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2009年 1月 7日 [ トピックス ]
No.385-2:黒部の魚がカラフルなカレンダーに-5名様にプレゼント!!-
くろべ漁業協同組合(黒部市生地)は、黒部漁港に水揚げされる魚介をイラストで紹介した平成21年度版のカレンダーを作製した。サイズはA2判とB4判の2種類で、“黒部の魚”としてブリやヒラメ、キジハタ、アンコウ、メダイなど43種を取り上げている。
●イラストに方言名や水揚げ量を記載
くろべ漁業協同組合(黒部市生地)は、黒部漁港に水揚げされる魚介をイラストで紹介した平成21年度版のカレンダーを作製した。サイズはA2判とB4判の2種類で、“黒部の魚”としてブリやヒラメ、キジハタ、アンコウ、メダイなど43種を取り上げている。魚の消費拡大、地産地消の促進、黒部の漁業のPRなどを目的に、カレンダーに初めて魚のイラストや情報を盛り込んだ。
魚には、それぞれ標準和名と黒部漁港の19年度水揚げ量を記載。また、地元独特の呼び名を方言名として紹介している点が特徴だ。たとえば、近年漁獲が増えているキジハタを「ヤマドリ」、コラーゲンたっぷりのタナカゲンゲを「ナンダ」、細長い姿形のタチウオを「カタナ」、ベニズワイガニを「アカガン」、トヤマエビを「ボタンエビ」、アマダイを「クズダイ」というように、地元漁師らが昔から伝えてきた呼び方を添えている。
黒部沖では、魚の通り道を遮断するように網を張り、細かな網目に絡ませたり、刺したりして漁獲する刺し網漁が盛んに行われている。水揚げされる魚は少量多品種が特徴だが、ヒラメ(水揚げ量31t)やアカガレイ(11t)など、海底に生息する“底もの”と呼ばれる種類や、ベニズワイガニ(207t)などの水揚げ量が比較的多い。記載された水揚げ量から黒部の漁業の特徴を知ることができる。
●魚の駅「生地」には、カレンダーで紹介された旬の魚がずらり!
透明なイカや生きたヒラメ、紅色の手足を伸ばすベニズワイガニ‥‥。カレンダーで紹介されたキトキトの魚介が眼前にずらりと並ぶのが、黒部漁港敷地内にある魚の駅「生地」。黒部市生地の観光の際に訪れてみたいスポットだ。魚の駅「生地」は、くろべ漁協の直販施設で、獲れたばかりの新鮮な魚介が威勢のいい掛け声とともに売られていく。鮮魚のほか、生地で“塩物(しおもん)”と呼ばれる魚の一夜干しも種類が多い。昔から浜に伝わる保存食で、浜のお母さんたちが心を込めてつくった逸品。ニギスやカマス、アカガレイ、イカなどの素朴な旨味、滋味を堪能してみたい。
くろべ漁業協同組合では、「漁港のある生地地区でも地元で漁獲される魚について、案外知られていない。子どもの頃から魚について関心を持ってもらい、食べてもらいたいと、カレンダーを地元の小学校の児童にプレゼントした。地産地消につながることを願っている。魚の駅・生地では、観光客向けにカレンダーA2判タイプを1枚250円で販売しているのでぜひお土産に。くろべ漁協では体験教室として“魚のさばき方体験”、“生地の塩物づくり体験教室”も開催している。参加いただき、豊かな幸に恵まれた富山湾の魅力、新鮮な魚介を使った料理の醍醐味を感じてほしい」と話している。
なお、くろべ漁業協同組合から「黒部の魚・カレンダー」を抽選で5名様にプレゼントします。プレゼント応募フォームに、プレゼント内容「カレンダー」、・氏名・郵便番号・住所・メールアドレス・電話番号・記事を読んでのご感想をご記入のうえ、お送りください。<1月11日(日)締切り。発表は発送をもって代えさせていただきます。>
問い合わせ
●くろべ漁業協同組合・魚の駅「生地」
TEL.0765-57-0192 FAX.0765-57-0585
http://www.f-kurobe.jp/