■健康づくりのきっかけを、とやま健康パークで見つけよう
　健康への関心は持っているけれど、「何をすればいいのかわからない」「なかなか継続できない」という声がよく聞かれる。そんな中で今年７月にオープンしたのが、富山県国際健康プラザ（愛称：とやま健康パーク）だ。年齢や健康状態など、一人ひとりに合ったメニューで、無理なく楽しみながら健康づくりに取り組めるとあって、オープン以来、多くの人々が訪れている。
　特に注目したいのは、夜10時（日祝は夜７時）まで利用できるという点。トレーニングゾーン（最新のトレーニングマシンがあり、専任のコーチも常駐）、バーデゾーン（温泉を利用した「全身浴」「圧注浴」「ミストサウナ」など10種類の浴槽があり水着で利用）、プールゾーン（25ｍコースとリラクゼーションコースがある）、リラックスゾーン（露天風呂もある「湯治庵」やマッサージコーナー、瞑想室などがある）と４つのゾーンが１時間1,000円で利用できる。
　ウェア、タオル、バスタオルも渡してくれるので、手ぶらで行ってもＯＫ！　ふと気が向いた時にでも、気軽に利用できるのが、何ともうれしい限りである。

■家族揃って健康づくりに取り組む。これが、新しい休日の過ごし方
　また、休日に家族みんなで健康づくりというのも、上手な活用法。屋内にある「生命科学館（大人200円・子ども100円」）は健康的な生活習慣の大切さを学ぶ施設で、ゲーム感覚で健康度をチェックできるなど、参加体験型の展示が中心なので、子どもから大人まで楽しみながら健康づくりの大切さが学べるように工夫されている。また、毎月第２・第４の土・日曜日には公開実験を行っている。　屋外施設の真ん中に位置しているのは「じゃぶじゃぶ池（無料）」。冒険心をかきたてる岩や膝丈ぐらいのきれいな水場は、水遊びの大好きな子どもたちの人気スポットになっている。
　ウォーキングやジョギングを楽しむなら、「トリムコース（無料）」へ。膝に負担がかからないよう配慮されたゴムチップ舗装のコースは全長１ｋｍ。途中には７つのトリムポイントがあり、自分の体力に応じた運動をすることによってバランスのとれた健康づくりができる。
　年輩者の方々に人気があるのは、屋外にある健康遊歩道（無料）。素足で石の上を歩くと、足の裏のツボを心地良く刺激する。粗さの違う６種類の路面があり、歩き終わると、身体が軽く感じられると評判だ。

■生活習慣病が気になる人や健康増進など、目的に応じた実践指導コースが人気
　健康づくりの実践道場となる「健康スタジアム」では、医師と専門スタッフが一人ひとりにあった健康プログラムを作成し、食生活・運動・休養をトータルにアドバイスする「実践指導コース」も用意されている。高血圧、糖尿病、肥満などの生活習慣病に対応する「総合指導コース」、健康づくりを積極的に進めたい方を対象にした「健康増進コース」など目的に応じたコースがあるので、ぜひ体験してみてはいかがだろう。
＊実践指導各コースは要予約、別途料金が必要。

問い合わせ
●富山県国際健康プラザ（愛称：とやま健康パーク）
富山県富山市友杉151
076-428-0809