唱、郷土芸能、写真など23部門で展示やステージ発表を繰り広げる。約5,000人の引率教員のほか、応援の高校生、保護者ら観覧者は延べ20万人と予想される。会期中、JR富山駅や富山空港などに案内所を設け、県内の高校生が各部門の会場や富山の観光地などを来県者に紹介する。大会や富山の魅力をPRするため、パンフレット「部活日誌」(B5判、16頁)を制作。高校生ならではの視点で、観光地や特産品、ご当地グルメ、富山弁などを取り上げている。来県者を迎える高校生のもてなしが、富山ファンを増やすことにつながると期待する声も多い。
大会の企画、運営に携わる生徒実行委員会の中の、総務、総合開会式、パレード、広報デザイン、国際交流の5つの委員会の各委員長から大会に参加する全国の高校生に向けたメッセージを紹介しよう。
●生徒実行委員会委員長・総務委員会委員長 柴原左希子さん(県立富山中部高等学校3年)
全国高総文祭とやま2012は、豊かで美しい富山(越の国)で、全国から集まる参加者の皆さんと創造の舞台を創り上げたいという思いから「創造の舞台~美しき越の国~」というテーマを掲げました。富山大会は県内全15市町村で開催されます。全市町村での開催は全国初であり、県全体でこの大会を盛り上げていきます。
2011年3月11日の東日本大震災の苦難の中、感動の大会となった前年度開催の福島大会では、人とのつながりを強く感じました。大会中、私は多くの福島の高校生と接しましたが、大会の開催、そして成功を目指して取り組む皆さんの姿が今でも忘れられません。「当たり前」に開催できることが本当に幸せなことなのだと、その時に感じました。大会開催にあたり、支えてくださった多くの方々への感謝の思いを胸に、8月8日(水)から12日(日)までの5日間、身を引き締めて大会運営にあたりたいと思います。
●生徒実行委員会副委員長・総合開会式委員長 林 恵さん(県立砺波高等学校3年)
私たちは、全国高総文祭の始まりを告げる総合開会式について話し合いと準備を重ねてきました。主に担当するのは第二部交流ステージの企画・運営です。委員共通のテーマは、「1+1+1+1+1+1+1=1」。1は交流ステージに参加する福島、長崎、富山の三県と、大韓民国2団体、中華人民共和国、ロシア連邦の計7団体のそれぞれを表しています。どの団体も魅力ある個性を発揮するとともに、同じ空の下にいる仲間たちとして、何か新しい一つのメッセージも生み出したい、そんな思いを込めました。
私たちのふるさとは、派手さはないですが、人も雰囲気もあったかいところです。そんな富山が「創造の舞台」として日本中、世界中から参加者の皆さんをお迎えしたときに、いったいどんな「作品」ができるのか。皆さんと一緒に大会を創り上げたとき、この全国高総文祭が、今までたくさん考えた計画やシナリオのどれよりも素敵なものになると信じています。
●パレード委員会委員長 折内陸人さん(県立高岡西高等学校3年)
私たちパレード委員は、この「全国高総文祭とやま2012」のパレードを盛大に行うために、全員で知恵を出し合い企画・運営をしてきました。会議室では、マスコットキャラクターらいとくんのパレード方法やアーチのデザイン等の演出を検討したり、パレード会場となる富岩運河環水公園からオーバード・ホール前では、実際に歩いて参加者の動線を確認したりしてきました。
また、多くの方にこの「全国高総文祭とやま2012」を知っていただけるように様々なイベントでPR活動を行ってきました。富山市内の商店街で行ったミニパレードや本番さながらのプレパレードではたくさんの観客の皆さんに楽しんでいただき、改めて富山らしいパレードを演出したいと思いました。 水と山の豊かな自然に囲まれた富山ならではのコースで、全国から約3,000名の高校生によるパレードがいよいよ始まります。皆さま、どうぞ最後まで「全国高総文祭とやま2012」のパレードをお楽しみください。
●広報デザイン委員会委員長 舛田拓海さん(県立魚津工業高等学校3年)
私たち広報デザイン委員会は、主に大会グッズやチラシなどのデザインを考えてきました。PRイベントで配布した団扇やポケットティッシュはもちろん、大会の上位入賞者にお渡しするメダル・レリーフまで多くのものが私たちのデザインしたものです。大会運営スタッフが着ているTシャツは、大会にお越しになられた皆さんへの「おもてなし」の気持ちをこめてデザインしました。ポスターやプログラム表紙などは、情報が分かりやすく伝わるよう工夫しました。これらの作品は、私たち広報デザイン委員全員が、長い時間をかけていろいろな思いを込めて少しずつ形にしてきたものです。細部にまでこだわってデザインしたものとなっていますので、是非ご注目ください。見て、読んで、デザインの中にある思いを理解していただけるとうれしいです。
皆さんには、この全国高総文祭を大いに楽しんでいただき、思い出に残るような大会にしていただけたらと思います。
●国際交流委員会委員長 長谷川はる野さん(県立富山高等学校3年)
私たち国際交流委員は、海外の皆さんのお世話や、海外の高校生同士の交流会を担当します。今回の大会には、大韓民国・中華人民共和国・ロシア連邦の3カ国からあわせて4校の高校生をお招きします。私たちは、今日まで海外の皆さんにこの滞在を楽しんでいただけるように、精一杯準備をしてきました。 約2年の準備期間を経てついに、このときを迎えられたことを本当にうれしく思っています。言葉の壁はありますが、これまで勉強してきた成果や私たちの持ち前の明るさを発揮して、積極的に交流をサポートしていきたいと思います。そして、これまで私たちが目標としてきた、細やかな気配りの行き渡ったおもてなしを心がけ、海外の皆さんに富山の魅力を少しでも伝えられるよう頑張っていきたいと思います。皆さんにとって、この富山大会が素敵な思い出になりますように!
問い合わせ
●第36回全国高等学校総合文化祭富山県実行委員会事務局<富山県教育委員会 生涯学習・文化財室内>
TEL.076-444-8907
FAX.076-444-4434
http://www.soubun2012.tym.ed.jp/