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2010年 1月 13日 [ トピックス ]
No.437-1:名称(ネーミング)募集!! 子育て支援・少子化対策施策に関する基本計画
平成21年6月に「富山県子育て支援・少子化対策条例」を制定した富山県。現在、この条例に基づき、子育て支援・少子化対策を総合的かつ計画的に推進するための「基本計画」を策定中だ。基本計画への関心を高めるとともに、親しみが持てるような名称(ネーミング)を1月22日(金)まで募集している。
●親しみの持てる名称(ネーミング)を一緒に考えよう
夫婦間の子ども数の減少、未婚化・晩婚化などによって少子化が進行するなか、家庭の子育て力の低下、地域の教育力の低下など、子どもが健やかに成長する環境が失われつつある。そこで富山県では、“子どもは地域の宝であり、未来への希望である。子どもの笑顔と元気な声があふれる活気のある地域社会を実現する”ことを目指し、平成21年6月に「富山県子育て支援・少子化対策条例」を制定した。現在、この条例に基づき、子育て支援・少子化対策を総合的かつ計画的に推進するための「基本計画」を策定中だ。
基本計画は本年度中にまとめられるが、この基本計画への関心を高めるとともに、親しみが持てるような名称(ネーミング)を現在募集中。現行の計画名称は「未来とやま 子育てプラン」となっている。
応募は、1月22日(金)まで(当日消印有効)。1.名称(ネーミング)、2.名称に込めた想い(200字程度)、3.郵便番号・住所、4.氏名(ふりがな)、5.年齢、6.電話番号を必ず明記し、郵送、FAX、電子メールのいずれかで応募。県にて選考し、応募作品の中から最優秀作品(1点)、優秀作品(3点)を選出。最優秀作品には1万円分、優秀作品に5,000円分の商品券を進呈する。なお、応募作品は未発表、自作のものに限る。作品は基本計画の名称やサブタイトルなどに活用される予定だが、一部修正して使用される場合もある。
●富山の未来を担う子どもたちを育てよう
基本計画についての中間報告によると、基本計画の期間は平成22年度から26年度までの5年間。“子どもの笑顔と元気な声があふれる活気のある地域社会”を目指し、「安心して子どもを生み育てることができる環境をつくる」、「仕事と家庭生活との両立が実現できる環境をつくる」、「すべての子どもが心身ともに健やかに成長し、次代の社会を担う者として自立できる環境をつくる」の3つの基本目標と、「家庭・地域における子育て支援」、「仕事と子育ての両立支援」、「子どもの健やかな成長の支援」、「経済的負担の軽減」、「子育て支援の気運の醸成」の5つの基本方針を掲げる。
具体的な施策として、「家庭・地域における子育て支援」では、放課後児童クラブの拡充、子育て支援ボランティア人材の育成、授乳室や妊産婦優先駐車場など子ども連れにやさしい施設・設備の整備促進、「仕事と子育ての両立支援」では両立支援推進員の派遣による事業主へのアドバイスと行動計画策定のための研修、事業所内保育施設への助成、新規学卒者をはじめとする若者の就職支援の強化、「子どもの健やかな成長の支援」では学校や家庭等との連携による生活習慣づくりの推進、結婚を希望する若者の健全な出会いの機会と交流の場の提供、親の力を高める施策の充実などが挙げられている。
県では、今年に入り、県内の大学生から直接、結婚観や子育て観などを聞き取る「学生との対話」などを行っており、若者の率直な意見なども基本計画に反映させていきたい考えだ。
富山県知事政策局では、「子育て支援・少子化対策施策に関する基本計画の名称をどしどしご応募ください。安心して子どもを生み育てられる元気あふれる地域社会を県民全体で考え、作っていきましょう」と話している。
問い合わせ
●富山県知事政策局(子育て支援・少子化対策担当)
TEL.076-444-4069
FAX.076-444-3473
http://www.pref.toyama.jp/cms_sec/1002/