- HOME : Toyama Just Now
- トピックス
- No.396-1:4月17日、立山黒部アルペンルート全線開通!
2009年 3月 25日 [ トピックス ]
No.396-1:4月17日、立山黒部アルペンルート全線開通!
北アルプス・立山連峰を貫き、富山県と長野県を結ぶ立山黒部アルペンルートに春の足音! 4月10日(金)の部分開通(電鉄富山~弥陀ヶ原、室堂~信濃大町)、17日(金)の全線開通(電鉄富山~信濃大町)に向け、美女平~室堂間の高原バス道路の除雪が進められている。「立山・雪の大谷ウォーク」100万人達成記念キャンペーンも展開中。
●大迫力の雪の壁、立山・雪の大谷ウォーク
北アルプス・立山連峰を貫き、富山県と長野県を結ぶ立山黒部アルペンルートに春の足音! 4月10日(金)の部分開通(電鉄富山~弥陀ヶ原、室堂~信濃大町)、17日(金)の全線開通(電鉄富山~信濃大町)に向け、美女平~室堂間の高原バス道路の除雪が進められており、雪原に美しい曲線を描いている。
3月から始まった除雪作業は、現在、標高2,000mの弥陀ヶ原まで到達。暖冬の影響からこれまでの区間では例年より積雪が少なく、順調に進展している。ただ、室堂付近の積雪は現在約5.4mとほぼ例年並み。室堂手前には、吹きだまりのため、特に積雪の多い「大谷」もあり、気の抜けない作業が続く。大谷では積雪が20mを超えることもあり、ここを走る道路を除雪してできる雪の壁の区間(約500m)は、「雪の大谷」と呼ばれている。
春の立山で楽しみなのが、「立山・雪の大谷ウォーク」<4月17日(金)~5月31日(日)10:00~15:15、参加無料>。雪の壁を見上げながら散策することができる春の名物イベントで、高さ20mに迫る雪の壁は圧巻。真っ白な雪の壁と青い空の美しいコントラストが心に深く刻まれることだろう。今年は“雪壁に刻もうメッセージ”エリアも開設。思い思いのメッセージを雪壁に手書きできるので、記念撮影のポイントとしても人気が集まりそうだ。
なお、平成6年から始まったウォークは今年で16回を迎える。参加した観光客は昨年までに累計87万人。ここ数年は期間中の参加者が10万人を超えており、今シーズンで100万人を達成する見込みだ。そこで100万人達成記念キャンペーンを現在展開している。100万人目には、アルペンルートペア乗車券・ホテル宿泊券(ホテル立山または弥陀ケ原ホテル)をプレゼント。100万人達成日には、来場者へ粗品のプレゼントもある。
また、100万人達成日予想クイズを実施。ウォーク累計参加者100万人達成日を予想するもので、4月17日(金)までにインターネット、もしくはハガキ(住所、氏名、TEL、達成日を記入)で、立山黒部貫光(株)営業推進部(〒930-0849 富山市稲荷園町2-34)へ応募。正解者の中から抽選で、アルペンルートペア乗車券・ホテル宿泊券(ホテル立山または弥陀ケ原ホテル)を3組に贈る。
●定期観光バス「たちやま」で新緑の美女平へ
6月以降の話題を紹介すると、6月1日(月)~30日(火)に室堂ターミナル屋上近くにファミリー向けの「雪遊び広場」が開設される。初夏の季節に、雪に親しめるのは標高2,450mの室堂ならでは。そりやスコップを使って親子で遊んでみたい。また、広場周辺と立山自然保護センターが全長約70mの「雪の回廊」で結ばれる。高さ5~6mの雪の壁が続くので、雪の大谷とはまた異なる趣きの景観を楽しむことができる。
美女平と室堂間を解説員によるガイドで、のんびり散策できる定期観光バス「たちやま」は、6月1日(月)~10月25日(日)に運行。今年は、季節によって立ち寄り散策のポイントを変えて、立山の魅力を紹介する。まず6月1日(月)~30日(火)に毎日運行する、たちやま「美女杉」号は、新緑がまぶしい美女平と剱岳の眺望が楽しめる国見の散策を設定。混在するブナとスギの景観や、野鳥の美しいさえずりに心を癒すひとときを。7月1日(水)~10月25日(日)の特定日に運行する、たちやま「高原」号では、称名滝を間近に見下ろせる大観台、高山植物が花咲く弥陀ヶ原、国見を散策。両号のコースともに、立山駅総合案内センターで受付(10:20~10:45)後、11:00発の立山ケーブルカーに乗車、14:30分に室堂着(解散)。参加費は、弥陀ヶ原ホテルでの昼食付きで3,000円。申し込みは、立山黒部販売予約センターへ(TEL.076-432-2819)。
立山黒部貫光(株)営業推進部では「<黒部の太陽>の舞台化やドラマ化、立山周辺で撮影が行われた映画<劔岳 点の記>の全国上映など、立山黒部一帯が注目を集めている。春ならではの雪の大谷の絶景や、巨木と出会える美女平、涼風が吹き抜ける弥陀ヶ原など、アルペンルートの魅力をぜひ、味わってほしい」と話している。
問い合わせ
●立山黒部貫光(株)営業推進部
TEL.076-431-3331
FAX.076-442-3431
http://www.alpen-route.com/