海、山、野の幸に恵まれた富山県の食の魅力を発信する「越中とやま食の王国フェスタ2012～冬の陣～」が2月11日(土・祝)、魚津市で開催される。魚津市では初めての開催。キャスター宮川俊二さんによる「講演会」、「キトキト！とやまの魚 親子で“すりかま” “カワハギハンバーグ”づくり体験教室」、「越中とやま冬の味覚市」、「越中料理と地酒を楽しむ会」などイベント盛りだくさん！　冬の陣へ、いざ出陣。

●ベニズワイガニ、寒ハギと、獲れたての幸いっぱい

　海、山、野の幸に恵まれた富山県の食の魅力を発信する「越中とやま食の王国フェスタ2012～冬の陣～」が2月11日(土・祝)、魚津市で開催される。魚津市では初めての開催。キャスター宮川俊二さんによる「講演会」、「キトキト！とやまの魚 親子で“すりかま” “カワハギハンバーグ”づくり体験教室」、「越中とやま冬の味覚市」、「越中料理と地酒を楽しむ会」などイベント盛りだくさん！　冬の陣へ、いざ出陣。

　富山湾に出現する蜃気楼の展望地として知られる魚津市。魚津港に水揚げされる海の幸が魅力で、特に、寒さ厳しいこの時期に獲れる寒ハギ(ウマヅラハギ)は絶品。柔らかな身、風味豊かな肝は一度食べたらやみつきになる。また、冬の味覚といえば、ベニズワイガニ。全国のカニ漁で使われている“かにかご”は魚津が発祥。そして、新鮮な素材を使った“かまぼこ”も魚津の特産だ。キトキトの魚介や農産物が集結する冬の陣は、そんな魚津の魅力に触れられるイベントとなる。

　「講演会」＜16:00～17:00、新川文化ホール・展示ホール＞では、キャスター宮川俊二さんが「食の魅力を探る～情報発信とブランド化～」をテーマに、富山の食の魅力を語る。宮川さんはJSA(日本ソムリエ協会)認定のワイン・エキスパートの資格を持ち、自身のブログ「キャスター宮川俊二のやさいな生活」では、ちょっと粋なワイン＆グルメの話題を発信している。講演会は定員200名(先着順)、参加無料。

　「キトキト！とやまの魚 親子で“すりかま” “カワハギハンバーグ”づくり体験教室」＜13:30～14:30、魚津もくもくホール＞では、魚津のキトキトの魚を使って、すり身を蒸すすりかまづくり、旬を迎えたカワハギを使ったハンバーグづくりを親子で体験できる。ハンバーグづくりはカワハギをはぐところから体験できる貴重な機会で、食育にもつながる。定員は親子15組で、参加費は1組2,000円(追加1名につき、1,000円追加)。

　「講演会」、「キトキト！とやまの魚 親子で“すりかま” “カワハギハンバーグ”づくり体験教室」ともに事前に申込みが必要。参加希望の催事名、郵便番号、住所、氏名、年齢、電話番号を明記し、はがき(〒930-0094　富山市安住町2-14　北日本新聞社営業局「食の王国フェスタ」係)またはFAX(076-445-3338)にて。開催が迫っており、早めの申込みを。「体験教室」のみ応募締切2月3日(金)必着。参加者には、後日、案内が送られる。

●冬の味覚市にいざ出陣

　「越中とやま冬の味覚市」＜11:00～14:30、海の駅蜃気楼、参加自由＞では、魚津の新鮮な魚介類をはじめ、揚げ蒲鉾、塩乾物、梨加工品、五平餅、農産物などが所狭しと並ぶ。カニの食べ放題(11:00～14:30)、貝・甘エビなどの浜焼きコーナー(10:00～14:00)も同時開催されるので待ち遠しい。会場の海の駅蜃気楼は富山湾に面し、眼前に大海原が広がる。冬の海を眺めながら味覚に舌鼓を打ちたい。

　「越中料理と地酒を楽しむ会」＜18:00～20:00、ホテルグランミラージュ＞は、“とやま食の匠”坂田修料理長考案のホテルオリジナルの冬の越中料理と地酒の魅力を楽しむ夕べ。こちらは、このほど定員(70名)に達し、残念ながら応募が締め切られた。冬の越中料理として、魚津港紅ズワイガニのガトー仕立て、カワハギの蜃気ロールグランミラージュ風、鰤大根煮旬彩風、とやま牛肉のロースト白ネギのソースなど、魚津の豊かな食材を使ったメニューが供される予定だ。

　なお、魚津では、2月5日(日)に「魚津かにの陣」、12日(日)に「魚津の朝市」が開かれる。水揚げされたばかりの鮮魚がずらり。焼き魚や熱々の味噌汁などが味わえる名物の朝市定食も楽しみだ。いずれも海の駅蜃気楼が会場。冬の陣とともに、魚津自慢の味覚に触れてみよう。

　越中とやま食の王国フェスタ実行委員会事務局では、「富山県の食の魅力を県内外にアピールするイベントです。富山湾の魚が美味しい季節。県東部の港町、魚津市で初開催となります。県外からの参加も大歓迎です。お待ちしています」と話している。

問い合わせ
●越中とやま食の王国フェスタ実行委員会事務局(富山県農林水産部 農産食品課内)
TEL.076-444-3271
FAX.076-444-4410
http://www.shoku-toyama.jp/